Primrosehillさんの映画レビュー・感想・評価

Primrosehill

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カクテル(1988年製作の映画)

3.4

トム・クルーズが最高にカッコイイ時。
映画公開時はバブル時代で日本でもカフェバーやカクテルは流行っていたし、90年代にかけてのヒットソングが次々流れて、ジャマイカの海。バブルキラキラ青春時代を思い出す
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.9

今までなぜ観てなかったのかと思うくらい、序盤からどハマり。
終始犬目線での進行。
様々な犬種になり、犬生の輪廻転生。
自分の飼っていた犬種になると余計に感情移入してしまい号泣。
泣きっぱなしだった映画
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの掛け合いが軽快で楽しめる。
プライベートでも親しい間柄とのこと、とても自然であるし、アドリブも多々入っているそうで、どのあたりなのか想像しながら観るのも楽しい
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.3

最高だった!
ニューヨークの中米移民街を舞台にした、登場人物ほぼ中米人の映画は自分にとっては少し新鮮だった。
差別などのネガティブな部分よりは故郷への思い、移民街でのファミリーの絆の温かさ、ラテン系持
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

面白くないわけないと思って観たが、予想を上回るスリルに大興奮!
メイキングで観た崖から‥のシーンはやはり迫力満点だし、その他のシーンもトム様スタントなしとわかっていると余計に緊張。
ドキドキ手に汗握り
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.8

報道のあり方を考えさせられる良作。
実話でもあり、プロフェッショナルな姿勢に感動した。
長いものに巻かれ面倒に巻き込まれない、それを国や世界を動かす者たちが実行する愚かしさ。
誰かが正さなくては、誰か
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

「ゲットアウト」「アス」に続く作品、期待しすぎました。
SFホラー自体が苦手なのかもしれない。
未知の存在よりは、人間の姿をしたものが迫り来る恐怖に興味を感じるのかも。
ストーリー自体はオープニングで
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.7

ロンドンの景色が見たいと選んだ作品。舞台はロンドン郊外ハムステッドヒース。かなりコア。マルクスの墓やハムステッドロード。
懐かしい場所が出てくる。
忖度だらけのしがらみから解放されて、ゼロからスタート
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

当時の精神病棟を過剰でも過小でもなく、現状を描いたのだと思われる作品。
病院側が当然のように行う処置や日課に、疑問なく抵抗する術もない患者達。
そこに異質の正常者が入り込み、問題点が浮き彫りになる。
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トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.6

カポーティの人物像に興味を持ち鑑賞。
実際の映像や声から、フィリップ・シーモア・ホフマンの演じたカポーティがいかに似ていたことか伺える。
伝説の白黒舞踏会のゴージャスさも観れたが
当時のセレブ事情に通
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.8

結末が最高なことがわかっていながら観られる安心感。
試合自体も裏話も追っていただけに知ってる内容ばかりかと思っていたが、実際の裏側の声や画像が新鮮だった。
スタッフ、選手達の今大会にかける思いに再び胸
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.7

あまり深く考えない方が楽しめるラブロマンス。主演の二人がお似合いで絵になり、応援したくなる。
ラブロマンスものでこれは重要。
序盤の恋の始まり、ラブラブな数年間をダイジェスト映像で音楽のみでまとめて見
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.7

もうアマプラ無料配信とは!早速観た!
期待以上でも以下でもなかった印象。
歴代沢山の役者が演じてきた中でのキムタク信長。
ラブロマンス中心に描かれる信長は新鮮だったが貫禄は感じられなかったかな。
綾瀬
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

いつかは観ようと思いながらその重苦しさに敬遠していた本作。役所広司カンヌ受賞でのスピーチで思い出し観ることに。
想像していた陰鬱な感じとは違い、淡々と兄妹弟妹の関係がほのぼのと感じてしまうまでに描かれ
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.5

原題「Funny face」からは想像つかないオードリーヘップバーンの美貌でもっている映画。
内容は強引で薄くて、ミュージカルシーンが多く退屈することしばしば。
50年代のパリの観光名所が観られたり、
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アス(2019年製作の映画)

3.7

ホラーは苦手だが「ゲットアウト」のようなグロさ控えめでストーリー、設定が斬新なものは好きなので楽しみにしていた作品。
放置された状態の長い地下トンネル、夜の海岸の遊園地、少女の好奇心と共にぐいぐい引き
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

アルコール推奨派ではないが多少のアルコール摂取で自身に自信をもち能力が発揮できるのなら。自分も周りもハッピーでより良い人生を送れるのなら。
実験と称して集まる仲良し中年男性達が楽しそう。
人生折り返し
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

2020年アカデミー賞受賞作品、ようやく観ることができた。
ドキュメンタリーのようなノンフィクション。現代世界からは距離を置いたように、物も人間関係も削ぎ落とした、生きるための超シンプルなノマドの暮ら
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

久々にズドンと心に響いた作品。
最後に実話と知って号泣した。
アメリカは広く、北部のハーバード卒の彼にとって南部のアラバマは人種差別はもちろん、司法や警察の杜撰さは想像以上だったろう。
アラバマ物語の
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.6

ジェイン・オースティン原作、19世紀のイギリス郊外、裕福なお屋敷、好きな世界観。
ソフィア・コッポラの「マリーアントワネット」を彷彿させるパステル調ラデュレカラーの室内や可愛い衣装や帽子に釘付け。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

マルチバースに関しての理解が乏しく、設定自体の違和感を抱えたままどんどん進行していくストーリーに置いてきぼり感が。
ギャグ要素が多めだが、好みではないギャグでキツい。
様々な役をこなすミッシェル・ヨー
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シャレード(1963年製作の映画)

3.6

オードリーヘップバーン映画の中でも珍しいサスペンス。
適度なハラハラ感にコメディやラブロマンス要素もあり、オードリーヘップバーンのキュートな魅力満載だ。
レトロなジヴァンシーのファッションやパリの街並
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.4

評論家に絶賛され、オスカー有力視されていた本作だけに、視聴にも力が入った。
アイルランドの内戦を小さな島での友人同士の喧嘩と掛け合わせており、タイトルからも想像するに、アイルランドの文化や言い伝えなど
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

冴えないと思っていた男が実は‥こういう水戸黄門的な映画、嫌いじゃない!
とてもわかりやすい設定で感情移入(というほどでもないが)も簡単。
アクションシーン多めでほどほどにハードだがグロさ少なく。
笑え
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

アイスランドの美しい風景の中、台詞少なく、登場人物少なく、静かで穏やかな空気感がよい。
表面的なストーリーを追ってるだけでは物足りない映画だが、きっと意味があると鑑賞後すぐに考察を読んだところ、やはり
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.7

告発したスノーデンの勇気も素晴らしいが、映画化にもリスクがあったと思う。
誰かが公表しなければ権力の名のもと、隠され続ける特権。
一番に手を挙げる覚悟は偉大だが、勇気をもって報道したマスコミ、逃亡の協
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

前作を復習せずに観てしまったこと、4dx での鑑賞に序盤は少し集中力を欠いてしまった。
4dxは臨場感溢れるというよりは普通に遊園地のアトラクション。これで3時間超は無理だと思ったが、いつの間にか慣れ
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アンビュランス(2022年製作の映画)

2.9

ジェイク・ギレンホール映画にハズレなしと思っていたが、こ、これは!
あまりに大味なストーリーにご都合主義丸出し。
事前チェックしていなかったがエンドクレジットで、あ〜、マイケル ベイでしたかと納得。
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(2020年製作の映画)

3.6

平成を駆け抜けた、赤い糸で結ばれた恋愛。
豪華キャストにして名曲をテーマとした、北海道から沖縄、シンガポールまでも舞台とした壮大な恋愛映画。
平成のニュース、事件も盛り込みこの時代を生きた誰もが寄り添
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.7

パナマ基地のレンジャー部隊の過酷な訓練中に起きた事件。
少しずつ明かされていく謎がどんでん返しの繰り返し。
ダイ・ハードの監督作品だけあってどんどん変わる展開のストーリーは面白いのだが、登場人物の名前
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

ジュデイ・ガーランドのことは知らなかったが、コメディー映画の印象が強いレニー・ゼルウィガーが、もはや本人の面影がないくらい役になりきったことは容易に想像がつく熱演だった。
気分で周りを振り回すジュデイ
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.5

森の中の家に住むイギリス人のおばあちゃんとの数ヶ月の生活。
森の中の暮らしが現代のデジタルでの生活からかけ離れ、生きることの基本、大切なことを思い出させてくれる。
少女の視点で見た森での生活がとてもフ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

随分前に視聴したため、内容もすっかり忘れていた。
危ないNYの夜の街に、サックスの音色、眼光鋭いデニーロ、映画全体が心の奥の闇を表現しているようだ。
現社会への対応の難しさなど、悩みを抱えたベトナム帰
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.7

ルーニー・マーラーのドラゴンタトゥーの女は以前鑑賞済みだが、興味深いリスベットの過去から始まり、最初から無駄なく掴まれる。
内容はちょうどよいテンポで進み、目が離せない。
最初のシーンと似たようなシー
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

3.8

オードリー・ヘップバーンの魅力満載のロマンティックコメディー。
好奇心旺盛で純粋で、でもそれを悟られまいと背伸びする一途な若い女性役はハマり役。
ラストシーンの強がりにはキュンとくる。
娘を思う父の気
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.8

難しく考える必要なく、気軽に観れて心温まるよい映画だった。
お互い好きなことを言い合ってるのに相手のことを大切に思ってることが伝わり、自分の気持ちも相手のことも大事に考えてる理想的な関係。
他人の勢い
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