久しぶりに心が満たされる映画見たかも。2時間弱で、きっちり人物を描きながら、戦争の愚かさやマイノリティ、アイデンティティ、親子愛、ユーモア、音楽…と盛りだくさん。ストップモーションアニメである意味も、>>続きを読む
数年ぶりに鑑賞。黒木華ちゃんは、ここから一気に注目されました。そんな華ちゃんが観たくて劇場まで足を運びました。今や、テレビや映画で大活躍されていて嬉しい限りです。
顔立ちが昭和的だというのが起用され>>続きを読む
優しくて、あったかい映画でした。児童虐待や教育にフォーカスをあて、桜ヶ丘という町の中で3つのお話が描かれています。
それぞれが同時進行で進んで行きますが、決して交差することはなく、しかしキチンと共通>>続きを読む
ゲイ版SATC。コミカルで賑やかに友情や恋愛模様が繰り広げられる。人種やセクシャリティにおけるマイノリティ問題に切り込みながらも、真面目になりすぎず、基本的にはくだらない下ネタやオゲレツに溢れてるから>>続きを読む
大筋は変えず、台詞など所々現代的なアプローチになっている。その辺は個人的には悪くなかったかなぁ。今実写化したことへの意味は感じる。
ピノキオがはじめから良い子で、小憎たらしさが消えた為、オリジナルよ>>続きを読む
とんでも映画を見てしまったと。あの有名な原作を元に、逆にここまでのものが出来てしまうなんて驚きです。まず、怖くない上に、30分で終わりそうな話をダラダラと。もっと色んなエピソードが見られると思ったのに>>続きを読む
閉塞的な村で起こった女児失踪事件をベースに、さまざまな人間模様が描かれるサスペンスドラマ。いわゆるミステリーものではなく、あくまでも何かを失うことによって変わっていく関係性や出来事を中心にしたヒューマ>>続きを読む
肉食動物と草食動物が共存し、作り上げた街ズートピアを舞台に、新任警官のうさぎと詐欺師のきつねが繰り広げるバディムービー。
本作の差別や汚職など、現代社会における様々な問題をディズニー映画らしさを持っ>>続きを読む
移り変わりゆく鮮やかな日本の四季の中で、青々と伸び、成長していく若葉のような清い恋心描いたアニメーション。やや誇張した色遣いで描かれたファンタジックな背景は、相反するように語られる人物の心情をむしろ生>>続きを読む
ドラビアンナイトの「もしも、ドラえもんが道具を使えなくなったら」でもなかなかハラハラしましたが、今作ではドラえもん自身ににピンチが訪れ、ひみつ道具を無しに悪に立ち向かうのび太達が見られます。ドラえもん>>続きを読む
高校演劇を通して少女達が成長していく青春ストーリー。
友情や将来への不安、渇望、好きなことに向けられる情熱。
そんな有り触れたものが、キラキラと眩しいほどに輝いていた。
ももいろクローバーZというキ>>続きを読む
B級グルメの監督と聞いて納得しました。
ファミリー映画への意識がしっかりしていてテンポの良さやギャグを中心とした構成に子どもの期待は裏切らないかと。
笑って熱くなってドキドキ出来る作りになっています。>>続きを読む
前編を早く読み進めたいミステリー本だとすると、後編はじっくりと読み進めたいドラマ小説と言ったところ。
何故この映画のキャストをオーディションにしたのかと疑問だったが、なるほど。学校裁判という劇中劇を>>続きを読む
まあ、何とも褒めるところが少ない映画でした。報奨金を目的に集まった10人の男女。しかし、参加者の一人が死体で発見され、そこから殺人ゲームが始まってしまう、というよくあるタイプのものです。
原作は未読>>続きを読む
グッドフィールムービー!お馴染み、ピーナッツの仲間たちがCGアニメになると聞いて楽しみな反面不安でしたが、オリジナルを踏襲しつつ、ファミリー映画として過不足ない仕上がりに。
とにかく不安だったのは、>>続きを読む
本当に今更ながらの鑑賞。大人になった主人公が高校生の頃に失った恋人との思い出を回想していく作りになっていて、現在と過去を行き来する作り。ただ、現代パートにそこまで魅力を感じず、この構成が果たして効果的>>続きを読む
新生児取り違えによるふた家族の混乱と愛情。外からすれば、血のつながりより心の繋がりが大切だと言えるものの、本人達にとってそう簡単に噛み砕いて、飲み込める話ではないわけです。これまで一緒に過ごしてきた時>>続きを読む
昭和が終わろうとしている時代。夏だというのにどこか鬱屈とした閉鎖されたようにすら見える町。自らの体を流れる抗えない真実に向き合う青年。衝動と欲。匂い立ちこめる文学臭さに妙な居心地の良さを感じる。決して>>続きを読む
大阪の鉄道、阪急電車にたまたま乗り合わせた人々が起こす小さな出会いの奇跡を描く。終始穏やかな目線が貫かれることで、ゆるやかなストーリーも平板にならず、むしろ居心地よく感じさせている。メインの中谷美紀、>>続きを読む
ロボットという無機質な存在が感情を持つ映画、というのは今までにいくつも作られてきています。しかし、これだけ純粋でいじらしく、愛に溢れたロボットがいたでしょうか。
相手を思うこと、愛すること、愛する人>>続きを読む
若干思い出補正がかかってますが、ドラえもんの映画の中でも何度見返しても好きなタイトルです。
個人的に、ドラえもんのひみつ道具に制限がかかったり、ひみつ道具に匹敵するものを敵も持っているという設定が好>>続きを読む
傑作ホームドラマであると共に、時代の転換期における小さな混乱を描いた人間ドラマのように思う。
終戦からそれ程の月日が経っていない間に作られた映画だ。しかし、この作品の中には戦争に関連する事柄が、>>続きを読む
のちに「クレヨンしんちゃんシリーズ」や「河童のクゥと夏休み」を手がける原恵一監督作。戦国時代の田舎村を舞台に、のび太の祖先であるのび平の成長と仲間達との友情を描いている。40分という尺の中で、起承転結>>続きを読む
「昔はよかった」という言葉が溢れる現代。特に昨今、TVなどを見ていても「昭和の歌」なんて特集が組まれていたり、昭和を舞台にした映画も昔より増えた様な気がする。オトナになると「懐かしいな」と思う事が一度>>続きを読む
シリーズ8作目。隠れた秀作です。
なんといっても、しんのすけが憧れる特撮キャラクター「アクション仮面」が見せる勇姿に目頭を熱くさせられます。大人から見れば特撮ヒーローはあくまでもフィクション。しかし>>続きを読む
劇場版7作目。前二作でとにかく自らの趣味趣向を突っ込みまくってきた原恵一が本作のメガホンも握っています。今回は特撮。話そのものよりもこれがしたかったんじゃないかと言わんばかりに、巨大な存在が町を破壊し>>続きを読む
クレしん映画7作目、「わくわく温泉大決戦」と同時上映された短編オムニバス。水島努監督らしく、2,3分の短編アニメーションを実に小気味好いテンポでみせてくれます。中でも傑作なのは、みさえがある問題を解決>>続きを読む
「かすかべ防衛隊、しんのすけをまもるぞ」「おしっこもらしそう」「もらしたっていいじゃないか」「ひっかけてやればいいわ」。しんちゃんの映画はいつもそうだ。相手がどれだけ巨大な敵でも、凶悪な組織でもみんな>>続きを読む
個人的にはピクサーの最高傑作。どこか愛嬌のあるモンスター達が子ども達の叫び声をエネルギーに生活している世界。子どもの頃、誰しもがベッドの下やカーテンの隙間なんかに何かがいそうだと思ったことあると思いま>>続きを読む
現実を見せる為のファンタジー。現実から目を背ける為のファンタジー。いずれも、ファンタジーは現実に根付いているという法則の下に成り立っている。テリー・ギリアムは単なる幻想世界を見せるのではなく、そこに真>>続きを読む
二度鑑賞しましたが、二度目の方がやはり伏線の張り方の面白さに気付けて楽しかったです。ジャンル的にはサイコサスペンスになるのでしょうか。人間の心理をテーマにしていて、わりと入り組んだ話になりそうなのです>>続きを読む
昔ドラえもん見てたな、ぐらいの方には良いのかも知れません。ドラえもんの中でも有名な感動エピソードを寄せ集めた作品。といっても、オムニバスではなく一本の作品として描いています。なかなかうまく纏まってはい>>続きを読む
モーテルを舞台に起こる怪事件という、大方使い古されたハリウッドホラーをパロディに。ホラーあるあるがたっぷりなので、ホラー好きな方、スクリームシリーズが好きな方なんかは特に楽しめるのではないでしょうか。>>続きを読む
なんと隙が無く、かつ冒険心に溢れる作品なんでしょうか。見終わったあとに思わず唸ってしまったのを思い出します。まず、前2作とはがらっと雰囲気を変え、脱走ものやサスペンス、ホラー要素を加えてきています。前>>続きを読む
人気CGアニメーション第2弾。あの頃よりも、幾分にもCG技術が発達した為、人間が多く姿を見せ、おもちゃの世界をのぞき込むワクワク感は減少してしまったように思います。その反面、描くことの出来るアクション>>続きを読む
ピクサー劇場作品一作目、どころか劇場公開された世界初のCGアニメーション。ここから今日のCGアニメーションブームがはじまったと言うだけでも、見る価値のある作品です。
この作品が実に優れているのは、ス>>続きを読む