Primrosehillさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Primrosehill

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

面白かった!
彼の少年時代を思うとキュンとなるが、生き抜く力、咄嗟の判断力、頭の回転、素晴らしい!
終始ハラハラしっぱなしで全く飽きなかった。
父やトムハンクスとの関係も好き。
あとあじもよし。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.2

ん〜‥確かに最初の30分はかなり辛かった。そこで見るの辞めなくてよかったけど‥やはり洋画が好き。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

愛に溢れた、幸せな気持ちになれる映画。
決してイケメンではなく、少し不器用な主人公が優しくて誠実で。
彼女は垢抜けてはいないけれど笑顔がとてもキュートで、冴えない彼のことが大好きで。
家族愛にも、彼の
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カポーティ(2005年製作の映画)

3.6

ヒット小説を生み出したことで既に名声を手に入れた作家が、ふとしたきっかけで次作の題材を見つけて自ら取材。
取材を進めていくうちに小説家としての立場と、芽生えた友情との間で感情を揺さぶられる。
どの映画
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.4

こんなによいとは思っていなくて、いい意味で裏切られた。
少年の視点から描かれているが、あたかも父、母、それぞれの視点からも描かれているかのように感情や思いが手に取るようにわかり、感情移入ができる。
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

潜入捜査にはハラハラドキドキ。初の黒人警官が、差別主義の頂点にあるKKKに直接関わっていき、白人の差別と黒人からの白人への差別を同時進行で描いているのは新しい感覚。
人種差別は善悪ではわかっているはず
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

是枝監督はいつも問題を投げかけてくる。鑑賞した後はスッキリせず、あれこれ考えてしまう。眠れなくなる。
貧乏だが幸せそうな笑いの絶えない家族。しかしいくつもの犯罪を重ねて成り立っている生活は、このまま続
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.8

久しぶりの鑑賞だったが、大好きな一本。沢山のシーンがいつまでも印象深く残る。
ニヒルなハンフリーボガードのイケメンすぎる言動に、絶世の美女のイングリッドバーグマン。
名ラストシーンや数々の名台詞に胸が
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.5

立ち直るためには、原因を突き止めて元から直すこと。ステップを順に踏む更正プログラムがあまりに効果的すぎたが、実話なので信じざるを得ない。全て人のせいにしていたことを、人を許す、そして自分をも許す。
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

ストーリーはとても辛いのだけど、音楽や全体のふんわりしたぼかしたような映像が、二人の純愛の甘さを表現していて、とろけそうな締め付けられそうな気分になる。色彩も黄色が効いていて暗い話しに彩りを利かせてい>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

なんといっても歌がよい!
有名な数曲しか知らなかったが自分の感情に正直なところが人の心を打つ名曲を生み出してるのだと思った。
才能があり、若くして成功し、世界中のファンから愛されている上に億万長者で、
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.8

フランケンシュタインの原作者である18歳の少女はきっと狂気的な激しさの持ち主だろうと思っていたが、賢く分別のある女性だった。
関わる男性達(父親以外)は酷かったが、そんな満たされない環境でこそ生まれた
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

父親の深い愛情が突き刺さり、その心情を思うと終始苦しかった。何度も何度も同じことの繰り返し。ドラッグを続けるということはなんて自分勝手で欲にまみれた選択なのだろうか。環境が原因なわけでもないのに、はず>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

SF的でもなく、カッコいいアメリカンヒーローの話しでもなかった。
常に命と向き合い、アメリカの、人類の未来をも背負い、でも悲しみも抱えていつもどこか寂しげ。憂いある瞳で語る演技は正にライアンゴズリング
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.6

ティムバートンの世界観満載、楽しめるワンダーランド。絵本で昔読んだダンボのストーリーはこうだったのか?ハッピーエンドは信じていたのでその点はお気楽に楽しめた。ダンボが可愛い。エヴァグリーンが美しい。

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.7

かの有名なヴィクトリア女王の晩年の隠された真実とは。
身分も人種も宗教も超えて女王から勝ち得た信頼は、女王の友情だったのか親族に抱くような愛情だったのか、それとも恋だったのか?
アブドゥルの心に出世欲
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.6

この邦題はミスリードを誘います。原題をイメージしての鑑賞をオススメします。
舞台が16世紀中〜後半なので、どこまでが確かなのかわからないが、男尊女卑、宗教感、権力への野心が渦巻いてトップに居座っても常
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.2

評価高い映画なのに申し訳ないが、今回もタランティーノ作品に馴染めず。
意味のないセリフが多すぎるように感じるし、残虐な場面の数々。それらを斜め上からブラックユーモアとして作り上げられている感じ。
時系
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バイス(2018年製作の映画)

3.6

問題のイラク侵攻の背景がよくわかった。恥ずかしながらチェイニー副大統領のこと、実際の首謀者の存在を初めて知った。
ブラックコメディで描かれているのだろうけど、政治の裏側のおざなりなところがよくわかる。
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

大体想像どおりのストーリーではあったが。それでも気楽に見れて、楽しく、ハッピー、爽快気分になれる一本!
楽曲もいい!彼が理解ある人で、いい人でよかった。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.9

冷戦時代の緊迫感が、雪が舞うベルリンに感じられる。
言葉が通じない社会主義の異国で一人で地図も持たず、この時代携帯電話もなく交渉に行かなくてはならないドキドキ感。
トムハンクス演じる弁護士ドノヴァンの
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.8

せつないラストシーンは最高!
忘れられないエンディングのひとつになりそう。
しかし期待値より若干低めなのは非行少年や残虐行為が見ていて辛くなるからだろうか?ヒロインのせい?
タイムスリップがご都合主義
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

何度も見ているのに名作はやはりいい!ドン・コルレオーネの高い声?最初気になったがモデルのマフィアのドンのしわがれ声を真似ていたそう。
マフィア援護ではないが、家族愛と仁義に溢れた男くささは好き。
全体
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.5

美しいイギリスの草原や赤煉瓦の建物が余計に物悲しさを感じさせる。
最初は良家子女の寄宿舎かと思いきや、目を覆いたくなるようなシーンはないものの、静かに残酷な辛いストーリー。
寄宿舎での子供達が素直でと
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

真っ白な雪景色は美しいというより恐怖を感じる。何もない、厳しい自然の中での生活を余儀なくされたネイティブ達の悲しい現状。
愛する人と違う街での生活を夢見ていたのに悲しい最期を遂げる彼女の生きたいという
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

とてもよかった!ディズニーの明るくファンタジーな世界観、美しい音楽、魔法のランプのジーニーのウィルスミスもとてもいい味を出していた!
スリルもあり、楽しめてハッピーな気持ちになれる、エンターテイメント
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

とてもよかった!イタリア系トニーと黒人ピアニストのドクターと、共通点が何もない二人が、自分を貫きながら妥協せず、それでも心が通い合う。
その過程が様々なトラブルを交えながら、重要なテーマである人種問題
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

ファンタジーな世界をフワフワ彷徨っているような不思議な映像、感覚。
水や青色の世界に、どこか満たされない、社会的弱者の部類の人達の悲哀を感じる。
美しくももの悲しいエンディングは、解決法のない今の社会
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.6

ドラマを見ずに映画から見たので、登場人物や関係性がなかなかわからず。
しかしイギリス郊外での貴族の生活。大好きな世界観は存分に楽しめた。
お屋敷の中だけで繰り広げられる舞台劇のような設定ならではのドタ
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.7

前作から、マレフィセントの本質がわかっているからこその安心感。相変わらずカッコよくて美しく、そしてどこかもの悲しい、アンジーのはまり役。
エル・ファニングはここでは純粋無垢、心の綺麗なお姫様。理想的な
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.4

1の次に連続で見てしまったせいか、1で見た子どもが退治する感動ほどのものはなかった。
ただ、あの子がこうなったのかという面白さはあった。
どの子も立派に育っていたことは、子どもの時の絆、経験があってこ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

ホラーだけどホラーのドキドキする怖さはあまり感じられなかった。
子供達の心情や関係などがしっかり描かれていて、むしろそちらの方に興味が湧いた。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.4

結末に期待していたが‥。振り回されるトムがかわいそう。自分勝手だけど魅力的な子はそれで成り立っていけるからまた自分勝手に振る舞うのだろう。
温かい気持ちになれる恋愛ものが見たかっただけに残念。

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.9

このジャケットからマリリンモンロー主演かと勘違いしてしまったが、端役で出るマリリンモンローの可愛さといったら!
スターのオーラの輝きがあった。

それはさておき、さすがは名作!
人物像やストーリーの分
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.1

クリントイーストウッド映画とも知らず、フォーシーズンズも知らずに見たが、展開が読めなかった分楽しめたかも。
ヴォーカルの人と妻との出会いが割と好き。
「君の瞳に恋してる」を聴いてようやくあ、この歌の人
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.6

ラストが予想外すぎて衝撃的!
チャニングテイタム、好きな俳優だが常に無口な役。陰ある瞳が兄の明るさと対照的。
お兄さんがいい人すぎた。
「一人でもがくな」 「俺がついている」
あれほどの富豪でも孤独で
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