きのしたたかとしさんの映画レビュー・感想・評価

きのしたたかとし

きのしたたかとし

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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銃弾に倒れた人の名前を呼ぶ、
助けを求めて人の名前を呼ぶ、
そんな彼らの名前が刻まれた
血塗れの軍服が、命が
使い回される描写から始まるこの物語。
この数分のOPで彼らがどんな関係で、
どんな風に生き
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囚われた国家(2019年製作の映画)

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2027年の世界に引き込んでくれる
監視下に置かれた市民の生活模様も、
統治者の姿や荒廃した
世界の景色も良いし、
GPSを体内に埋め込まれ、
自由に行動できない中で、
彼らの目を欺くために
あの手、
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ウェンデルとワイルド(2022年製作の映画)

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『ナイトメア〜・ビフォア・クリスマス』
『コララインとボタンの魔女』
の監督最新作!!
ギアがかかるまで
ちょっと時間かかるけど、
かかってからはずっと
はちゃめちゃに楽しい
気持ちになれる映画でした
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アテナ(2022年製作の映画)

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怒りや苦渋に満ちた表情を映す接写から
機動隊や避難民、暴徒、
炎や花火の飛び交う暴動全体を映し出す
引きの視点への自然な切り替わりが
この怒りに満ちた世界へと
グッと引き込んでいく。
怒りや報復の果て
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

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親からの重圧や、
期待とは違う道を歩む人、
奇跡を信じる人に、
痩せるために歩く人…
歩く速度も、信条も、
性格もまるで違う人たちが
それぞれの思いを背負い
同じ場所に向かい歩くその道のりを
誰一人否
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ監督の映画の
最高のショットや、ビジュアル、
ドキドキ感を初めて映画館で
観た、体験した人たちが
ずーっと羨ましかったけど、
今日はその一人になれた
記念すべき日です。
「NOPE」最ッッ
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ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)

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「友達のいないあなたの
葬式には誰も来ない」
ってパーティで言われた主人公が
「10日以内に親友を連れてくる!」
って反論し、友人と思ってる人達に
会いに行くが誰も彼を
親友だと思ってないことがわかる
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ジェイコブと海の怪物(2022年製作の映画)

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「白鯨」「JAWS」「ピノキオ」…
海洋ロマンのいいところがギュッと
詰まった最高の映画でした!!!
海面に映る、海の中に潜む
少し陰った怪物の巨大感・神秘さ、
そして、帆船での戦いの
高揚感と絶望感
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

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あー…まだこんな映画が観れるのか…
って幸せを噛み締めながら観ました。
洪水、隕石、暴徒による反乱、
そして未知なるモノ…
これまで地球を破壊し尽くしてきた
エメリッヒ監督の総決算のような
展開の数々
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グレイマン(2022年製作の映画)

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痛い時は「ゔぅーん…」って唸るし、
なんかやらかした時は
「あ、やっべ…」って顔するし、
ライアン・ゴズリングはじめ
出てくる人みんなに人間味が
あったのがすごい良かった!
ドローンで撮影された映像っ
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呪詛(2022年製作の映画)

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体に描かれた呪文、湧く虫とお供物、
ループする景色…
観てると居心地が悪くなってくる
ビジュアル、風習の描き方が秀逸。
そして、POVの長回しで生まれる
緊張感もすごく良い。

冒頭で視聴者を映画に参
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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何度何度も間違って
それでもまた走り寄って
間違って…そんな間違いを
繰り返す彼らを見てると
呆れたり、喧嘩したり、
見放したりしても、
相手に向かって
走り出したくなるような恋って
なんかいいなぁ…
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HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

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ドリブル、シュート、ブロック…
バスケの映像が
惚れ惚れするくらいかっこいい
カメラワークでずっと撮られてて
シュートが決まる時、
ブロックに成功した時
思わず「うおお!」
って声が出ちゃってた…
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サークル(2015年製作の映画)

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家族がいるもの、子供、
妊婦は生き残るべき、
老人、病気持ち、同性愛者、
移民は優先して投票すべき…
と平等なはずの命の価値を
問う議論をするうちに
人間のどす黒い部分を
会話だけで炙り出す脚本がすご
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フッテージ(2012年製作の映画)

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光と影の対比が美しくてかっこいい
映画の質感と8mmフィルムのザラザラ感に
惚れ惚れしつつもしっかりと確実に
精神がすり減らされていくのがわかった。
「被写体」と「撮影者」がいて
初めて成り立つ「映像
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

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老人や知的障がいを持つ子、
いじめられっ子や怪物がただひたすら
強いものにいたぶられる前半がほんと
地獄で見るのやめよかな…ってなった…
けど、後半、怪物が暴れて、前半に
クズな一面を見せていた人たち
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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映画(映画館)はいつか消えて
なくなってしまうかもしれない
って不安でいっぱいになった
コロナ禍でしたけど、今日
「今は、まだ死なない」という
トムクルーズからのメッセージを
受け取って涙が溢れました
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オブリビオン(2013年製作の映画)

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侵略された地球のビジュアルも
ドローンや飛行機などのガジェットも
ドッグファイトやドローン戦の
カメラワークもめっちゃめちゃ
かっこよくて最高でした!!
詩や絵画、音楽などの文明に
触れて人間性を取り
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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その作品に触れた
昔も、今も、これからも
ずっと支えてくれる、
心の奥にある故郷のような
大切な作品がある自分には
涙無しでは観れない
大大大傑作の映画でした…
一つの作品が誰かの心に
少し風を吹かせ
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

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後の特撮や、ホラー映画の幽霊像に
多大な影響を与えたであろう
恐怖心を掻き立てられる
ネガ反転の幽霊のビジュアルと
甲高い声の幽霊の悲鳴が本当に見事。
初期の幽霊像に触れることができるので
資料的にも
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ディセント(2005年製作の映画)

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ロープやピッケル、懐中電灯を駆使した
洞窟探検シーンのワクワク感、
徐々に険悪になっていく仲に、
赤外線カメラに映る暗闇に潜む何か…と
大好きな要素が盛りだくさんの映画!
怯えるばかりではなく
片手に
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

空想特撮に魅せられた友達と
観てきました。僕も彼も
観終わったあと、マスクの上からでも
分かる満面の笑みでした。


【追記】
初代ウルトラマンのような
シリアスすぎない、ユーモアも交えた
ゆるーい雰
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地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

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カタコンベ(地下墓)の閉塞感、
暗闇を微かに照らすヘッドライト、
地下で鳴り響く黒電話、
暗闇にスッと映る何か…
子供の頃、暗い部屋や階段の先に
何か見えた気がしたり、
狭いところで感じたりした
あの
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

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一つの映画がすごく小さな
個人の世界を大きく変えていくワクワク感と
創作が好きな少年の目に映る
色鉛筆で描かれたカラフルな爆発や
カカシのモンスターが暴れる
妄想のシーンがすごい良かった。
ちょっとモ
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

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面白いところと面白くないところの
波がめちゃめちゃ激しいけど、
何か自分が打ち込めるものに出会った時の
あの高ぶる気持ちの表現と
ライブの躍動感はめちゃめちゃ
輝いていて最高でした!!
今もこの映画の
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

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古い企業体制、流通の負の面、
広告費、作者の罪と
作品の評価は切り離せるのか…
たくさんの主題にメスを入れ、
次々とあらゆる手で捌いていく
グルーヴ感がクセになる!!
電子書籍が主流になる中、
じゃあ
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武器人間(2013年製作の映画)

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手作り感あふれる
武器人間がカメラに向かって
わちゃわちゃ集まってきて
見せ場を作っていくのを
見てると少し微笑ましくなる
お化け屋敷みたいな映画!
共産主義のあれとナチスのあれを
がっちゃんこさせる
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パドルトン(2019年製作の映画)

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大切な人や友人の最期を受け入れる覚悟、
自分が安楽死を求め最期を迎える覚悟を
その時、持つことができるのかな…
いや、できないだろうな…って
最期について考えるうちに
胸がせり上がってくる
感じがして
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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背景が少しボヤけた、
主観・俯瞰の映像を
巧みに使いこなす
マット・リーヴス監督の
そこにカメラ設置するの!?ってなる
ゲームみたいな画作りがめっちゃ良い!
雨が止まない暗いゴッサムの街の
湿度が伝わ
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