MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

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ソウ2(2005年製作の映画)

3.2

標的になると何処にいようがケームに巻き込まれる、という理不尽を楽しむ一作。相変わらず見た目のインパクトが絶大で、そこに惑わされないように……という難しさが楽しいかも。イヤ、楽しいという表現はアレだけど>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

5.0

何度見てもビジュアルのエグさに騙されちゃうんだけど、むしろ(比較的)静かに語られている台詞の言葉のトリックが醍醐味だと感じさせる一作。頑張っちゃいるけど全く報われない刑事達の活躍はちょっと残念ではある>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.6

色んな意味で貫禄が加わったスタローンが、究極の戦術ボランティアとしてヒト助けをする第4弾。冒頭の実録映像の引用で度肝を抜いておきながら、後半の大乱闘では更にエラいことになるという超絶大人向け作品。イヤ>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

2.1

アフガニスタンでソ連軍に捕らえられたトラウトマン大佐を、ランボーが単身救出に向かうという物語。
ゆえに、可愛い部下のために大佐という中途半端な階級(失礼な)で可能な限りの優待を尽くしてきたトラウトマン
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

4.3

愛国心を逆手に取られて二度も騙される超一流スナイパーの物語。
大統領暗殺を企てた野郎共の真相が油田開発のために犯した大量虐殺ってソレはソレで凄いけど、そんな悪党を国内法で裁けないからって必殺仕事人な展
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

2.4

ジョン・ランボーのぼっちアピールはともかく、10年以上捕虜生活してるのにやけに血色のいい捕虜達の事情もともかくとして、どうせヒロイン出すんならもう少しきちんと活躍させてあげてもと思わずにはいられなかっ>>続きを読む

リディック(2004年製作の映画)

2.2

"ピッチブラック"でなかなかの手応えを感じたのか、調子くれて続編を作ってみました……という雰囲気満々の一作。
ロン毛のヴィン・ディーゼルに度肝を抜かれる冒頭から一転、リディックを追う賞金稼ぎと、世界制
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ピッチブラック(2000年製作の映画)

3.5

凶悪犯罪者とされているハズのリチャード・B・リディックが、悪ぶってるだけのいいヒト過ぎる件(笑)。
でも、登場人物各々のキャラがきちんと立ってるので、ありがちな展開にも随所で深みを感じさせてくれていた
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ランボー(1982年製作の映画)

3.8

ベトナム帰還兵がある田舎警官のあからさまな差別的態度にブチギレて、戦場もかくやの壮絶クリスマスパーティーを演出するという物語。
過去何度となく見てるのに最後の最後に見せる涙にはいつもホロッとさせられる
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.3

正直云うと、デヴィッド・ダンの悩みが家庭を崩壊寸前にさせるものなのかよく判らなかったんですよ。自らが起こした交通事故のために選手生命が経たれてしまったとはいえ、その結果にもかかわらず、しかもその時ケガ>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.4

母親の虐待がとんでもない化け物を作り出してしまったという、驚愕の……というか、最後まで見ちゃった瞬間にアベンジャーズ的な何かを感じてしまったという一作。……って、ワタシだけですかそうですか。そして、針>>続きを読む

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

2.8

アーミッシュが、特殊というか独特の文化を頑なに守ることで言語すら独自の進化を果たしていたんだなァと感心させられた、殺人事件を肴にしたTHEアーミッシュな一作。
殺人事件が二の次になってしまっている印象
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

4.5

当時は不治の病とされたAIDSに対する偏見から、同性愛に対する嫌悪を炙り出しつつ描いた一作。トム・ハンクスが素晴らしい、いやいやデンゼル・ワシントンもなかなかやでと思いつつ、トコロでアントニオ・バンデ>>続きを読む

大空港(1970年製作の映画)

3.3

数年に一度の大雪に見舞われた空港を主な舞台にした群像劇。空港らしく飛行機関連の事件も発生するんだけど、惚れたはれたにデキちゃっただの別れをほのめかせるだの、よくそんな状況でまじめに仕事できるなヲイとツ>>続きを読む

ブリッジ・オブ・ヘル 独ソ・ポーランド東部戦線(2015年製作の映画)

1.5

1944年8月のポーランド東部戦線をソ連軍視点で捉えたロシア政府公認(と思われる)戦記作品。ロシア人たるもの、おちゃらけてても女子供までもが勇敢なのである!と力説してやまない印象。
正直、ツッコみドコ
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

4.1

ミニオンズが大活躍するのかと思ったら、グルーに生き別れの双子の兄弟がいてテンヤワンヤという物語だった。
お陰でバルタザールの印象がほとんどないんだけど(笑)、クライマックスのバトルで手に汗握ってしまっ
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エリカ&パトリック事件簿 踊る骸/ヒドゥン・チャイルド 埋もれた真実(2013年製作の映画)

3.6

見たことも聞いたこともない兄がいきなり訪ねてきたと思ったら遺体となって発見された、という立ち上がりから母の過去を探る娘の物語。
正直、若かりし頃と歳喰ってからの姿の両方を覚えないといけないあたりにキツ
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

4.5

カフェの名物料理"フライド・グリーン・トマト"を一度作ってみたいとは思うんだけど、日本のトマトは水っぽいから無理らしい……と聞いたことがあるんですがどうですか?

昔見たときはDV男の失踪事件や喰っち
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.6

2015年にフランスで発生したタリス銃乱射事件を、当のヒーロー達を登場させたうえにちょっとだけドキュメンタリー的にした一作。
何せ主役3人が役者じゃないのでユーチューバーかインスタグラマー的な雰囲気が
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ピースメーカー(1997年製作の映画)

3.5

世界平和という定義に対する皮肉が満載された一作。
飛行中のヘリコプターが探知できるほどの放射線量が街ゆく人々にどれほどの影響を与えているのかとか、そもそも核弾頭探索班のトップ2人が超最前線で当の核弾頭
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

久し振りにペッパーが出てる!と歓喜した冒頭から一転、登場人物が多過ぎてアレよアレよな展開としか……とうっかりワカンダでのバトルに参加してしまったくらい消耗した一作。とりあえず、普通の生活されると判らな>>続きを読む

暗殺者(1995年製作の映画)

3.4

重要なデータすらフロッピーディスクに収まってしまうというあたりに懐かしさを感じて目頭が熱くなった一作。
ともあれ、超一流だけど孤独ゆえに独り言の多い男を倒すべく、軽快とチャラさを勘違いした期待の新星が
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ガン シャイ(2017年製作の映画)

1.5

金に糸目をつけず妻を奪還しようとするピントのズレた元ロックスターや、誘拐事件を利用してチリという田舎からアメリカに返り咲きたいという野望を漲らせる大使館員とか、チリ経済の困窮で仕方なく誘拐を企てた犯人>>続きを読む

マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.2

アフリカ系アメリカ人として初めて合衆国最高裁判所判事になったサーグッド・マーシャルの若き日々を描いた一作で、黒人だけにかかわらずユダヤ人に対しても差別意識があったという内容。特に、時はまさにナチス政権>>続きを読む

ブルースチール(1990年製作の映画)

2.3

多分今なら犯人像をもっと掘り下げることができるんだろうなァ……と考えてしまって、ひたすら惜しい!と感じてしまう、サスペンスな一作。
正当防衛法があった時代だからこそほぼお咎めなしで済んでるけど、初パト
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ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

3.6

単品で見ると登場動物過多なドタバタ劇でしかないんだけど、前作の沈黙で語る場面が多かった物静かなホゲット氏とは対照的に、本作ではお茶目で陽気で夫を愛するミセス・ホゲットのようににぎやかな展開が微笑ましか>>続きを読む

天と地と(1990年製作の映画)

1.8

川中島の戦いという伝説の一戦(計5回の合戦だけど)のうち、クライマックスともいえる第4回戦までを描いた一作。
ビジュアルに訴えるところの多い演出は実に雅やかだし、BGMも典雅ですらあるんだけど……何で
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.8

動物達のリアルな(?)実情に迫りつつ、子豚の可愛さにノックアウトされるための一作。むしろ、じいちゃんの器用さは手先だけでなく身体能力にも発揮されるのかと驚愕することしきり。
ともあれ、食べられないため
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デトロイト(2017年製作の映画)

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多分もうちょっと見続けてれば良さが判ったと思うんだけど……次の機会には30分以上観賞したい、とは思う一作。

赤穂城断絶(1978年製作の映画)

4.1

朝廷の使者の接待役という重責にテンパッていた浅野内匠頭が吉良上野介のパワハラに耐えかねて刃傷沙汰→当人切腹、お家は断絶という憂き目にリベンジを誓うという赤穂浪士の物語。
昼行灯大石内蔵助を筆頭にした赤
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

2.0

登場人物に好感を持たせるという努力が至って皆無なせいか、サバイバルを生き残ることに成功したサリーに対してでさえ、『うるさいからさっさと殺しちまえ』と思ってしまったのはワタシだけですかそうですか。イヤで>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

2.7

気象をコントロールするために地球の大気圏外に張り巡らせたという人工衛星の全容が、まるで網に入ったスイカとしか思えなかったのはワタシだけですか?
ともあれ、そんな気象コントロールシステムがあるのも恐いけ
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.0

酔っ払いのイベント用サンタの代わりに登場したのは、クリス・クリングル(秘密のサンタ)という名の老人だった……という導入から、サンタは本当にいるのか?という究極の選択を裁判で白黒つけるという実にアメリカ>>続きを読む

凍える追跡(2017年製作の映画)

2.8

地質学者のパパが、突然姿を消した元妻との間に出来た息子を力技(文字通り)で捜し出すという物語。
よくあるパターンならパパだけでなく警察の視点も交えて息子を救出する展開にすると思うんだけど、潔くパパだけ
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コレクター 暴かれたナチスの真実(2016年製作の映画)

3.2

ナチスとタッグを組んでユダヤ人を大虐殺したアートコレクターの爺さんを裁判所に引っ張り出そうという物語。
とにかく、この爺さんの若かりし日が凄い。美術品を買う時は相手の足元を見る以上にケチるくせに、保身
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.3

アメリカの南北戦争時代を背景に、戦争に嫌気が差した北軍の中尉が体よく戦線離脱したすえにインディアンと親交を深める……という物語。
文明人であるという示威を引っさげることの意義を、自然と共存して生きる先
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