Marikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

Mariko

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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.1

アメリカ・カナダ全ての野球チームで永久欠番になっているという42番。
この背番号42をつけていた、アフリカン-アメリカン初のメジャーリーガー
ジャッキー・ロビンソンの伝記。

人種差別が激しかった19
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

1.5

観た方のレビューから
(『カイロの紫のバラ』+『ローマの休日』)÷2みたいなお話かしら、
だとしたら最高か!と想像して観てみたのだけど
プロットは最高なのに、最初から最後迄あれこれ切り貼りしたちぐはぐ
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モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

3.0

人間でもなくオオカミでもない少年の話、だけあって
可もなく不可もなく...

ただ、モーグリと人間との関わりの描き方がちょっと中途半端で
結局ジャングルを救う決意をさせるきっかけになっただけ?
という
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

螺旋階段好きの私としては、このハウス・オブ・ウッドコックの階段
だけでも観る価値があった、と言っても過言ではないのだけど
それに加え、言わずもがなのオートクチュールのドレスの美しさ、
すべての衣装や部
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.6

公開時に新宿ピカデリーで観ていたのだけど
(満席だったのと、ロビーで待ってたのが辛かったのでよく憶えてる)
soumaさんのレビューに触発されて再鑑賞&再ログ。

ウディ・アレンの、ちょっとシニカルに
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

『数学で戦争を止めようとした男の物語』だと思って、彼と、相対する海軍の上層部との攻防にすっかり引き込まれて観ていて「やったあ!」と思ったのも束の間、気づくとそうではないところにいる、その「あれよあれよ>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

そもそも、シリーズ3作ともが傑作な上に
『3』が文句なし100点超えの大傑作で最高の幕引き、
かと思いきや、続き作るの?!やめた方がいいよ!
というのが、『4』制作のニュースを聞いた時の正直な感想。
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バルトの楽園(がくえん)(2006年製作の映画)

2.8

『5%の奇跡』の主役だったコスティア・ウルマンくんが出ている邦画が
アマプラにあったので観てみた...んだけど
前半は悪くなかったのに、最後まで観てみたら
ものすごくぼんやりした映画だった。

誰が主
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.1

ストーリーがありきたりなのはともかく(嫌いじゃない)
演出も「はいはい」な類いが多くて
(タイムリープを本人が認識するのが新聞の日付、のズームインとか)
ちょっとなあ...と思いつつ
大泉洋の情けない
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.5

主人公の、殆ど見えていない、その(見えていない)見え方で
画面全体が覆われるたびに、ものすごい不安に襲われる。
とある場面では「やーめーてーーー!!」と本気で叫んでしまったくらい。

なのに、これがま
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.8

2007年作。
ナターシャ
ロスト・イン・トランスレーションの4年後、アイアンマン2の3年前
スティーヴ
キャプテン・アメリカ/ ザ・ファーストアベンジャーの4年前(笑)。

いや、10年位前、DVD
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

美しい絵を眺めていたら、いつの間にか動いていた、ような印象の映画。
とても穏やかな空気感に見えて、主人公モードとその夫になるエヴェレットの二人のあまりの不器用さに始終ひりひりした気持ちになりでもとても
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3


冒頭「何故 I will always love you?」と、少々しらっとした気持ちだったのも束の間、トニーを、Natを、そしてキャップを見せられちゃったらもう、なんかそういうヤツ(作りモノ的な何
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.0

MCUで唯一(アイアンマン3もそうだったかな...)1回しか観てなかった作品なのでついにこの期に再鑑賞(笑)。

今観れば、そこここに「おおっ!」っていうポイントは当然あるわけだけど
、トータルではや
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

出てくるのは全員いい人ばっかりだし
キューバサンドは物凄くおいしそうだし(That's 飯テロ!)
特に悪いところはないんだけど
全体的にふんわりと時が過ぎて(私がぼんやりしてただけ説)
それでこその
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.5

クリスの黒スーツで0.5加点、ピンクパンツで0.5加点、それでやっとこのスコア。
まっっったく面白くなかった!!!
とりあえず「クリスのPVね」と途中で頭を切り換えたので観られたけど、じゃなかったら途
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

-

観る前から、というか
このキャスティングを聞いた瞬間からわかっていた事だけど
実際に観てもやっぱりジャック・ロウデンがモリッシーに見えなくて。

映画の鬱っぽいテイスト(笑)はThe Smith的だっ
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dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

4.2

若きトム・ハーディ(脇役だけど)かわいい、とオススメしてもらって
ようやく鑑賞。

観てるあいだ、途中から、あれ、これって『めまい』?『サイコ』、、いや『ファイトクラブ』...的な『カメラを止めるな』
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.5

「リスペクトやオマージュ満載で迫力満点なら脚本はどうでも良い」
のであれば、4.0超え。特に怪獣の造形は5億点。
でも、脚本がどうでもよくなったらもはや映画ではないし、期待値上げすぎちゃったことも手伝
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.5

『エンドゲーム』以外の作品を映画館で観られない(=時間があると、どうしてもEGをリピートしてしまう(笑))というこの1ヶ月を経て、ようやく観られたのがこの作品で本当によかった。

東西冷戦下、しかしベ
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.5

実話ベースとのことだけど、
今ひとつ話に入り込めない上に展開がかなり冗長でもあって。
ただ、何を隠そう(えっ、隠れてない?!w)大のトムハ好きなので、
自ら希望したという一人二役は見応え充分で、そこは
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.1

TVでやってたらしいので、観たのは結構前だけどこの機にレビュー。
キングコング、オリジナルはもうその存在が凄いし
PJ版も結構好き、76年版は微妙... という評価の私ですが
これってキングコングなの
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ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

2.5

ナチス戦犯を祖父に持ち、その罪と向き合おうとするホロコースト研究者
と、祖母がナチスの犠牲となったユダヤ人で、その無念を晴らすべくホロコースト研究に青春を捧げるインターン。
プロットが面白そうだと思っ
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名犬ラッシー(2005年製作の映画)

3.4

この、度々リメイクされてきた名作
老公爵を演じる愛しのピーター・オトゥール様含め(ごめんなさい!)
映画として特筆すべきポイントは殆どなかったけれど
(首を傾げるポイントは結構あった(汗))
「犬は反
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

何を書いても陳腐になってしまう程の、としか言いようがない。
MCUずっと観てきて本当によかった。途中から泣きっぱなし。

これから観に行こうと思ってる人、せっかくのGWなのでなるべくMCU全作観てから
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

4.0

高速進行(笑)ハイジ。
でも、誰もが概ね知ってるストーリーだからこそできる業で
まったく問題なし。
ヨハンナ・シュピリ、高畑勲どちらのイメージを持って観ても
違和感のないハイジ(かわいい!)は凄い。
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.7

『アリス・イン・ワンダーランド』以降ほぼずっとがっかりし続けてきたけど
トレイラーでダンボが飛ぶ姿を観て、これはイケるかも!と思ったその期待は裏切られなかった。

ディズニー・アニメーションの『ダンボ
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.5

かなり残念。
そもそも漫画が原作の作品にそう言っても始まらないけど(笑)
プロットやストーリーは王道ながら悪くないので
もう少し漫画っぽくない、ちゃんとした実写映画にできた気がするから。
豪華キャスト
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

3.7

かなり笑える社会派ブラックコメディ。
ひたすらに弁が立つロビイストにアーロン・エッカート、
ウィリアム・メイシーもJKシモンズもそれぞれにハマリ役で
かなりイイ感じなんだけど、主人公が誘拐されて一命を
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.4

トランスフォーマーシリーズは1作も観たことナシ、
トレイラー観て「あの黄色いやつ、かわいいね」という話になり
2月から続いていた新作鑑賞ラッシュ(笑)が一段落したので
ちょっと行っちゃう?くらいの軽い
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

予告はかなりコメディを強調しているけれど
コメディ要素もないわけではないし絶妙に挟まれてるけれど、
相当にシリアスな展開。

KKKに黒人と白人が二人一役で潜入、というだけでなく
その白人がユダヤ人で
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

4.0

イギリスの小さな漁村の、いわゆる「ムラ社会」的ないや〜な感じが
実に上手に描かれていて、観てる方もいや〜な気持ちになるのだけど
そんな中にも「味方」はいるのだ、という僅かな救い...さえも
潰えてしま
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

4.2

想像(あんまりしてなかったけど)してた内容とはずいぶん違って、
いい方向に裏切られた感。

個人的最大の収穫としては(映画とまったく関係ない(笑))
昔バンドで演ってたNantucket Sleigh
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

スタジオロゴ、ポストクレジット含む最後の10分は5億点
そこだけでも充分に観る価値があった、と言ってよいのだけど
それ以外はスコア3、平均すると3.5(ネコ加点含)。
説明の仕方・見せ方があまり上手じ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

高貴な格調高いおはなしかと思いきや、
最高に下衆で、げらげら笑えて最高に面白かった。

とにかく女優3人がお見事というしかなく
オリヴィア・コールマンがアカデミー主演女優賞を穫ったけれど
私的には3人
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運び屋(2018年製作の映画)

4.2

どこに向かっているのかわからない緊張感と
主人公アールの飄々とした佇まいが喚ぶ脱力感が相まって
不思議な浮遊感が全編に漂い
そこに自分も浮かんでいるうちにあっという間の116分。

この、食えない爺さ
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