まるもさんの映画レビュー・感想・評価

まるも

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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.0

面白かったです!

炎天下で、スタジオで、室内で
じっとり汗をかいているシーンが印象的
あのウェットな雰囲気が
原作でどう描かれているか、
とても気になります。

どんでん返し
岩ちゃんがいいお芝居し
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

パリピを取り上げた最近の映画にしては、
やたらと煙草シーンが多いと思ったら
1990年代に描かれた
岡崎京子さんの漫画原作(未読)。

東京湾でバラバラにされて殺されたのは
散々ツルんで遊んでいたあの
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

東野圭吾さん原作。

連続殺人事件の殺人予告をされたホテルに
潜入捜査で乗り込んだ刑事(キムタク)、
その教育係を任されたホテルマン(長澤まさみ) のタッグ。
そのほかにもホテルを利用する
様々なお客
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

レディー・ガガは歌が上手い!(いまさら)
的をハズさない歌唱力あってこその映画、
クオリティをいち段高めていました。

でも音楽としてはブルースロックが好き。
ブラッドリー・クーパーって何者?
ってな
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.0

ダンボの母子の絆
戦地から帰還した父親とその子供たち、
そしてサーカス団ファミリーの絆。

子供の頃に観たディズニーアニメ(懐)は
耳が大きい容姿を蔑まされていた小象、
サーカスにいる他の動物とのやり
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

カンヌ国際映画祭パルム・ドールの
誉れ高い、とても良質な作品でした。

外国向けには、説明が足りないんじゃ…
と思うくらい、細やかな日本人の機微がありました。

貧しさと犯罪にまみれた疑似家族。

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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.0

原作未読。
小説が話題だったので気になっていました。
愛猫の引き取り手を訪ねて
旧友たちに会いに行く、猫と飼い主の旅。

役柄とストーリーと、猫愛が強すぎて
福士蒼汰さんが虚ろにみえます。
こんな役者
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.0

原作未読。
容姿の美醜と才能を差し引いて残る、
ふたりの欲望と狂気と駆け引きに注目。
後半「サロメ」の物語に累を投影させていく
展開なのだけども。

芳根京子さんはやっぱ(素が)可愛いんだし、
土屋太
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0

精神病だったお婆ちゃんの悪夢が
その娘と家族へ継承されていって…
そんなストーリーかと観始めたら、
なにこれ、想像を超えたラスト。

祖母→孫娘→娘→ピーターと
誰に焦点を合わせればいいのか
次に何が
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

痛風持ち(贅沢三昧)でワガママな女王アンと
女王の庇護のもと、
公私に渡って権力を振るうサラ。
没落階級からのし上がろうとするアビゲイル。
三角関係。宮廷スキャンダル。

理性より感情、全体より個人。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

フレディ・マーキュリーが
1970年代のロンドンでバンドに加わり、
Queenが誕生。1985年のチャリティコンサート「ライブ・エイド」までの軌跡。

あ、知ってるというのは2-3曲ですが 、
格好良
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.0

「なんでそうするんですか?」
「さあ?そういうものなのよ。」
茶道教室に通い始めた二十歳の女子ズと
先生のやり取りが面白い。
うん、確かに。なんでだろう?

一連の型(所作)を繰り返すうちに気がつく
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.0

原作は本谷有希子さん
(著書は読んだことがないのですが…)
語りの台詞が印象的でした。

「私は私とは別れられないんだよね」

頭から血を流しながら走る寧子
例えるなら、心を剥き出しにして生きる姿。
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.0

1973年の実話をベースにした物語。
男性優位主義の代表と対戦する
女子チャンピオンのテニスプレーヤー。

昨今、殊にフェニミズムやLGBT映画が
流行りですが、この話の時代から数えて
50年程の変化
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

観る者を惑わす突出した効果音や、
ズームアウトした映像の不気味な間合い、
誰にも感情移入できない俯瞰的な視点。

そんな映像に惹きつけられつつ、
話が進むほどに
じわじわと嫌〜な気持ちに……
………こ
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.0

謎の女性ELLE(三人称・彼女)に
振り回されるスランプの小説家。

物語がほのめかしている意図を
汲み取れなかったのですが、
不気味さ不穏さは味わえました。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

ニノ好きは見ておかないと、
ということで。

「犯罪者のいる日常で常識を歪めていく」
わかるような、わからないような…
兎に角シビアな環境なのだろうな。

検察官が起訴のために、自分のストーリーに沿っ
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

ちょうど映画と同じところまで
原作を読んでいました。

やられたらソッコーやりかえすみたいなところ、単にキレて暴力にはしる女子高生に見えて、
ちょっと残念。

『お伽の庭』読んでみたい(笑)

平手さ
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

シンガポール華僑の金満ぶりと
パーティの狂騒がものスゴかった。

友人の挙式。
田んぼを模した(?)会場装飾と
参列者の蝶が花嫁を迎える
コーディネイトが素敵でした。
バージンロードに流した水が
思っ
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