Primrosehillさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Primrosehill

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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

楽しくて沢山笑って元気になれる作品。
ジム キャリーのコメディ最高!
いかにも単純コメディ的な題材だけど、いろいろメッセージ性もある。
YESがどんどん表面的でなく、心からの肯定になり、人間性にも行動
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カサノバ(1976年製作の映画)

3.6

フェリーニ映画初視聴。
期待通りカサノバの世界観を存分に味わえた。豪華な衣装やセット、乱痴気パーティーの様子など、忠実に描かれているように思われる。
ストーリーとしてはカサノバの女性関係ばかりが目立っ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

残念ながらあまりハマらず。
キレやすい人物が主人公だと、防衛本能が働くのだろうか、あまり関わりたくない気持ちからか観るのにエネルギーを使う。
主演が美男美女でなければ相当キツいところだった。
編集も当
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インテリア(1978年製作の映画)

3.6

ウッディアレンの初期の作品とあって、ドタバタ喜劇ではないが、複数の人物の絡み、会話部分の多さに、らしさの片鱗が見られる。 
登場人物の誰もが悩みを抱え、幸せ未満である。
完璧主義者の母の象徴としての整
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

5.0

こんな良作を今まで観ていなかったとは。最初から最後までずっと引き込まれっぱなし、後半にかけては泣き続けました。
閉鎖的な片田舎の街から見たロケットは遠い空の向こうの出来事。
夢を持ち続けられる気持ちも
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ナンシー(2018年製作の映画)

3.3

ん〜、このジャケット、ミステリーの表示から期待したものとかなりの違いがあり、物足りなさが‥
何か裏があるような不気味さが漂うナンシーの風貌、静かなカットはこれから起こる展開を暗示しているかのようだった
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マスク(1994年製作の映画)

3.9

とにかく楽しい!
わたしの中ではコメディ映画No.1!
マスクのキャラが最高すぎ。
こんなに面白く感じるのは、演技力はさることながら、クールになりきれる外見のジム・キャリーだからだろうか?
当時は実写
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.8

タイトルやジャケットからなんとなくストーリーは予想できたが、それを上回り、後半は別の映画をもう一本観たかのような濃い内容に。
さりげない伏線はあったものの思いもよらない展開、だが期待通りではあった。
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.5

恥ずかしながら「電流戦争」のことは知らず、わかりにくいところがあった。
エジソンとくれば、ライバル同士であってもお互いを尊敬しながらの争いを期待したのだが。
カットが多く、話しが途切れ途切れに感じて入
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.8

不器用だけど温かい二人の愛の物語。
自然の美しい田舎の片鱗にポツンと佇む、手造り風の小さな家。
モードの可愛い絵で家の壁が埋め尽くされていくと、更に優しく温かい雰囲気に包まれる。
無愛想なエベレットが
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.7

実話に基づいた感動の名作。
なのにピュアに感動する気持ちを失い、いろいろ突っ込みながら鑑賞してしまった自分が悲しい。
とはいえ、患者の心に寄り添ってくれる医者は理想。
後半のルームメートの引き止めのシ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

前評判から期待して観たが、特に事件が起こるわけでもなく、思春期の女の子がひとつ成長する短い期間を切り取った作品。
それだけにリアル。
誰もが悩みを抱える年頃だとは思うが、今になってみればそれも将来的に
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.5

吹替版で観てしまったため、評価が割引かれた感はあるが。
最初のバカッコイイ映像に引き込まれたらこういうわけだったとは。
特別な事件が起こるわけではないところが、日常の些細なことへの優しさ、瞬間の美しさ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

ずっと気になっていた話題作。
予想通り、不穏な中で終始続く不快感のオンパレード。
明るく緑が美しい白い世界。一見平和に見えるが、そこは閉ざされた異様な世界。
カメラを反転させることで、視聴者も常識が反
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.5

イザベル・ユペールはハマり役!
途中からどの場面にもグレタがどこかにいるのでは?とグレタ探しになってしまった。
クロエ・グレース・モレッツは可愛いのに強いところがアメリカ人の女の子的でいい。友人も強く
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.6

ガーンジー島のことは恥ずかしながらも全く知らず、あとでググってみた。
本作により、イギリス領にこのような島があり、辛い歴史があったことを知らされる。
文学を通しての本土との結びつきなど、テーマとして興
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

伝令を預かった青年たちの背中を追うような映像、足音と息づかいだけが鳴り響き、アトラクションさながらの臨場感。
セリフ少なめ、背景の多くを語らないところが、ドラマ性よりもこの伝令を届ける使命のみに集中さ
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.6

最初は年齢と恋愛対象のギャップにしっくりこなかったが、軽く楽しめる恋愛ものとしては楽しく笑ってハッピーになれてちょうどよい。
恋愛を楽しむためにはとことん頑張るフランス人男性。
彼の嘘が茶目っ気たっぷ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.2

またまたクリント・イーストウッド監督作で好きな一本を見つけてしまった!
冴えない主人公に共感できるのか疑問だったが、人物像がしっかりと描かれていたのはさすが。
口は悪いが心ある正義感の弁護士と出会えた
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

クラシックな豪邸、被害者は有名作家、親族達の暴かれていく愛憎、アガサ・クリスティーシリーズに似通ったミステリーに最初からワクワク。
種明かしが早めにあったため、この先盛り上がりがあるのか心配だったが予
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.5

あまりのハチャメチャさに序盤はついていけなかったが、深く考えずに観るべきと覚悟してからは楽しめた。
音楽がよい!どこかで聴いたことのある曲が多く、自然にリズムをとってしまう。
大物アーティスト達の出演
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.6

Googleの社内の様子やインターンの内容が楽しく入り込みやすい。
優秀な若者に不足している部分でおじさん達が活躍していく点は爽快である。
ピザ店への営業は貫禄さえ感じられた。
あまりにイージーすぎる
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

記憶では、初めて感動した映画である。
父が大好きな映画で何度となく観ているが、久々の視聴。
初めて観た時にはティーンエイジャーの恋や大人の恋愛、別れにときめいたものだが、見る度感動ポイントが変わり、今
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.2

海底という静寂の中での鋼の中の閉鎖的な空間。息苦しい緊迫感が伝わり終始緊張しながらの視聴。
海底と同時進行での地上特殊部隊の救出劇。
とてつもなくスケールの大きい話の中、命のかかった究極の緊張場面にお
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

途中まで時系列勘違いという痛恨のミス!
メリル ストリープ=リリージェームズが結び付かなかった。
リリージェームズはどの映画も存分に魅力を発揮。
よかれと思い前作と連続して観たのが仇となり、せっかくの
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.4

USJのライドから興味を持っていたミニオンシリーズ、初めての視聴!
子ども向けであるため、ストーリーはわかりやすいが説明不足と思われる点も。
兎にも角にも最後はハッピーで明るく元気なエンディングソング
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.5

本場ロンドンで家族で観た初めてのミュージカル。とても感動した思い出の「CATS」
ストーリーはすっかり忘れていたが、こんな単純なものだったのか?
小さなテレビで視聴したため、映像クオリティーはあまり気
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.7

勧められての鑑賞だったが、30年前近くの映画。いろいろ気になる点が‥。
主人公の人物像として必要ではあるものの、あまりにセクハラ的な言葉の数々は聞き苦しく、160分の映画をそれ以上長い時間に感じさせた
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.4

少女時代に読んだ名作の感動が再び蘇った。家族の物語。四姉妹の少女時代と7年後とを行ったり来たり。
ジョーの真っ直ぐで正直で熱いところが好き。シアーシャ・ローナンの清潔感、透明感がピタリだった。他の姉妹
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

テレビ界権力者によるセクハラ、パワハラ。最近はme,tooの運動もあり、徐々に減ってきてはいるものの、根深さを感じる。
世代別3人の大物美人女優の共演、実話、メーキャップのメーキング映像をたまたま観て
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

友人のお薦めで観たが、評判通りポジティブでスカッとする映画。
主人公が自国の文化や生き方に誇りを持ちながらも新しいことにチャレンジして、自我に目覚めていくところ、共感ポイントが沢山あった。
最後のスピ
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.7

当時映画館で観た時には感動したが、二度目はまあまあ。
とにかく音楽がよい!
ストーリーは楽曲に合わせて作ったかのようなところを感じるが、相手の俳優陣が三人とも豪華でそれだけでも楽しい。
とにかくハッピ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

二人の共演でずっと楽しみにしていた上に、ブラピの初受賞で更に盛り上がったが、今作こそはタランティーノの良さがわかるだろうか?
残念ながら今作も馴染めなかった。
シャロン・テート事件や60年代後半のアメ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.8

アクション、ヒーローもので断トツ好きなシリーズ。
少し前に久々視聴したので記録を。
バットマンシリーズの魅力はバットマンをはじめそれぞれの人物像の背景や描写がわかりやすく、誰もに人間性を感じストーリー
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キングダム(2019年製作の映画)

3.8

あまり観ない邦画だが、評判通りアクション、スケール、世界観まで見劣りすることなく楽しめた。
原作に忠実なのだろう。ストーリーは至極単純明快で、原作を知らずとも充分に理解できた。
どのキャラクターも特徴
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タッカー(1988年製作の映画)

3.5

随分前に観たのをマークし忘れ。
今どきではあまりウケなさそうな、アメリカらしいアメリカンドリーム映画。実話。
権力の前に苦悩するが自分の信念のまま突き進むところや創造力、今の時代には欠けている気もして
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