剥き出しの感情が切れそうで切れない糸みたいに最後まで繋がっていた。そして、効果音の使い方が秀逸で、撮影時に実際に流したり、役者の音だけを聞いてOKを出す程のこだわりも納得です。セリフにも音程に近いもの>>続きを読む
思春期の危うい感情が抑えられず、暴れだす爆発する、まさに傑作。長回しの踊れ狂うシーンが忘れられない。将来への希望と不安が同居していて、まさに青春の1ページ。大好きな映画です。
もうカッコいいよね。
最初から最後まで。
最高に悪くてでも、憎めなくて
もう最高にダサくてカッコ悪くてでも、
バカみたいに儚くてカッコいい。
こんなに素晴らしい映画はまたとない。
裏切りの連続で、人間の表と裏がとても上手に描かれている。看板の表と裏みたい。
フランシス・マクドーマントのラストシーンのお芝居がとにかく心を揺さぶる。あの笑顔が全>>続きを読む
人生ってそうだよねって。
家族の何層にも重なり合う複雑な感情と関係性そして、主人公のもどかしさや感情の流れが手に取るように伝わって面白い。とにかく対比が見事で画も音もカットも全部が心地よくて大好き。
試写会にて鑑賞。
アキ・カウリスマキ監督作品初心者です。
心が揺さぶられるというよりは余韻が深く、考えさせられるというよりは気づかされる感じ。知らない世界の片隅での出来事を、社会の理不尽を、社会の底辺>>続きを読む
『牯嶺街少年殺人事件』に完全に魅了されました。
それは光ではなく幾層にも重なった闇に。暗闇に浮かび上がる街灯に。
街灯が照らす描写に。
青春期のきらめきとゴッドファーザーのような残忍さに。まさに人生の>>続きを読む
はじめてのオリヴェイラ作品でした。
事前にレビューを見させていただきましたが「理解出来ない」「わからない」「演劇的」「なぜセリフを2回言うのか」など疑問が残るというレビューがとても興味深く、鑑賞前か>>続きを読む
