MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価

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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.7

ロバートとフランチェスカにとって必要だったのは、自分を真っ直ぐに見てくれる存在だったのかな、と。そして、他の誰でもない、自分達で別離を選んだことが愛を永遠のものにできたのかもしれない、と。
ジャズ・バ
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

仕事人間の夫が名誉挽回で家族をスキー旅行に連れ出したら、意外な落とし穴発生で大チョンボかましちゃった、という物語。
イヤまァ確かに、雪崩なんざ起きたらワタシだって子供より先に逃げるぞ……なんて思っちゃ
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

5.0

静かな作品であるにも関わらず、「ミナは一体どんな思いでハリムにプロポーズしたんだろう」とか「ハリムはそんなミナの誠意にすら応えられないのがツラいのかも」とか、行間から裏側までイロイロ考えてしまってかな>>続きを読む

いちご白書(1970年製作の映画)

2.5

若者の持て余し感がよく滲み出てるうえに、キッカケは女の子♪というトコロが判りやすい。判りやすいんだけど、サイモンの中途半端感が半端なくて何というか。……イヤ、大抵の学生運動はこの程度の延長線なんだろう>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.6

旅は道連れ。そして、人生もまた。

それにしても、ラウラがおばちゃんにしか見えないトコロがかなりビミョーだったり。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

-

ジェイソン・ステイサムだからと思って頑張って見てたんだけど、深海で走るとかどうなんだ……と。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

そんな気もないのに最恐の男を敵に回すという悪夢もさることながら、寝室の天井にステンドグラスって……とソッチの方が怖い気がするのはワタシだけですか?そうかもしれません。
ともあれ、イイヒトなんだけどワル
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EO イーオー(2022年製作の映画)

4.5

捕まえたり、離したり、殺したり、怒ったり、突然大はしゃぎしたり、叩いたり、閉じ込めたりする人間って一体……と思いつつも、サーカスのお姉さんを一途に恋するロバにキュンキュンするコト請け合いな一作。
でも
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地下水道(1956年製作の映画)

4.0

唯一の脱出口である地下水道で、まさに袋の鼠と化すポーランド・レジスタンス(と民間人)。ほぼ姿が見えないままのナチス・ドイツ軍の陰湿な恐ろしさが凄いんだけど、肝心の地下水道が実に丁寧に作り上げられている>>続きを読む

夕陽に立つ保安官(1968年製作の映画)

3.9

"地平線から来た男"の姉妹編というコトだけど……ソレって公式見解なのかな?邦題の都合、とかだったり……じゃないよね?

ともあれ、流れ者に保安官という大役を任せちゃう有力者達の心理はとにかくとして、地
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Mr.&Mrs.ウォンテッド(2023年製作の映画)

-

エリック・ロバーツのために頑張って30分までは見てたんだけど、物語が全くといっていいほど進まないことが辛かった……。

クーダ 殺し屋の流儀(2022年製作の映画)

2.8

アントニオ・バンデラスの醍醐味はシリアスなキャラでもうっかりと笑いを取ってくれるトコロにあると思ってたんだけど……クスッとさせてくれるトコロすらないのは物足りない気が……。
ともあれ、クーダとストレイ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

2.5

何であんな山の中まで尾行しておいて、ナイフで滅多刺しするんだろう。銃弾一発で済むじゃないか……って、どうでもいいトコロに引っかかっちゃったのはワタシだけですかそうですか。
それにしても、マルチェロはジ
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デッド・キャニオン(2008年製作の映画)

-

出る人出る人みんな演技がアレレなのか演出に問題があるのか、肝心のノーマン・リーダスを確認するまで辛抱できなかった。

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

2.9

相手がいわゆる"悪の枢軸"国だからって、原子炉爆破とかヤッパリ如何なんだろうなァ……と考え込んでしまうコト請け合いな一作。
そして、多分にイロイロとスリル満点な展開ではあるんだろうけど……ジェラルド・
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地平線から来た男(1971年製作の映画)

1.7

何を面白がればいいのかよく判らなかったんだけど……とりあえず、お医者さんが宣った「偽善の神に誓う」という台詞にはうっかり噴き出した。
ワタシ的には、ジャグ・メイがホントにスウィフティ・モーガンだったら
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コラテラル(2004年製作の映画)

4.0

正直、トム・クルーズって好きでも嫌いでもない俳優なんだけど……冷静沈着にイッちゃってる感じのこの役柄はナカナカの好感度でした(笑)。しかも、何だか応援したくなる悪役って一体(笑)。
とはいえ、そんなヴ
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.2

48分に一回銀行強盗があるとか、マジか!?としか思えないのはワタシだけですか?

それはともかく、ラスボスの意外性はナカナカなんだけど……イヤ、何となく察せられちゃう気もしなくはなかったんだけど……ど
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ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)

3.2

てっきり"クリムゾン・タイド"的な物語かと思ってたんだけど……実際にはもっとヒューマニティに特化した展開だったので意表を突かれてみたり。
イヤむしろ、戦争という悲劇をこういう表現で描いた稀有な作品と絶
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コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

3.0

元ナチ党員が創設したのは、慈善団体という名の趣味の館だった……というお話。
正直、作中で描かれてる施設の規模が実際よりもこぢんまりしてるあたりどうなんだと感じなくもないんだけど、ちょっと舞台劇っぽい演
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.0

とりあえず、原作者には謝った方がいい。むしろ原作より世界を席巻した"アルプスの少女ハイジ"に陳謝しておいた方がいいんじゃないかと思わずにはいられないんだけど、いっそ潔いまでの下劣感が妙にツボッてしまっ>>続きを読む

許されざる者(1959年製作の映画)

2.0

もしかしたらコレが元ネタなのかと思ってたんだけど、クリント・イーストウッド版やましてや渡辺謙主演の邦画とは全く異なる内容だった。

ともあれ、作中の時代むしろ製作された時代には、養子女はあくまでも養い
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.2

そういえば昔、BBCのニュースでこの話題やってたなァ、と。
ともあれ、些細な事実を混入すれば創作も事実として認識される、というトコロに日本人として何やら馴染み深い現象を感じたり。ヤッパリ、虚偽ならきち
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ユー・アー・ノット・マイ・マザー(2021年製作の映画)

2.7

多分ケルト神話に基づいた何かがあるんだろうけど……アイルランドやウェールズ("ドリーム・ホース"参照)って野良馬がいるんだ、というインパクトの方が大きかったかも。そして、ママの常軌の逸し方よりも、夕飯>>続きを読む

ゼロ・コンタクト(2022年製作の映画)

1.6

製作陣の努力は大いに認めたいとは思うんだけど、全くもって緊張感が伝わって来なかった点がとにかく残念。正直、SFなんて大袈裟な風呂敷広げるんじゃなくて、もっと普通のネタの方が良かったんじゃ……。
とりあ
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

3.7

観光地に観光客が押し寄せ過ぎるのは、はたして観光客だけのせいなのか。数を捌こうとする旅行会社や、いっそ諸手ウェルカムな観光地にだってその要因はあるんじゃ……とグルグル考えちゃって止まらなくなる一作。>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.4

クライドの奥手ぶりはどういう意味なんだろうと思ったら、刑務所でレイプされたのが原因だそうで……まァリアルなクライド史的には時系列が違うみたいですけど……強盗のハシゴより何より、ボニーの純愛のお陰でイン>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

動体視力と反射神経が追いつかなくて 未プレイの"グランツーリスモ"なんだけど、プレイヤー視点だったり、ゲームを意識したビジュアルがあったりと擬似体験できる構成なのが嬉しかったり。
ストーリー的にはレー
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イビルアイ(2022年製作の映画)

2.8

伝承とか昔話とか、いっそ噂話というレベルのものも、実は素地にはきちんとしたウラがある……という感じですかね。ちょっと見る側の解釈というか行間を埋める能力におもねり過ぎてる気がしないではないんだけど、独>>続きを読む

ドリヴン(2001年製作の映画)

2.3

復活させたベテランに昔懐かしの露骨チームオーダーを発動するほど新人に期待を寄せ過ぎるチームって一体。恩義せがましい身内が一番厄介だというコトだけはよく判った……んだけど、みんなそれぞれイイヒト過ぎてス>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.5

星を喰らうラスボスはインパクト絶大なんだけど、ソレに立ち向かう側がアベンジャーズ的な何かになってしまってるのが残念で、そんなトコロが大風呂敷の割にはこぢんまりしちゃった感に繋がってるのかなというのが正>>続きを読む

ダンディー少佐 エクステンディッド・エディション版(1965年製作の映画)

2.9

南北戦争でインディアンが関わったエピソードを興味深く描いた秀作であるハズなのに、うっかり女性問題を絡めてしまったことでビミョーな雰囲気にしてしまった点が残念な一作。イヤもちろん、映画にはエンターテイメ>>続きを読む

弾丸を噛め(1975年製作の映画)

3.2

大事に創ってる感は存分に感じられるんだけど、実のトコロ、もう少し普通に撮ってた方が物語として良かったかな……と。とりあえず、レースの全容を最初に説明して貰えてたらその後の臨場感の一助になってたかもしれ>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.7

正直、途中で何度か意識を失ってしまったのでサッパリ理解できず。それだけが理由じゃないけど、要するに感性の違いをまざまざと突きつけられたという印象は強かった。
とりあえず、「15分は6200時間のことよ
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