punk親父さんの映画レビュー・感想・評価

punk親父

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処刑教室(1982年製作の映画)

4.0

愛すべき胸グソ映画。80年代の荒れた学園生活をエグく描いた映画としてはトップクラスだと思う。

未成年ということを盾に好き放題やらかす不良たち。転任してきた真っ直ぐな教師が正そうとするもどんどん反目し
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

4.5

普段とは違う路線の映画を観てみたけど、これは良かった。

パッと見、人種差別や家族がテーマなんだけど、実は同性愛も入ってた。
暗く重くなり過ぎず、スカっとさせる要素を忘れていないから、見終わった後もテ
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ブラッド・イン ブラッド・アウト(1993年製作の映画)

4.5

固い絆で結ばれていたはずの幼馴染のギャングが、それぞれのきっかけで違う道を歩んでいく、というストーリー。
違う道を歩んでいくのだけど、結局は違う立場でも人生の中で密接にかかわりあっていく。時に助け合い
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ワンス・ウォリアーズ(1994年製作の映画)

-

公開当時、映画館で観た。
すごい面白かった記憶があるんだけど、内容覚えていない…
もう一回観たいから、DVD化してくれないかなー。

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)

3.0

SFクラシックかな?
今の物差しで観るのではなく、60年前の映画として観るべし。
そう考えると当時としてはよく出来てるんじゃないかなぁ。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

久しぶりに鑑賞。

独特の間が良い。自分はこの「間」が好きです。
巨大リーゼントしてても不良らしさが無く(笑)、むしろ悪徳マネージャーに搾取されっぱなしで極貧ツアーを強いられるという
見た目と裏腹なキ
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サンゲリア(1979年製作の映画)

3.3

この時代のイタリアンホラーそのもの。
ダリオ・アルジェント とかルチオ・フルチ
とかって虫好きよねー。怖いというよりキモい寄りの描写が多い。
あと、目ん玉串刺し(何かの映画でも観たような…)のような観
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スナッフ/SNUFF(1976年製作の映画)

1.5

何十年も前に「本当の殺人シーンを収めた映画がある」と噂だけは聞いていた。ようやく観る機会があって視聴。

噂の元と思われるラストのシーンまでが無駄に長い。しかも謎展開が多くてそれが面白いならまだしもク
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人喰族(1984年製作の映画)

3.0

時代だなあ。食人族とかあったなあ。当時子供だったので、観たいけど怖くて観れないまま、大人になった今観ようと思ったらもうソフトではどこにも置いておらず。
(動画配信派ではなく、レンタルやDVD派です)
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.8

いやー、デ・パルマ的な映画です。(勿論いい意味で)
序盤の映画制作の裏側的なやりとりが何気に可笑しかった。叫び声のオーディションとか。

でも最後は意外な展開でした。こんな切ない終わり方だとは。
期待
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.6

タランティーノらしく70年代B級アクション映画へのオマージュたっぷり。

ブラックスプロイテーション(特にパム・グリア)とラス・メイヤー(ファスタープッシーキャットキルキルあたり)とクラシックなアメ車
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シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

4.0

昔からピストルズ が大好きだったので勿論この映画のことも知っていたが、自分が高校生だった公開当時、色んな雑誌やJ・ライドンのインタビュー記事など読み漁った結果、どうしても観る気になれなかった。
今回晴
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ワンダラーズ(1979年製作の映画)

3.9

音楽あり、オンナあり、暴力ありとザ・アメリカの青春!な感じ(いい意味で)だけど、
色んな人が言うように、確かにツッパリ版アメリカン・グラフィティー。
出自ごとのグループ同士がいがみ合いながら
後で仲間
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

母の遺言を受けた姉弟が、母の知られざる壮絶すぎる人生を辿っていく中で、自分達の生い立ちを突きつけられていくと言うお話。

母の過去を振り返る映像と現代のシーンが重なり合い、途中で頭が混乱してしまった。
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.5

TSUTAYA発掘良品。
予備知識無しで観た。テーマが重く、緊迫感がハンパない。ただただ圧倒された。

爆破シーンがやたらとリアルなんだが、当時どうやってこんなシーン撮ったんだろうか。

悪魔の植物人間(1973年製作の映画)

3.3

「フリークス」同様、健常者の人間の方が残酷で心が穢れている、という内容。
D・プレザンス演じる科学者が、人体改造研究に何の感情も見せずに淡々と打ち込む姿が
狂気を感じさせる。

こういう見せ物小屋的な
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

3.2

コリンヌ・クレリー美人だなぁ…。

レイプリベンジもの。と思いきや、リベンジし切れず非業の死。
フランコ・ネロのクズ男っぷりよ。性格歪んでるわ。
ラストシーンがタイトルにかかっている。
最後にお前がヒ
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.8

こーいうので良いのよ、ロジャー・コーマンは。
チープで、あり得なくて、しょーもなくて、勢い重視。現代の視点で見たらつまんねーだのショボイだの言う奴もいるだろうが、そら現代の視点で見ればの話でしょ。
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.7

だいぶ前に一度観たが、その時はやたらと印象的な色彩と暴力描写とおっさんのカラオケが印象強過ぎで、一方で展開はスローだし
カラオケ親父は謎だらけだし、面白いようで面白くない思わせぶりな映画だなと思った。
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テレフォン(1977年製作の映画)

3.4

ザ・ブロンソンですね。
70年代、東西冷戦、スパイ、アクション、女。娯楽スパイアクションです。
でも、電話でとあるキーワードを言われると過去の洗脳(催眠術)が再作動する、というのはなかなかのアイディア
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.6

以前から観ようと思いつつ観ないままだったがようやく拝見。
想像とは違っていたけど、なんとも不思議な映画だった。独特なテンポで進んでいくストーリー、緩いといえば緩いんだけど何故か退屈しない。トム・ウェイ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.5

第1作からアクションがさらにパワーアップ。

無駄無く(○す)
確実に(殺○)
容赦なく(○す)


途中、燃えよドラゴンの鏡の部屋のオマージュ的なシーンもあり。

コモンの面構えがなかなか渋くて、役
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

4.0

進化ではなく退化。進化を描くSF映画は数多あるが、40年以上も前に逆の観点で映画作るケン・ラッセル。凄いわ。

CG技術が当然今みたいに凄くない時代にこのトリッピーな映像。独創的すぎる。
ドラッグ映画
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

久々の快作、快感作。
キアヌ久々のハマり役じゃないかなこれ。

裏稼業の独特な世界観もカッコいい。
何より文字通り「必殺」の殺し方!
ここまで容赦なく殺しにいかれると逆にスカッと感ハンパないね。

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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.5

長年くだらない映画としてタイトル名だけは知っていたのに観る機会がなかったが、ようやく観れた。しかも何故か続編から。

思ってた以上にしょーもなかった(笑)
もちろんいい意味で。

エアギターってここか
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フル・モンティ(1997年製作の映画)

4.0

「リトル・ダンサー」
「フル・モンティ」
「ブラス!」

この3つは「英国第二次産業哀史三大作」と勝手に命名してるんだけど、
それぞれ違う趣で良作揃い。

で、このフル・モンティ。
不況で親父は失業、
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.2

ゴスペルって、観客がノリまくって歌い出したり踊り出したりするところが良い。観てる方も心揺さぶられる。

魂の歌声。文字で書くとありきたりな表現になるが、ホントそうとしか言えない。圧倒的なアレサの歌唱力
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

多くの人たちが言っているように、一回観ただけでは理解できなかった。中盤あたりで脳が混乱。正回転と逆回転を理解しきっているか、中途半端な先入観を捨てないと、途中で置いてけぼりになる。もう何回か観ないと理>>続きを読む

切腹(1962年製作の映画)

4.5

白黒で時代劇というだけで普段は敬遠しがちだが、こいつは違った。
名優たちの重厚かつ張り詰める緊迫感がハンパない。苦手意識も忘れて観入ってしまった。

今の俳優にはあまり見られない演技力の高さに圧倒され
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.8

ストーリー良し、サントラ良し、テンポ良し。スタイリッシュなんだけど、イヤミさがない。登場人物が沢山いるのに、みんな強いクセがあって誰も埋没していない。
英国的ユーモアさもうまく散りばめられている。
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

公開当時映画館で鑑賞。当時も感動したが、久しぶりにDVDで観てみた。
公開当時と違い、自分も独身から親という立場になって改めて観ると、どうしても親目線になってみてしまう。
そして親目線で観た今回は父親
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

何度も観てる。
そして何度観ても傑作だと感心する。
一世を風靡した海洋パニック映画として楽しめるのは勿論だけど、人間ドラマとして観ても秀逸。
町の経済最優先の権力者vs人命優先の異動直後の警察署長とい
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

個人的には観る前の期待値が高すぎたのが良くなかったのかな。思ったほどではなかった。

話が出来過ぎな感はあるけど、いい意味で馬鹿馬鹿しさも多いので、週末に何も考えずに
楽しむにはもってこいかなと。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

明るくなれる要素がない映画。だけど、一気に最後までみてしまった。

牧歌的で色彩豊かな映像が全編を覆う一方で
残酷映像も折々で出てくる。しかも残酷映像は大袈裟な演出なしに、ストーリーの流れの中でふと現
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.0

何度観ても面白い。巻き込まれ系サイコサスペンスの傑作。
前置きも短めで序盤から謎のヒッチハイカーが無慈悲に一般市民を殺していくテンポの良さ。神出鬼没で謎が多いヒッチハイカーについて「何故?」を考えるヒ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

何をやってもビル・マーレイはビル・マーレイでしかないw

結構なメンツが多数出演しているけど、みんな魔法にかかったかのように揃ってユルユル。
それにしても、ユルユルな笑いを畳み込まれるとこんなに笑える
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