おこめさんの映画レビュー・感想・評価

おこめ

おこめ

映画(49)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

ホラー要素ありのオシャレなミステリー。ストーリーは王道で亡霊もちょっとチープだったけど、エリーもサンディも流れる音楽も魅力的で見てて飽きなかった。
特に女性ウケ良さそうな作品。

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.5

タイトルの「選択」がなんの選択なのかだけ先にネタバレ聞かされていたので、がっつりナチスのホロコーストをメインにしたストーリーかと思っていたけど、全て終わったあとに出会った作家スティンゴが主人公で、回想>>続きを読む

AK-47 最強の銃 誕生の秘密(2020年製作の映画)

3.1

発明家ってどこか尖ってて意固地な面があって、映画の主人公としては全面的に共感できるってわけじゃなかったけど。主人公の目線でサクセスストーリーを楽しむというよりは、たくさんの開発者たちが才能を寄せ集めま>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.5

何を思えばいいんだろう。
イジメをテーマにしたスプラッター映画なのかな。愛を無理やり殺意に置き換えて、不快でチープなスプラッターシーンを見せるのが目的のような印象を受けた。漫画は読んでいません。
ひた
>>続きを読む

エンドレス・エクソシズム(2018年製作の映画)

3.1

たしかに展開がジェーンドゥの解剖に似てる。目新しさはないけどドキドキできたし普通に怖かった。この後どうなっていくんだろうっていう楽しさがあったから中盤がピークかな。

オーディション(2000年製作の映画)

3.1

CGが濫用されていない頃のじめっとしたジャパニーズホラー。この独特の薄暗さ不気味さが懐かしく、気だるい。
ストーリーは深いものではないんだけど、終盤のシーンはしばらく目の裏に焼きついて離れなさそう。「
>>続きを読む

アパートメント:143(2011年製作の映画)

3.3

これはB級ホラー好きのわたしにとっては結構良かった。幽霊ではない、生きてる人間の心理的エネルギーだ、みたいな切り口で、生きている人間にスポットを当てて心理分析するのは斬新で面白かったし、でも結局はそれ>>続きを読む

守護天使エンジェル(2015年製作の映画)

3.0

なんだろう。大まかなストーリー的には悪くなかったから、虐待するに至った経緯とか、占い師と双子との関係とか、姉の自殺の部分とかももっと深掘りしてほしかったな(自殺した割に殺意満々)
エレナかわいそう。

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.2

いい大人が揃いも揃ってこんなゲームをやること自体あり得ないっていうのは置いておいて(笑)
知らない方が幸せなことってたくさんあるよなーとは常々思う。バレない秘密は相手にとってはないのと同じ。問題は隠し
>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.0

自分がこの主人公のようにめちゃくちゃ裕福で、限られるとはいえ普通より多くの選択肢を持てる立場だったら、はたして同じことをするんだろうか、とぼんやり考えながら見てた。
母親として精神を平常に保つことは難
>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんでこの人40歳すぎるまで何もしなかったんだろ?って不思議になるくらい、行動力があってマメで芯がある優しいフーシ。
本当にきっかけがなかっただけなら、シェヴンとの出会いは貴重な体験だったと思うし、結
>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーといえばファンタジーかな。絵的にもストーリー的にも衝撃的な作品。

物語中盤までみて、なるほどこういう世界観なのね、ってやっと認識できてくるんだけど、ティーナが心を許せる相手と出会い、偏見
>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.1

おじいさんとおばあさんの奇怪な行動による気味悪さで怖がらせてくるホラー。pov。そんなに怖くないけどストーリーはそこそこエンタメ性あってそれなりに楽しめた。

バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍(2015年製作の映画)

3.5

女性兵士の話は目線が近いものがあって、他の戦争ものよりも感情移入してしまい泣きながら鑑賞。志願なんて自分には無理だよと思いながら…覚悟を決めた兵士の顔と、本来もつ人としての優しさあたたかさの両面を見せ>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.9

観る前は退屈かなって思ったけど、観てよかった。
頑固なおじいちゃんだけど、自分の人生を見つめ直して、今持っているものを全部投げ捨てて遠い昔の約束を果たそうとするなんてロマンチックな話。
途中に出会う人
>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.3

大自然とディカプリオの迫真の演技に圧倒される映画。
雪山でのサバイバル、熊との戦いをみているとゴールデンカムイを思い出してしまう。吹雪の中、死んだ馬の内蔵を取り出してその中で暖をとるシーンとか、この発
>>続きを読む

マーターズ(2007年製作の映画)

3.9

こ、怖かった…。ストーリーが突き抜けてて衝撃的。映像としてはかなり痛々しい描写が容赦なく続くので観る人を選ぶ作品。私もメンタルけっこうやられた。
ただ痛いだけの映画ではなく、怪現象の正体やリュシーの過
>>続きを読む

呪われた老人の館(2021年製作の映画)

3.1

主人公がおばあさんなのにめちゃくちゃ美人で魅力的で、そのおかげで最後まで飽きずに見れたのかもしれない。
種明かしの部分はツッコミどころもあったけど、老いや記憶を保てなくなることへのリアルな恐怖とか、深
>>続きを読む

樹海村(2021年製作の映画)

3.0

冒頭の掴み(あっきーなの部分)と、ストーリーの流れは面白いと思った。日本のホラー特有の演出のチープさだからこそゾッとする部分もちらほらあったんだけど、話が進むほどにチープさが際立って、笑っちゃう感じに>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

2.8

批判ではないけど不快感の残る作品。タイトルから受けるイメージとはかけ離れている。

アリシアの父親にはまだ同情や共感の余地があるけど、バルバラに至っては彼女が抱えている心の闇の正体が見えてこず、自分が
>>続きを読む

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.4

パッケージで見たと思い込んでたけど見てなかった、ので見た。
一言で言えば、映画で体験できるお化け屋敷(びっくりさせる系)なんだけどエドの保管室に置いてあるいわくつきアイテムのひとつひとつが過去作にでて
>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.5

謂れのない暴力を受け続ける残酷な作品。腫れ上がった姉妹の顔が痛々しすぎる。
怖い夢を見て、これが夢なら早く覚めてと願うときのあの感覚にすごく似てる。犯人も謎すぎて怖い。
心に残るしもう見たくないけど、
>>続きを読む

ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~(2016年製作の映画)

3.5

手違いで前作見る前にこっちを鑑賞。
タイトル的に期待してなかったけど、手のこみ過ぎないシンプルな演出が怖さを増長させていて思っていたより面白かった。
ストーリーもありがちといえばありがちだけど、子ども
>>続きを読む

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

3.4

賢い者は殺す相手を「人間」ではなく「敵」と認識する、というロッカの言葉が印象的だった。
戦況は史実に基づいて描かれているので、フィンランドとソ連との戦争を知ることができた。絶望感が増していく環境下だっ
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

めーーっちゃ面白かった。
自分はこのジャンルのゲームはやったことないから細部のあるあるまではわからなかったけど、ゲーム内のNPCについてちょっとでも考えたことがある人なら楽しめるストーリーだと思う。演
>>続きを読む

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

セリフがとても少ないアニメーション作品で、さらに登場人物たちの間にも言葉の壁があって、キャラクターの動作を見て感情を探っていくのが面白かった。

アリスに対して、最初は図々しい子供だと思っていたが「魔
>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

タイトルからホラーを期待してたけど、ジャンルはダークなSFアクションかな。バイオレンス描写ありだけど、もはやドラゴンボール級の戦いなのでそこまでグロくはない。展開が早くて観やすかった。続きもあるのかな>>続きを読む

ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.5

惹き込まれる怖さだった。信仰において信じる力は絶大なんだなと。
主人公がそもそも神や悪魔の存在に疑問を持つ現実的な人間だったので、とても入り込みやすかった。非現実描写もやりすぎず、でもしっかり不気味に
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

トニーが言ったように人種差別の問題は「複雑」だけど、まるで違った境遇の2人が旅を経て少しずつお互いを理解しながら友情を深めていくストーリーに心があたたかくなった。差別を臆せず自ら立ち向かうってすごい勇>>続きを読む

千羽づる(1989年製作の映画)

3.5

背景は違うけど、みるみる衰えていく娘とそれを見守る母の構図が「震える舌」を思い出させた。しかし禎子の母は強かった。人前で弱音も吐かず、気丈に我が子を支え、最期を看取ることの辛さが、わたしには想像の域を>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.2

知り合いから「単調、大したことない」「映画館で観るべき」という感想を先に聞かされていたのでなかなか手に取りづらかった本作、やっと観た。
面白かったよ。テレビで観ても十分迫力あった。とてもグラビティ感じ
>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

4.0

白黒つけられないことがたくさんある世の中で、白黒をつけられた人たちと、彼らに向き合う教誨師の話。
これはフィクションだと思うけど、この登場人物たちのように現実にも罪の意識を持たない人は少なからずいるん
>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

2.5

個人的に苦手な域のバイオレンス描写だった。
復讐劇を繰り広げる主人公の、感情表現が印象的だった。
でもこの復讐計画のツメの甘さについては…突っ込まずにいられない…あとふつーに犯人と同じレベルの異常者が
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

テロの恐ろしさを擬似的に体験させられるような映画だった。所々に実際の映像が入り、悲しくて泣いた。客を最後まで守った従業員、ベビーシッター、そして父母の強さをみた。
そしてテロリストについても、電話先の
>>続きを読む

タイタンの戦い(2010年製作の映画)

3.0

ゲームみたいで楽しかった。キャラクターに想いを馳せる余裕もなく、総集編の如く話が進んでいく。何も考えずサクッとみれる。
マッツがイケメン。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

面白かった…予想外にしっかりホラーだった。
血と雨と涙と嘔吐物でドロドロだし、見たことないパターンの祈祷師踊り狂ってるけど、ストーリー展開にどんどんのめりこんでいったし色んな意味で終始目が離せなかった
>>続きを読む

>|