MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.7

彼女に捨てられた男と、夫とすれ違ってしまった女が出会って美しい旋律が生まれる、という物語。
ストーリー自体が"音楽家"である二人の感性に任されている部分が多いので、ドラマとしてだけでなくミュージックビ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

2.9

有能な女性ロビイストが、難敵である銃規制強化法案反対派に挑むという物語。
自由の国アメリカの根本中の根本である合衆国憲法すら笑い飛ばして銃規制強化法案推進派への意思を表明する場面は爽快ですらあったし、
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.0

ただのモンスター・パニック物ではなく、生物の誕生や進化といった要素を描いた一作……といった雰囲気だけど、むしろ最近流行りのAIの暴走モノじみた内容になってるあたりに、ココにきてソレかよな印象。
ともあ
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.8

反戦映画という要素もモチロンあるんだけど、むしろ、敬虔な少年が少女の無邪気な願望を実現しようと苦心する様はまさに恋心のなせる業で、愛犬を通して無意識ながら両親の死に心を痛めている少女に"天国"を作って>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.3

ヨーロッパの火薬庫といわれるバルカン半島の何処か……といいつつ、実は現代の戦場の何処にでも起こりうる事態が描かれているだろう一作。
以前読んだ"サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド"を読み返してい
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ディール・ブレイク(2014年製作の映画)

3.8

構成や編集などがちょっと独特なあたりに理解しずらさを感じたりするんだけど、アイスランド版仁義なき戦いといった感じかも。内務調査官であるハンネスを物語の中心に据えたことで、根深い汚職の連鎖を描ききった一>>続きを読む

エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

4.3

……そうか、リプリーったらホントに死んでたのか。

ともあれ、真の悪役がニッポン企業から軍に移管されたことで腹黒度合いが上昇、なのにリスク・マネージメントが全くなってないってどういうコトなんだ……とい
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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

4.0

特に期待しないで見たせいかもしれないけど(失礼な)、二転三転がいい意味で利きまくったCIAとMI5のタッグ・スリラー。
コレでもかといわんばかりのビッグ・キャストな点も見所なんだけど……マイケル・ダグ
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ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)

1.9

ヴァチカン直属のモンスターハンターが、ジキル+ハイドや狼男や吸血鬼と戦い、フランケンシュタインと友情を分かち合うという物語(違)。
とりあえず、ヴァン・ヘルシングというキャラを事細かに説明するだけの一
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.0

どうも話がよく判らないなァと思ったら、デッドプールってX-MENシリーズだったんですね。X-MENシリーズなんてぜんぜん見てないんですけど……最近スピンオフとかクロスオーバーとかそんなのばっかりでちょ>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.8

400年後に転生してたらソリャ記憶だってうやむやだよね~という説得力のある展開はナカナカだけど、むしろ転生後の能天気さは必要なのかどうか……というトコロはツッコんではいけない。そして、歌って躍る正統派>>続きを読む

イレイザー(1996年製作の映画)

3.3

久し振りに見たら、シュワちゃんが意外なほど爽やか系でびっくりした。
ともあれ、THEシュワルツェネッガー節満載のストーリーで、ヒネりもオチもないに等しいトコロがご愛嬌な一作。ヴァネッサ・ウィリアムズは
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マチェーテ(2010年製作の映画)

3.8

ダニー・トレホが縦横無尽に大活躍するだけで奇想天外に見えるファンシーなアクション作品。この監督どれだけダニー・トレホが好きなんだ、と思ってたら従兄弟ですかそうですか。
ともあれ、ストーリーはともかく(
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.3

タバコ会社の広報担当が口八丁でタバコを推進していく様を皮肉たっぷりに描いた一作……かと思いきや、喫煙シーンすらないうえに家族愛だったり、大人としての責任のあり方などを描いた一作。イロイロ讃嘆しまくりた>>続きを読む

アウトロー 咆哮(2018年製作の映画)

-

アダム・コリンズ(中の人)が色んな意味で頑張ってて、しかも俺のキャラのかっこよさを見ろ!という自己主張は判った。判ったけど、15分の壁は超えられなかった。

ダーク・クライム(2016年製作の映画)

1.7

愚直な老刑事をジム・キャリーが演じた、という掴みは大いにオッケーだったんだけど……肝心のジム・キャリーに一体何をさせたかったのか判らないトコロが残念至極。コレを見るヒトは元ネタを知っているという前提が>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.2

黒人民族主義運動を推進した政治組織と同じネーミングなあたり、一体どういうコトなんだろう……という疑問が拭えないのは考え過ぎですかそうですか。
ともあれ、独特の世界観を説明した前半がちょっとヤボッたく感
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アクト・オブ・バイオレンス(2018年製作の映画)

2.3

いくら家族愛がゆえの奪還作戦とはいえ、一般家庭に戦争ができるほど重火器があるってトコロが、何と云うか……恐るべしアメリカ。
ともあれ、犯罪組織といえども元軍人を敵に回しちゃいけない、という教訓的一作(
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エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)

2.2

前作において命懸けで生き残った面子がリプリーを除いて死亡してしまうという冒頭からガックリな展開をさらした、フェミニズム全開の一作。ネタとしてはナカナカ壮大なのに世知辛く感じられるのは、ケッキョクのとこ>>続きを読む

クリムゾン・プラネット(2018年製作の映画)

1.0

人間の登場割合が低いとこんなにも感情移入できないのか……と良心的に解釈してあげたいトコロなんだけど、正直、物語の作り方自体に難点があり過ぎる気が。そもそも、人間とAIのチームプレイがうまくいかなかった>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.0

敵であるシャーリーズ・セロンの美しさにほだされつつ、ハゲマッチョが大暴れするという怪獣映画一歩手前のスペクタクルを味わえる一作。カーアクションにこだわったトコロが野暮ったく感じるのは何故なんだろう(苦>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

2.7

謎の女性に吹っ掛けられた人捜しよりも、元警官が何を間違って保険のセールスマンに……という方が謎の度合いが高い気がするのはワタシだけですかそうですか。
ともあれ、面白かったんだけど、ドキドキできたんだけ
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.9

コレを見るのに4年もかかってしまった……orz

ともあれ、冒頭からメチャクチャ過ぎると唖然としていたら、物語が進むに従って呆然とすること請け合いなド派手ぶり。ロスの町並みの破壊っぷりなんて怪獣映画レ
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THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

3.1

オスマン帝国に軍事顧問としてドイツが関係していて、しかも強制移住や強制労働、更には虐殺……って、後年発生するナチスドイツの蛮行の予習かと思えるほど色々アレな感じなんだけど。民族主義の行き着く先はどれも>>続きを読む

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.8

洞窟の中でも無線(?)が通じるなんてと常識をちゃぶ台返ししてくれたり、FBIの面子の意味たるやブライアンの引き立て役かよヲイとツッコまずにはいられなかったり……等々どうしたものかと思わずにはいられない>>続きを読む

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

1.7

高校生の分際で既に車ナシでは生きていけないなんてあたりが既に"ニッポン"としてありえない点に、コメディ感満々な一作。いやホント、ラストのドムのチラ見せがなかったら時間を返せと暴れたくなること請け合いだ>>続きを読む

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.8

どうしても余計な装備も必要なのかとか、見応え追及のために車にジャンプさせるってエゲツなさ過ぎるとか、個人的にはいろいろツッコみたいのは山々なんだけど……とにもかくにも、今回のヒロイン役を演じたエヴァ・>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.7

せっかくのFDにあんなデカいスピーカー乗せるってどうなのよとか、いくらドラッグレースのまねっこだからってNOSってやっぱり卑怯じゃないかとか、個人的にはいろいろツッコみたいトコロは多いんだけど……思わ>>続きを読む

第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

3.9

やたらとユルい収容所生活だな……と見ながら感心してたら、原作は舞台劇だったという事情になるほど納得。ステージで繰り広げられる様が想像できて、更に微笑ましく感じたり。
それはともかく、収容所内で発生する
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エイリアン2(1986年製作の映画)

3.4

シューティングゲーム並みにバトル重視な展開になったお陰で、一作目よりもH・R・ギーカー世界を堪能できる一作……と云いたいトコロなんだけど、何故か前作より安っぽく見えてしまう場面がなきにもしあらず。
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

H・R・ギーガーの曲線美を堪能する一作……という記憶が強かったんだけど、改めて見るとエイリアンの出現率は高くなかったんだね。インパクトって大切。
ともあれ、ちょっと短時間で成長し過ぎなんじゃないかとか
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.5

ドウェイン・ジョンソンと怪獣映画を愛してやまないワタシのためといっても過言ではない一作(笑)。ロック様とゴリラのバディーぶりが全く違和感ないって、むしろ問題なんじゃ(笑)。
ともあれ、ツッコみどころは
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

2.4

愛してやまないピーター・ラビットの実写映画ということで、あまり期待しないように見てたんだけど……うん、やっぱり違う、という印象はさすがに拭えず。まァ、監督も脚本も男性なんだからこういう解釈になるのかも>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.1

ジョンが生きてた!と思わず喜んでしまったのはワタシだけですか?

ともあれ、アマンダもホフマンも継承者ではなく単なる弟子だったというコトが判る、ある意味衝撃的な一作。衝撃的ではあるんだけど、迫力も恐怖
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.1

ザ・ファイナルというからには自信たっぷりの最終章だったんだろうなァ、という気には確かになった。やっぱり、ジルを殺しちゃったらイカンよ君。
ともあれ、記憶力を試されてるあたりも最終章感満々なんだけど、ジ
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ソウ6(2009年製作の映画)

3.7

死してなおセンターを確保し続けるジョン・クレイマーの健在ぶりたるや一体(死んでるけど)。
ともあれ、ジョンと何気なく(自社比)接してたヒト達全員が戦々恐々としながらニュースを見てたんだろうなァと思わず
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