Primrosehillさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Primrosehill

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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.4

ビーチが綺麗で、異国リゾートを楽しめる、夏に観るにはよい作品。
同じアジア人ながら、冒頭から怪しいアジアの国の魔力に引き込まれた。

超閉鎖的で快楽主義の楽園。
それにしてもティルダ・スウィントンは独
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった本作、ようやく観れた。
煌びやかなセレブの生活に、GUCCIブランドの服やショー、個性的な役者達の演技の競演に、シーンや時代に合った音楽と、目にも耳にも楽しめ、あっという間の150分。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

大評判の今作、ようやく観れた!
270°のパノラマ映像で観たため、大迫力!
前作を観なくてもよいと聞いていたが、これは絶対に前作を観てないと楽しさ半減かと思う。
冒頭から大迫力の飛行シーン。
ミッショ
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.7

イタリアンレストランで繰り広げられる一夜の群像劇。
美味しそうなイタリアンの数々。美しく盛り付けられたお料理が急ぎ足で運ばれ、客でごった返した混み合った店内、戦場と化した厨房など臨場感が溢れる。
表側
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

かなりB級要素が強い映画だったがライアン・ゴズリングとラッセル・クロウのキャスティング、ホリーや他女優達の魅力と展開で飽きることなく楽しめた。
とっ散らかったストーリーかと思いきや、程よくまとまりもあ
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.4

シャイアラブーフのリハビリの一環として、父親との関わりを脚本とし映画化したものと聞いた。
トラウマとなっている父を演じることは辛かったことだろう。
どうしようもない父だけど自分にとって「いてくれなきゃ
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.5

現実は厳しい。学生卒業して、社会人になったばかりの感じには共感できるところも沢山。
キャストもよくて期待が高まった分、あと少し物足りなさがあり、全体的に惜しい感じ。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

流石に若すぎて感情入り込めなかった。
ここまでピタリ合う人と離れたらダメでしょ〜勿体ない!と思うけど当事者同士はどうしようもないのね。
前半のいい感じから後半の倦怠期が、急展開に感じてしまい、観てる側
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.6

以前にも観たことあるような、ないような?
原作はカポーティーの大ヒット小説である。読んではいないが映画からは取り立ててストーリーの面白さが伝わらず。
オードリー・ヘップバーンも美しいがどこか役作りにハ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.9

まだ女性の社会進出が少なかった頃、優秀だが女性であるが故、弁護士としての経験を積めなかったルースの、最初の裁判に焦点を当てた実話ベースのストーリー。
裁判では、当時の家庭では男性が働き、女性は家で家事
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.8

実話ベースの、核保有に関するかなり重いテーマ。ジュディ・デンチはじめとする、しっかりした俳優陣の名演技もあり、見応えのある一本だと思う。
恋愛部分も多く、ジョーン視点で観ていると理解できる部分もあるの
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.3

際立った色彩に、裕福な豪邸、美しい妻。
映像美のお洒落なフランス映画だが、それに反しての異食症からの嘔吐シーン。
喉を押さえながらでないと観れない。
浮気、DVなどのはっきりした問題はないが、心理的に
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

何か大事件が起こるのかとどこかハラハラしながら観ていたが、彼らの日常の日々の切り取り。まあ、それなりの事件は起こるのだが。
主人公少年目線でストーリーが進行するので、いつの間にか自分も少年目線で鑑賞。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

かなり偏ってるし恐ろしいけれど、どこか共感できる。
それはきっと歪んだ行いでの表現ではあるが、純粋な友情とリスペクトの思いが根底にあっての行動だから。
他にもっといい生き方があったのにと惜しく感じるが
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ソウ(2004年製作の映画)

3.8

ジャケットからして怖い。ホラーは苦手だけど謎解きサスペンスは興味あり。
心理的に追い込まれ、深層心理まで暴かれる恐ろしさ。
最後は最初から見返したくなるような、視点が変わる驚きが!
ドキドキしすぎてど
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ハリーポッターの世界観を見事に継承しつつも、それぞれのキャラクターが際立ち、可愛い動物達や笑いを誘うシーンも多く、ハードな戦いがある一方、全体的に和ませてくれる温かさを感じる。

ハリポタシリーズは子
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.2

ハーレイクイーン自体が初見ではあったが、ジョーカーの彼女であるのにやたらと明るい。奇抜なファッションにメイクは良いが、奇抜な行動があまり合ってないような、とってつけた感が気になってしまった。
明るい絵
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.6

最初から人種問題映画、という目で観たが、問題はそれだけだろうか?
それ以外の個々の人間性や品位が大いに関係しているのではないか?との思いから素直に「Black lives matter」に入り込めなか
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ハリエット(2019年製作の映画)

3.8

最近関心を寄せている黒人奴隷もの。
あまりの酷さに毎度驚くばかりだが、そこから立ち上がった実在の勇敢な女性の話し。
自由か死か、二択の人生。自由のため、家族だけではなく、他の黒人のためにも死をも恐れず
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

ウッディアレンものとしては特に新鮮さはなかった。ウッディアレン得意のセレブ世界、映画制作サイドの登場人物。
主にたった一日の、些細なすれ違いから話が展開していく。
配役、主演の二人がよい。
ジャジーな
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ピュア 純潔(2010年製作の映画)

3.4

アリシア・ヴィキャンデルの初主演作に興味があり視聴。
アリシアの魅力ありきの映画。

アル中の母のもと、貧困故に売春をしていた過去。そんな暮らしからは縁遠いクラシック音楽が大好きで今の生活を抜け出した
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.8

なかなか深く考えさせられる話しだった。
一見華やかで成功者の裏側に抱える秘密や孤独。その死の謎を紐解くのは文通していたイギリスに住む少年。
かけ離れているようで共通点の多い二人を交互に、現在から過去を
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.9

映画好きなら是非とも観ていただきたい作品!
映画は様々な要素の詰まった芸術品だと思っているが、中でも音楽の役割はかなり大きいと思ってる。
ストーリーが単純であっても最後がハッピーな結末でテンポ、ノリの
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.2

なかなか評価高い映画のようだが、コーエン兄弟が正直あまり得意でないようだ。
観ていて辛い部分や退屈してしまうところが多かった。
豪華キャストと可愛い猫はよかった。

アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.9

小説としても有名な作品。作者の自叙伝とあとで知り、更に話に深みを感じた。
腹立たしいほどのいきすぎた人種差別に、貧富の差。ホラーの要素も一部含み、子どもの成長物語でもあり、様々な要素が絡み合う、複雑で
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

4.0

ドラマにハマり、覚えるほど何度も鑑賞した本作を久々に視聴。
言葉でも行動でも感情豊かなアメリカ人女性の表現力、時に熱すぎたり、洒落が利いていたり、ストレートな態度がなんとも気持ちよく、羨ましさまでも感
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

長尺の未解決事件映画。登場人物が多くて混乱するのと、数ヶ月、数年後刻みに場面が飛びわかりにくい部分があったが、実際の事件を忠実に描くには仕方ないことなのだろう。緊迫感ある場面や関係者の人生を翻弄させる>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

まずは設定が面白く展開が興味深かった。
7人を一人で演じ分け。ネーミングがそのまま曜日になっていたり、それぞれのキャラクター設定がしっかりあったのはよかったが、ストーリーを追いつつ7人を一気に覚えるの
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.5

こちらも少年役のディカプリオの名演が光る。実話ベースだが、ドラッグに溺れていく様が苦しく痛々しい。
時折挟まれる詩的な日記に繊細な感性の人物であることを感じるし、バスケットの才能もあるのに何とも勿体な
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

色彩と音楽、カメラワークが印象的な新感覚映画。ジャケットからロマンティックなものを想像していたがストーリー的には辛いところだった。
前半後半で視点が変わるところも斬新。
前半後半と似たシーンを人物違っ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.9

タイトル通り、最初からその謎につかまれ、最後までハラハラ、時にホラーかと思わせる演出もあり、見入ってしまった。
どんどん展開して、あっと驚きのラストが。あとから考えると疑問に思うところもあるが、存分に
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.4

数多の受賞に豪華キャスト、コーエン兄弟の代表作とあってかなり期待して観たが‥最初の「実話である」のテロップに見事騙された。アイロニックでバイオレンスシーンの多さはタランティーノ映画かと思ってしまった。>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.3

クリスマスに視聴。一人の人生の信念や運命、出会い、人との関わりの全てが描かれ、タイトル通りの人生の素晴らしさを感じることができて感動。
長年クリスマスの定番であることに納得。
何度でも観たくなる、人に
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.6

クリスマスイブに観た。クリスマスのロンドンの街が観れるだけでも価値あり。
序盤はヒロインの生活ぶりに感情移入できなかったが、後半に向けてどんどん話に厚みが出てきて最後は感動。
クリスチャンならではのク
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グリンチ(2018年製作の映画)

2.9

クリスマスに観た。子ども向けにしても話が単純すぎて深みなし。街がテーマパークさながらで可愛いところはよかったが退屈してしまった。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

ずっと観たかったソフィア・コッポラ初の監督作。
悲しい結末も暗さを感じさせない、眩いばかりの少女達の輝く金髪に白さ、キラキラ降り注ぐ木洩れ陽。
少年達のナレーションにより進行するため、少女の内面は謎に
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