あるふぁさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

『生まれてくれて、ありがとう』
誰だって誰かにはそう思われているはず。

人身売買という悪の面というよりかは、捨てられた赤ちゃんを「守りたい」という善の面で描かれた作品。


キャストも見事な演技でそ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.8

ララランドやグレイテストショーマンの音楽チームが手掛けているだけあってミュージカルの感じはよかった。特に出だしの掴みはバッチリでした。

監督は『ワンダー君は太陽』のスティーヴン・チョボスキー監督。
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.0

シリーズ3作目
何者かの陰謀で英雄バニングが裏切り者バニングに。今度は政府も敵となったバニング。いよいよピンチかと思いきや、今作も無双バニング炸裂です。

ワイルドな父親が登場で面白い。どんだけ爆発す
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.7

フォレストガンプやバックトゥザフューチャーのロバートゼメキス監督のラブストーリーでありながらサスペンスの面白さもあって特に後半楽しめました。

第二次世界大戦の最中。ドイツ大使暗殺ミッションを成功し、
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.9

シリーズ2作目

前作から2年後。イギリス首相が急死のため40カ国の首脳たちが葬儀のために集まり…各首脳たちがポンポン死んでいって、前作より規模は大きいがあまりにもリアル感がないというか。そんな違和感
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

4.2

シリーズ1作目。
10年前に映画館で観てめっちゃ面白かったのを覚えている。久々に観たが緊張感溢れる本格派な感じがいい。

ホワイトハウスへのテロに対抗するジェラルドバトラー演じるマイクの最強感。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦の最後12日間。ヒトラーの身勝手な判断で多くのユダヤ人を虐殺し、多くの戦死者を出した。最後の12日間なので敗北を目前に無謀にも争う姿がなんとも無様。死に際まで身勝手でしたね。

ブルーノ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.9

シンゴジラ、シンウルトラマンがなかなか面白かったのに対して、今作は残念な感じ。地球の危機感が全く伝わらないためか、すごく小規模な戦い、敵キャラもしょぼく、辛口で言えばコスプレレベル。
ストーリーもイマ
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.5

豪邸のプールに浮かぶB級映画脚本家の死体。そこで何があったのか。時は半年前に遡り話が進んでいく。

超金持ちで贅沢な暮らしができるがおばちゃんに生活を束縛され、おばちゃんの恋人同然の暮らしを強いられる
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

市原隼人といえば甘利田先生と言ってもいいくらい好きなキャラ。今作も最高の演技でしたよ。

甘利田先生と生徒神野の給食への愛が凄すぎる。笑いに、ちょいと恋愛と感動と。

今年ドラマのシーズン3が始まるよ
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.2

エリート警察官-実はマフィア
マフィアの幹部-実は潜入捜査官。

ハリウッドでも日本でもリメイクされているほどの名作。

緊張感あふれる展開で最初から最後まで楽しめた。

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.0

序盤からコメディ要素強めに展開していく。家族のいない孤独な青年、自殺を図るが失敗の連続。そこに4人のゴーストが姿を現す。

中盤少し飽きてくる展開だが、ラスト10分のためのそれまでの100分なのです。
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.4

続編の方ですが、前作は未見。

ジェイソンステイサムが主演なアクションだけに勝ちは見えているが、多彩な侵入、キル、脱出劇が見れて面白い。

クールなジェイソンステイサムが見ず知らずの美女に惚れて?命懸
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

懐かしいの青春時代×現代での文通という意味でも「love letter」に似た雰囲気で岩井俊二監督らしい作品。宮城県仙台市出身なだけに、今作の舞台も仙台やその周辺が舞台となっています。

田舎の廃校と
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

『偽りなき者』以来のトマスヴィンターベア監督とマッツミケルセンのコンビ。

血中アルコール濃度は常に0.05%に維持するのがいいんだってよ。それが本当か、冴えない4人の教師がアルコールを飲酒して授業を
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.8

2001年9月11日。全世界が衝撃を受けた歴史的大事件アメリカ同時多発テロ事件、通称9.11事件。

旅客機4機がハイジャックされ3機がタワーと国防総省本庁舎に衝突。
残りの1機ユナイテッド93便にフ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

「アンテベラム」題名の意味として「南北戦争以前」の人種差別をテーマに物語が進んでいく。

大きく3パートに分かれて話が展開するが、観ているものに混乱と気づきを与えるような構成で面白い。

オーディション(2000年製作の映画)

4.0

三池監督の最高傑作。

妻が亡くなり、映画の主演女優オーディションと偽って始めた再婚相手探しのオーディション。気になる女性が…恐怖の始まりだった。

キリキリキリキリ…痛いでしょう?SMプレイの域を遥
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オアシス(2002年製作の映画)

3.5

脳性麻痺のコンジュを演じたムンソリの演技力が凄い。

そして、前科3犯のダメ人間ジョンドゥを演じたソルギャングのダメっぷりよ。「監視者たち」でリーダー役を演じたソルギョングとのギャップがなかなか凄まじ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

約30年前のジュマンジと比較してギャグ要素強めでドキドキ感足らず。すごろく形式のハプニングがジュマンジの面白さだったのに、その要素がなく残念。

ただ、ゲームのキャラに入り込むという設定は面白かった。
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13人の命(2022年製作の映画)

4.0

記憶に新しいタイでの少年サッカーチーム洞窟遭難事故を基にした作品。

さすがロンハワード監督と言ったところ。2時間30分と長めですが、飽きるどころかハマっていくような展開。結末はだいたい知っているのに
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

なかなか官能的でよかったですね〜。

第1部から第3部まで区切られており、違う視点からの展開がサスペンスとして楽しめました。

日本統治下の韓国ということで、演者は皆韓国人でカタコトの日本語が多く出て
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

ダニエルクレイグ演じる名探偵ブノワブランのクライム映画1作目。

アナデアルマスがいいですね。嘘をつくと吐いちゃうというなかなかのキャラも面白い。

名探偵の推理映画としてはコメディチックに描かれてお
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アリス(1988年製作の映画)

2.8

実写とストップモーションの融合で作られた不気味で不思議なアリスの世界。

低予算で手の込んだ感じが伝わってきます。音楽が全くないので退屈に感じたのかな?音楽って大事ですね。

兎やらトカゲやら人形やら
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.3

池井戸潤原作「七つの会議」では7人の主人公による物語だったようだが、福澤監督が見事に野村萬斎演じる八角を主人公に見事にまとめ上げた。

錚々たる豪華俳優陣による演技も見どころ。特に野村萬斎の前半から後
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

結婚を目前に控えたような幸せなカップルのチャックとケリー。クリスマスに急遽仕事で呼ばれ飛行機で海外へ向かうチャック。「すぐ戻るよ!」それは叶わむ言葉となってしまった。

飛行機墜落で生還したものの、過
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

第二次世界大戦戦史に残るダンケルクの戦いを基に作られた作品。
クリストファーノーラン監督の初の実話実写化映画。

これまでの作品は特に斬新なアイディアと素晴らしい脚本に最大の魅力があったクリストファー
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.4

クリストファーノーラン監督らしい複雑な脚本。
タイトルTENETが回文であることもあり、順行する世界と逆行する世界が絡み合うことに加え、ストーリーの本筋が説明されるわけでもなく、会話から読み解くような
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

刑事と容疑者の禁断の恋を描きながら事件を解決していくサスペンスロマンス。

エリート刑事として徐々に崩壊していくヘジュン。そして被害者の美人妻にして謎の雰囲気を醸し出す容疑者のソレ。まるで罠かのように
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

NIKEエア・ジョーダン誕生秘話。

adidas大好きマイケルジョーダンをものすごい熱量と巧みな話術で引き込んだNIKEのソニー。マッドデイモンの演技も素晴らしい。

ベンアフレックも俳優としても素
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犬王(2021年製作の映画)

2.0

湯浅政明監督の独特の世界観が炸裂。

「夜明け告げるルーのうた」や「夜は短し歩けよ乙女」では音楽が良かったり、引き込まれる何かがあった。
しかし、今作に至っては良いと感じて点が皆無であった。ストーリー
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.9

なんと分かりやすいタイトルがいい。

ラッセル「アオってんじゃねぇ!」
ナレーター「お前が言うな!」
印象的な予告編で観たいと思っていた今作でやっと観れた。

スリラーホラー✖️カーアクション
一時期
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センター・オブ・ジ・アース(2008年製作の映画)

3.5

ディズニーシーのアトラクションには何度も乗ったことあるけど、そういえば映画観てないなーと思ってましたが、やっと観れた。

ピラニアやら恐竜やら危険生物が出てくる感じはアトラクションの雰囲気出てます。
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.2

雰囲気と方向性はすごく好き。
雨の日、男1人でラジオを聴きながら亡き息子を思い、カレーを作る。
亡き息子の生前の映像をみて、後悔を語るってだけで感動的ですが、何かあと一押し欲しかった物足りなさはありま
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.8

15年ぶりくらいに鑑賞。
ほぼ内容覚えていなかった。

ベルリンの歴史を知った上で見ることで、この作品の価値があり、深みが増すと思います。

ラストのセリフ『これは私のための本だ』でこれまでの暗い雰囲
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.5

生まれつき両耳が聞こえないケイコ。そのハンデを持ちながらもボクシングを通じて戦い続けたケイコの物語。試合のシーンは少なめ。

小笠原恵子さんを題材にした作品のよう。

この静けさのある雰囲気、どうやら
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