独断と偏見による見る前の診断です
・鑑賞に向いてない方
人間と怪物の戦いやサバイバルが見たい人
宇宙開拓者たちのSF的な奮闘が見たい人
前作プロメテウスはいまいちだったけどエイリアンシリーズだから見て>>続きを読む
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本作がウルヴァリンやプロフェッサーの老いを描いているとは知っており、それなりに覚悟もしてきたのですが、始まりのシーンからつらかったです。
立ち上がるだけで億劫そうなローガンは、悪漢たちに撃たれて無様に>>続きを読む
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1回目はシャマラン監督&マカヴォイの来日イベントで鑑賞し、公開日に2回目を見に行きました。
私は2回目のほうが面白かった。
1回目は、私が誘拐ものならではの要素を求めており、うまく楽しめませんでした>>続きを読む
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ハリー・ポッターシリーズは、原作も映画もリアルタイムで体験しました。
作品として見た場合は、途中で読むのをやめた期間もあったくらい(5巻じゃなく4巻です…)いびつさが気に障りました。手放しでの賞賛はで>>続きを読む
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初日にIMAXで鑑賞。始まって5分で手汗をかきはじめ全身で発汗して、エンディングまでひかなかったです。大量の情報と完璧な構図や映像によって得られた「やばい」「面白い」「エヴァで見た」「好き」「でも怖い>>続きを読む
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2014年の一連の騒動についてはあまり追っていなかったので、佐村河内氏の知名度や新垣氏がテレビにあれだけ出演していたこともすっかり忘れ、本作も非常に新鮮な気持ちで見ていました。
音楽に詳しくない人間で>>続きを読む
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私は、元ジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジン。前作で志半ばでシスに殺されたんだけど、フォースによって冥界から戻ってきたよ。今日は銀河ゆるふわ共和国まで、レポートに来ました。
おお、私の弟子たちがや>>続きを読む
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『スター・ウォーズ』公開順マラソン、四作目です。新三部作に突入しました。エピソード4の感想に書いたように、このエピソード1が私のファースト・スター・ウォーズです。
ですが、最近になって評判がよろしくな>>続きを読む
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『スター・ウォーズ』マラソン三作目。旧三部作を二日で見るのは非常にたいへん豪華なんですが、いかんせん駆け込みマラソンなので、銀河帝国よりも眠さとの戦いでした。
とにかくルークの登場シーンが素晴らしか>>続きを読む
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『スター・ウォーズ』公開順マラソン、二作目です。
あー…これは…エピソード4のほうが面白かったですね…。あちこちで指摘されてる事柄でしょうが、自分用に書いときます。
今作の欠点は、シリーズのマクロな構>>続きを読む
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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開を前にして、駆け込みでスター・ウォーズマラソンを始めたので、覚え書きを残しておきます。
その前に、私自身と『スター・ウォーズ』のこれまでのお付き合いについて説>>続きを読む
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劇場公開以来の鑑賞でした。『キングスマン』の余波&ニコラス・ホルト祭りです。ホルトくんを初めて見たのはこの映画だったなー。
主人公の希死念慮はそのまま世界への呪いだと思いました。ゲイの自分が受け入れ>>続きを読む
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マーク・ミラーのアメコミが映画化されるのは『ウォンテッド』『キック・アス』『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』に続いて4作目です。私は映画はぜんぶ見たものの、原作アメコミは『キック・アス』しか>>続きを読む
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1回目は2D字幕で鑑賞。正直なところ、あまり入り込めませんでした。でも、奇抜さのなかに王道の物語をぶちこむところなどは素晴らしいし、盛り上がりがすごかったので、その後Twitterやブログなどの感想は>>続きを読む
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とにかく、情報を出す順序、説明の仕方がへったくそ!!原作未読ですが、長い小説を短くするにあたって取捨選択が上手くいかなかったんだろな。説明下手なのに、主人公の目的や敵対者が変化していくストーリーなので>>続きを読む
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おそらく、今年一番のクソ映画になるでしょう。
私が今まで見たなかでは『デビルマン』の次にひどいと思いました。
チキンなので先に予防線を張っておきます。
鑑賞後にパンフレットを買って読んでいると「三池>>続きを読む
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『Him』こと『コナーの涙』の感想から続いています。
◯彼女、エリナーのこと
私は『Him』を「奥さんが失踪する話」と書きました。原題の『Disappearance』を「失踪」と訳したからです。でも>>続きを読む
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公開初日、海外ファンなどからオススメされていた『コナーの涙』→『エリナーの愛情』の順に鑑賞しました。見終わった直後は、キャッチコピーにある「カップルが愛を取り戻す映画」よりも「どうすれば喪ったものを元>>続きを読む
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好きな人に死なれる哀しみや苦しみとは、トムが滲んだインクで書いているとおり、自分の一部が切り取られて、故人と一緒にあちらへ持って行かれる感覚である。自分のなかに、ぽっかりと空虚な穴ができることだ。
こ>>続きを読む
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先にベネディクト・カンバーバッチが博士、ジョニー・リー・ミラーが怪物のバージョンを見て、一週間後に逆バージョンを見ました。
鑑賞前は、フランケンシュタイン博士の苦悩が自分の好みだろうと予想してたんです>>続きを読む
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「迷宮入り事件ネタと裁判ものは、感想書きにくいんだよね。オチがないから、作り手の意図が掴みにくくて困る」
「コリン・ファースとデイン・デハーンが出てるって情報だけで見に行ったんでしたっけ」
「うん。タ>>続きを読む
予告よりもずっと良いよ、という感想を受けて見に行ったのですが、本当にすばらしく面白かったです。
ザッツ・エンターテインメント! すかっとした!
魅力のほとんどは、着想の新しさでした。ヘラクレスさんは>>続きを読む
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恋愛ものはあまり見ないし、見たとしても洋画ばかりなので、鑑賞しながら「我が国の恋愛文化って、欧米とはぜんぜん違うんだったっけねえ」と実感しなおしていました。
日本の恋愛市場(敢えてこう呼ぶ)で勝負を>>続きを読む
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鬱映画は嫌いでも苦手でもないのですが、傷口にじわじわと塩を塗りこんでいく味わいだったので、破滅の予感強すぎ(;_;)堕ちてからも長い(;_;)まだ苦しめるの(;_;)で、途中からは時計ばっかり見てま>>続きを読む
この人気焼き肉店の営業も、とうとう3回目になりました。
注文は「肉!」の一言だけでOK。あっという間に、レバ刺しからジビエ、エイジングビーフ、モツ、ハンバーグなど、ありとあらゆる肉でテーブルがいっぱい>>続きを読む
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すんごくメタファーの多い映画、アメリカさんちの気風にあふれた映画でした。私はメタファー探しが好きなので、主人公の属性や生い立ち、読んでいる本や部屋のしつらえなんかを見て、色々と推測するのが楽しかったで>>続きを読む
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本作を一言で総括するのならば、居場所の定まらなさと先行きの不透明さを抱えたフランシスが、自己を受け入れることによって社会的な大人になるお話です。
しかし、私はこのストーリーラインのうえに「フランシスが>>続きを読む
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私が最初に原作を読んだのは、中学生のときでした。学校の図書室で、タイトルに惹かれて手に取ったのです。当時すでに、いかがわしい作品にも触れてはいたのですが、本作の不道徳さときたら群を抜いていましたね。「>>続きを読む
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私は「ザ・フォー・シーズンズ? 誰それ?」というくらい音楽に疎いので、本作はスルーするつもりでした。でも、マスクを被った人間、フランクをボーカルに据えたバンド映画『フランク』を見たところ「たぶん『ジ>>続きを読む
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色んな方々の感想読んでたら、人によって見方がぜんぜん違って面白かった。私には「売れてなくてブラックでクレイジーな『トキワ荘』もしくは『げんしけん』で、姫(フランク)を巡ってサークルクラッシュが行われる>>続きを読む
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リバイバル上映で鑑賞。私自身も再鑑賞です。
オチを知ってから見ると、あらゆる行動や仕草やセリフがテーマに繋がっていて、フィンチャー監督の細部へのこだわりに唸りました。手元に「上手い!」ボタンがあったら>>続きを読む
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9.11後のスパイものとして、珠玉の出来でした。ル・カレ作品は、一つくらい読まなきゃと思いながらも分厚さと複雑さに敬遠しちゃってるんですが、原作が素晴らしいからこれだけの作品に仕上がったんでしょう。敬>>続きを読む
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辛口の感想です。私は、韓国映画の特徴を「一点豪華主義」や「一点突破主義」と呼んでます。一つのテーマやネタに照準を合わせて突進した作品が多いからです。行き過ぎのきらいもありますが、一点を突き詰めた結果、>>続きを読む
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下ネタや性的ネタ、差別ネタについては、見る前に覚悟してたので、ショックはあんまりなかったです。局地的なネタのわりに、ストーリー自体は王道、定番なのでするすると違和感なく咀嚼できた。現代的な主人公が西部>>続きを読む
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一ヶ月前、「フライト・ゲーム」の感想で「90点にはならないけど、60点も割り込まない」と書いたのですが、本作も似たようなところにカテゴライズされる映画でした。
はっきり言って良作です。恋愛、家族、音楽>>続きを読む
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もはや「人生はただ一度きりでやり直しが効かないから愛おしい」なんておためごかしは聞き飽きたぜ!とばかりに、ティムは何度も何度もNGテイクを重ねていく。
私の大好きな小説家、北村薫は「小説が書かれ、また>>続きを読む