今作は一言で言って、軽薄。
主人公、デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)がとにかく自己中だ。好き放題やって、保守的な修道院で変革を起こし、ついにはローマ法王の御前コンサートを大成功させてしまう。なにも>>続きを読む
若き日のハーロックとトチロー、そしてエメラルダスの物語はひたすら熱い。外宇宙で地球人がイルミダス星人との戦いに敗れ、難民化していた中、ハーロックたちは己が信じる物のためにだけ、自分たちの旗の下にだけ、>>続きを読む
19年ぶりの新作。今回のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)はなんと60代になりながらも、息子マット(シャイア・ラブーフ)と大冒険を繰り広げる。わかりやすいギャグ、次から次のアクションを咄嗟>>続きを読む
フォロワーさんから(2年以上前に)薦められたので鑑賞。
ユダヤ系であるスティーブン・スピルバーグが「ミュンヘン五輪虐殺事件」を題材に描いた社会派作品なのだが、僕はユダヤもイスラエルもパレスチナも知っ>>続きを読む
《あらすじ》
人間とヴァンパイアとゾンビの共存する田舎町にエイリアンが飛来。人間とヴァンパイアは互いに相手がエイリアンと手を組んだと誤解し、殺し合いを始める。ゾンビはエイリアンが来たせいで脳みその缶詰>>続きを読む
一か月以上自宅待機していると、観たい映画も尽きてきたので、避けてきた大長編にチャレンジ。
本作は主演:ケビン・コスナー(『ボディガード』など)、監督・製作・脚本:ローレンス・カスダン(『スター・ウォー>>続きを読む
原作、アニメ版、コミック版のファンだけど、なぜか実写版は未見だったので暇つぶしに鑑賞。
物語は、ちょっと複雑な設定を福沢祐巳(未来穂香)のモノローグとセリフで簡潔に説明し、原作に忠実に進行する。女優た>>続きを読む
《あらすじ》
夫ライアンと弁護士のジェス(サラ・ミシェル・ゲラー)の幸せは、ライアンとは正反対の、粗暴な弟・ローマンが保護観察付きで出所してきた事で崩れ始める。そんなある日、兄弟は交通事故に遭遇、2人>>続きを読む
ヒュー・ジャックマンはウルヴァリンよりも今作のダメ男ぶりがよく似合う。さんざん失敗を重ねてきたくせにすぐに調子こいて大勝負に出ては、負ける。バカじゃねえの?(笑)
そんなダメ親父を支えるのは賢い息子マ>>続きを読む
刹那的に殺人を繰り返すバカップルの逃避行を過激に描いたバイオレンス映画。フィルム、VTR、アニメ合成など、MTV風の目まぐるしく移り変わる映像はまるでオリバー・ストーンの狂気が乗り移ったかのようだ。も>>続きを読む
『惑星ソラリス』を鑑賞するのは三回目である。
一回目は東京12チャンネルの深夜放送(1979年?)。吹替え版で短く編集されていたので観やすかった。
二回目は名画座のタルコフスキー大会(1980年代前半>>続きを読む
寡黙で美学を貫くドライバー(ライアン・オニール)、犯行現場を目撃したのにドライバーをかばう女(イザベル・アジャーニ)、ドライバーを執拗に追う刑事(ブルース・ダーン)など、本作と映画『サムライ』(196>>続きを読む
前衛的な演出と凝りまくった作画で織りなす『マトリックス』のオムニバス・サイドストーリー。いずれもクリエイターたちの個性を生かして溢れんばかりのイメージを爆発させている。
しかし、設定説明は一切ない一見>>続きを読む
《あらすじ》
東南アジアの麻薬シンジゲートを牛耳る大物マフィア、チャイバ逮捕のため、香港警察と中国人民武装警察部隊が手を組んで捜査に乗り出す。
香港警察からはチェン・カクー(ジャッキー・チェン)を、中>>続きを読む
《あらすじ》
平和主義の植物学者ベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)と、元傭兵のチョン(テイラー・キッチュ)は、極上の大麻を栽培して大成功を収め、共通の恋人・オフィーリア(ブレイク・ライブリー)とラ>>続きを読む
マトリックス三部作最終作。
相変わらず迫力あるバトルをたっぷりと見せつけてくれ、クライマックスがいったい何回あるの?状態だ。
だが、真のクライマックスであるネオ対エージェント・スミスのタイマンはそれま>>続きを読む
《あらすじ》
神々と人間が共存する古代エジプト。ある時、神々の王オシリスは玉座を息子ホルスに譲ろうとするが、それを快く思わない王弟セトが反乱を起こして兄オシリスは殺され、ホルスは両眼を奪われる。一方セ>>続きを読む
前半は、九州の炭鉱内での殺人事件。犯人は体長8メートル(どう見てもそんなにはない)、体重1トンのメガヌロンである。巨大怪獣も怖いが、人間よりちょっと大きい怪獣もまた恐ろしい。なにせメガヌロンは家の中>>続きを読む
さえないオタク男子高校生が軽い気持ちでヒーロー、キックアスになろうとするんだけど、もともと弱っちいから悪人に返り討ちにされてしまうのが爆笑。でもそれを救ってくれるのが殺しの英才教育を受けた女子小学生、>>続きを読む
《あらすじ》
連邦捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、記録データから再構成される過去(4日と6時間前)の映像を見るシステム「白雪姫」を使ってなんとか爆破テロの犯人を逮捕する。やがて白雪姫>>続きを読む
本作は、アナキンの苦悩や、パドメ・アミダラとの禁じられた恋愛、ジャンゴ、ボバのフェット親子登場、ドゥークー伯爵の暗躍、そしてクローン軍団誕生などなど見どころタップリ。
アクションも空中カーチェイス、>>続きを読む
高畑勲の才能が存分に発揮された傑作。
ストーリーも設定も暗くて、これを『東映まんがパレード』(のちの『東映まんがまつり』)の一本として上映するのはどうかしている(笑)。しかし、本作には後のジブリアニメ>>続きを読む
あの『ゴルゴ13』(さいとう・たかお/さいとう・プロ原作)を『エースをねらえ!』『あしたのジョー2』などの出崎統(監督)、杉野昭夫(キャラクターデザイン・作画監督)、小林七郎(美術監督)、高橋宏固(撮>>続きを読む
舞台は前作のジャングルから今作はロサンゼルス。冒頭から刑事もギャングもプレデターも車や建物などを壊しまくるので観ていて気分爽快。さらに中盤の地下鉄襲撃など全編に渡って見応えあるバトルばかりだ。
今回の>>続きを読む
《あらすじ》
殺し屋ジェフ・コステロ(アラン・ドロン)は、依頼を受けてナイト・クラブのオーナーを殺害するが、その日、出演していたピアニストの女性ヴァレリーに顔を見られてしまう。警察はジェフに目をつける>>続きを読む
1作目より予算(1億5000万ドル)をかけており、全ての面においてグレードアップ。マトリックス内の描写もより豪華になっただけでなく、人類の最後の砦「ザイオン」の住人達も克明に描かれる(祭のシーンは退屈>>続きを読む
スカーレット・ヨハンセンが覚醒して次々と韓国マフィアどもを撃ち殺していくシーンはスカッとさせてくれる。ところがどんどん強くなり、一瞬で大勢の人間を眠らせたりするのでもう戦いにならない。後半は台北の街中>>続きを読む
《あらすじ》
カリフォルニアの小さな町ピコムンド。トーマス(20)はダイナーのコックだが、持ち前の霊能力で悪霊ボダッハの群れを目撃。どうやら町に大虐殺の危機が迫っているらしい……。
トーマスが悪霊と>>続きを読む
【ストーリー】
高速道路建設のために、町全体が強制退去を余儀なくされ、もうすぐ離ればなれになってしまう親友同士の少年タック、アレックス、マンチ。明日がいよいよ別れの日という時、突然、街中の携帯電話に砂>>続きを読む
ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン、夢の共演。クールなプロボディーガード、フランク・ファーマー(ケビン・コスナー)がちょっとわがままな大スター、レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン>>続きを読む
《あらすじ》
時は幕末。新撰組の前に立ちはだかったのが尊王派の坂本龍馬(渡辺謙)率いる海援隊。坂本龍馬は女好きの遊び人。しかも新撰組の剣豪、沖田総司(牧瀬理穂)が実は女”であったことを知り、恋してしま>>続きを読む
ポール・ヴァーホーヴェン監督らしくバイオレンスとグロテスクとエロに溢れた一本。ポール・ヴァーホーヴェン監督にとっては、ケヴィン・ベーコンが透明人間化した副作用で凶暴化し、不法侵入、レイプ、殺人など犯罪>>続きを読む
設定、ストーリーはそれほど悪くないし、多脚砲台軍団の活躍シーンでは怪獣映画並みの盛り上げを見せてくれる。最大の売りであるフル3Dライブアニメは手描きでは出来ない滑らかな動きだ。だが、キャラクターデザイ>>続きを読む
《あらすじ》
何の目的もなくただ漠然と生きている平凡な高校生・山本陽介(市原隼人)は、買い物の帰り道に美少女、雪崎絵理と出会う。 絵里は、チェーンソー男と遭遇した時からなぜかスーパーパワーを得て、それ>>続きを読む
高瀬(柄本時生)、森野(川口春奈)、沼田(ゴセイレッド)ら生徒たちにバカにされている川辺先生(石原さとみ)とへっぽこな勝海舟(玉木宏)が互いに自分の姿を重ね合わせることにより成長していくドラマは感動的>>続きを読む
冒頭の透明人間がガムを噛んで吐き捨てるカットにビックリ。1990年代初頭はここまで特撮技術が進んでいたっけ? でも科学者がキーボードにコーヒーをこぼしたらなんと火を噴き出し、たちまちコンピュータールー>>続きを読む