Primrosehillさんの映画レビュー・感想・評価

Primrosehill

Primrosehill

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

ずっと観たかったソフィア・コッポラ初の監督作。
悲しい結末も暗さを感じさせない、眩いばかりの少女達の輝く金髪に白さ、キラキラ降り注ぐ木洩れ陽。
少年達のナレーションにより進行するため、少女の内面は謎に
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.9

14歳の少年のひと夏の成長物語。
ルールに厳しく偏見に満ちた愛情のない大人と対照的に、自由でハチャメチャだが分け隔てなく付き合える、心ある大人のステキなこと。
サム・ロックウェルなしには、少年の夏の成
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.5

ほとんどが登場人物の心の中の声で語られ、妄想か現実かわかりにくい。
カメラもホームビデオで撮影しているかのようなブレ感があり、夢の中を彷徨ってるようである。時系列もわかりにくいため、そういう映画だと理
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

戦時中を明るくしてくれた楽しい歌やダンスの物語、と勝手に想像していたが、全く違ってかなり重い内容だった。
タップダンスに魅入った。主人公が大谷選手にしか見えなくてなって多少集中力欠いてしまったところも
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.9

何が真実なのか?次々と明るみになる事実や新たな展開に、考えながらドキドキしながら、まるでサスペンス映画のように観た。
幼少時代の記憶やDNA、人種という根深いものがあるだけに簡単には理解できないのかも
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.6

図書館という公共施設で起こった一夜の出来事。
政治や警察、メディアをユーモアたっぷり、風刺的に描いている。
登場するホームレスにも悲壮感がなく、
イベントを楽しんでいるようで明るい気持ちで観れる。
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

海や川、夏を感じる映画が観たくて借りてみた。
近しい人との別れがあり、孤独な三人の心温まるロードムービー。
アウトローで善人とは言えない主人公だが、分け隔てなく気持ちで接することができる人の言動が感動
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エリザベス(1998年製作の映画)

3.9

もともとエリザベス似のケイト・ブランシェットの出世作だそうだが、即位前のまだあどけない20代前半からヴァージンクイーンとして決意するまでの恐らく20年弱の内容の中、エリザベスがどんどん権威溢れる女王ら>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

舞台は80年代のイギリス。80年代にブルーススプリングスティーンのウェンブリーツアーに行った自分としては、楽しみにしていた映画であった。
イギリスの風景、ファッション、カセットテープ、ウォークマン、懐
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グッド・ワイフ(2018年製作の映画)

3.4

セレブ世界に興味のない人には全く面白くないのかもしれない。
1980年代のメキシコの上流階級。80年代ファッションあるあるの肩パッドは世界共通だったのを確認。
当時のセレブファッション、豪邸インテリア
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

登場人物全員、個性溢れる自由なアメリカのハイスクール。
青春ものといえば、人間関係トラブルやマウントなどが関係しそうだが、至って明るく、ハッピーな雰囲気に満ち溢れている。
卒業式前日からの1日と少しだ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.2

初見で結末を知らずに観ると辛さとあと味の悪さが尾を引き、映画自体の評価も低くなることだろう。
その辛さで以前観てから封印してきた本作、二度目の視聴だったが素晴らしさに感動した。
本作でもイーストウッド
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

エマの登場シーンがとても印象的だった。
レア・セドゥのいつもと違う雰囲気に魅了され、主人公目線で魅入ってしまった。
映像の美しいシーンが多々あり、フランス映画独特の雰囲気。ただ、179分は長すぎる印象
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.4

辛くてイライラする場面が多いが、少年のデカプリオの寂しげで満たされない役の似合うこと。
デニーロも器の小さい、田舎の嫌〜な夫、父親役を完璧に演じていた。
ひと昔前の田舎で義父に虐待されながらの窒息しそ
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.3

この手はハマる人とハマらない人が分かれるのでは?
教訓めいたところが見受けられるが、低予算のため「it」なるものがヴィジュアル的に安っぽく見えて怖さより突っ込み要素満載の感が。
舞台の寂れたデトロイト
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.2

ん〜、軽く観るにしても物足りない。
ストーリー読める上に、かなり浅い。そこまで笑えず。
序盤のワクワクが尻すぼみに。
セレブなリゾートや、美しいアンハサウェイの衣装が毎度変わって楽しめた。
まあ、退屈
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.8

寒々としたロシアの風景に、冷え切った愛のない家庭。夫婦の会話を立ち聞きしてしまった少年の声を殺した嗚咽に胸が張り裂けそうになる。
夫婦の罵り合いに、やる気のない警察官の態度、ロシアの政治情勢や世界が終
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.3

ホラーなのか、「ゴースト」のようなロマンティックラブストーリーなのか‥という予想は見事裏切られた。
台詞がほとんどない静かな映画、長回し。
覚悟してキチンと観ないことには退屈してしまう映画だ。
台詞も
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.5

映画作り手側の裏事情、いろいろな調整役があるものだと単純に面白かった。
複数の映画の撮影シーンや上映があり、映画への愛とオマージュが感じられる。
オムニバスのように豪華キャストが次々出演して楽しませて
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.9

サリンジャーも本のタイトルも、恥ずかしながら名前を知っているだけではあったが、本が読みたくなる、隠れた良作映画であった。
裕福な家庭で育った雰囲気と繊細さ、戦争の体験から受けた精神的な苦痛をニコラスホ
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

ゆったりした空気感、スローモーション、夜のカフェやバー、街灯がどこかぼやけた、霞がかった夢の中のような心地よさがある。
失恋から場所を変えての新生活の中で傷みを抱えた人々と出会い、成長しながら自分の気
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.9

父と娘の物語に弱い。ジャケット、タイトルから号泣覚悟して臨んだが期待を裏切らず。
親子の無償の愛。二人での生活は幸せで楽しく輝いていた。
優等生のまま成長したのだろう。
頑張りすぎる自分の支えに愛情は
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アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2015年製作の映画)

3.8

1980年代のΝYは最も危険で、この時期によそものがビジネスすることの恐ろしさ。
主演の二人がハマり役。
オスカーアイザックの正直で我慢強い真っ直ぐな眼と、したたかで強い妻。
最初からずっとドキドキし
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.5

想像どおりの心温まる優しいストーリー。
アメリカでは有名な人気司会者の実話らしい。
親子のわだかまりはなかなか解消しないものだが、こんな神のような第三者の介入で大切なことに気づけるといいなと思った。
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.5

スペイン映画らしい鮮やかな色彩が美しい自叙伝映画。現在のシーンに回想シーンが並行して進行していく。
会話メインの静かな展開に回想シーンが混じると、さながら夢を見ているようで、ついうとうと‥
見過ごしシ
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幻の薔薇(2009年製作の映画)

3.4

フランス人気女優レア・セドゥ主演のお洒落なフランス映画。
カメラのカットやフランスの風景、ファッション、インテリアやレア・セドゥのヌード、流れる空気感も全てがお洒落。
戦後の消費主義の批判が込められて
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.2

薔薇が印象的な映画で辿り着いたが、真っ赤な薔薇が出てくるのは冒頭とラストのみ。
ふとしたきっかけで、誘われるように闇の暗い世界に引きずられていく。
デヴィッド・リンチ作品を期待して観たが、嫌悪感の割に
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マンハッタン花物語(1995年製作の映画)

3.2

ストーリーとしては極々普通のありきたりなロマンティックラブストーリー。
お花屋さんや、屋上庭園や花束、スターリングローズ、お花好きな人にはときめく場面が沢山。
若いクリスチャン・スレーターが優しい王子
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

初見ではなかなか理解が難しい!
でも面白い!
前日に90年代のわかりやすい映画を観たせいもあり、近年の映像や音響、ストーリーの難解さなど全ての進化に驚き!
冒頭からいきなりアクションシーンの連続で引き
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.5

ジャケットが印象的でずっと気になっていた映画。
ストーリーは至極わかりやすく明快、ハチャメチャで笑える場面が多々ありながらも、しっかりとメッセージ性を残している。
死を意識しながら残された時間をどのよ
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

いたずらっ子3人のコメディかと思いきや、意外にもユニークだがまともな子ども達。そのため万人からの共感ポイントがあり、親しみがもてる内容となっている。 
等身大の子どもよりは、大人の方が当時を懐かしみ楽
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ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

3.5

個人的に興味のある時代背景の映画だったし、ルノートルの映画がも数少ないため楽しんだが、何となくテーマがぼやけている気がして、今ひとつ物足りなさを感じた。美しい庭園を期待したが、映像ではごく僅か。
傲慢
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5

過去に視聴して不快感のみ味わった映画に再トライ。
あらすじは頭に入っているので、何故ゆえ高評価なのか考えながら視聴。
不快感は、どの登場人物にも共感ポイントが少なく、人間の負の部分、見たくない部分を見
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サード・パーソン(2013年製作の映画)

3.8

オムニバスとあってそれぞれの物語の接点をずっと探しながら観ているうちにエンディング。
しまった、と見終わったあとに解説を読み、なるほどそういうことだったのかと。
もう少し緊張感をもって隅々まで観察して
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.7

色彩がカラフルで最初から最後まで何もかもが可愛い。
短い北欧の夏。鮮やかな緑や薔薇や色とりどりの花たち、爽やかな空気感が伝わってくる。
おうちやお庭、北欧カラー満載のインテリア、ファッションに至るまで
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.7

ルイ14世繋がりで視聴。レオ様がルイ14世?に序盤入り込みにくかったが、ベテラン俳優達による四銃士の際立った個性やテンポの良さで、自然と引き込まれた。
レオ様の二役演技も見どころ。
わかりやすくするた
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