赤いふぁるコンさんの映画レビュー・感想・評価

赤いふぁるコン

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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

みなさん酷評されているので、期待せず観たからか、面白かったです。
豪華なキャストが繰り広げる、どこまでが演技?な出来事で四日間が過ぎ、最後は本当に舞台化するのか、
で終わる過程を楽しんでください。
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

曲を作れなくなった作曲家、ロマンス依存症の女性船長、宗教に傾倒していく精神科医の話をベースに、子どもたちの結婚大作戦も盛り込み、最後感動的なオペラが完成してシャンシャン。最終的には皆さん幸せで良かった>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

大好きな運命の出会い系。デビュー作となる監督の人生ともオーバーラップする壮大な話。タイトルがパストライブス=前世ってのもアジア映画らしさが出ている。
ノラは韓国の閉鎖的な環境から脱出して、アメリカで成
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もっとタイムリープもので、ぐちゃぐちゃするかと思ってたら、意外とシンプルな構成でしたね。
時間を無駄にしている人は、一日分溜まったところでオマケをもらい、先取りしている人はその分一日減る、って納得でき
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.7

恋愛の迷子になってしまった三人の話。途中印象的な台詞が何個かあり、この意味は?と気になって原作を読んだら、全然とは言わないが結構違う話になっていた。どっちがどう、とは言いません。それぞれ良さがあるので>>続きを読む

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.6

さすが世界の菊地凛子。本当にコミュ障の人の雰囲気。ヒッチハイクしていくうちに、感情表現を取り戻していく。父とのわだかまりが遠因だったのね。でも話したい時にはもう父はいない。大丈夫。最後ちゃんとお別れで>>続きを読む

希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

3.5

日向坂そんなに詳しくないけど、アイドルの華やかな世界の裏側が垣間見れて、大変な仕事だなと思う。
けど酷暑の中頑張ったり、仲間同士で励まし合ったり、といったところをみていると部活のノリに近い。
佐々木久
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敦煌(1988年製作の映画)

3.5

久しぶりに視聴。
キャストが日本人、言葉は日本語、舞台や歴史は中国 っていうのが、今見ると不思議。当時は中国とうまくいってなかったのかな、と勘ぐりたくなる。途中までウイグルの王女をめぐる恋を折り込みな
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

迷えるクジラさんがたくさん登場しましたね。出てくるみんな何かしら悩みを抱えてて。
最初から緊張感のある感じで、少しずつ全体像が分かるようになってきて。わかりやすい話ではないけれど、救いのない話でもない
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種まく旅人 〜みのりの茶〜(2011年製作の映画)

3.4

デザイナーで農業素人の田中麗奈がお茶作りに巻き込まれ、明るく成長していく話。吉沢悠が若い。
素性を明かさない金次郎(陣内孝則)は、現代の遠山の金さん的役割。
展開は読めるが、地域振興ムービーとしてはよ
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江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主役の三人が後に月9恋仲でも再共演し話題になった映画。
タイムリープあんな時計で出来るか!
、夜中学校で花火したら警察来るぞ、とかいろいろ思うけど、結末を知ると切ない気分。何の為に頑張ったんだか。
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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスター(1978年製作の映画)

4.0

子供の頃ヤマトは観ていたが、このオリジナル劇場版は無かったことになり、続きがまた作られていった、といういわくつきの作品。
白色彗星帝国との戦い、この劇場版は観てなかったと思う。と思って観に行ったがやは
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

祝ゴールデングローブ賞
やっぱり映画館で観たいと思い、遅ればせながら観てきました。
あの原作なので、きっと道徳の授業ぽくなるんだろうと思ってましたが、どこを取って原作?ってぐらいファンタジーになってま
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.6

坂本龍一のピアノに載せて、台詞がゆっくりと語られていく。タイトルからは想像もつかないアートな作品。村上春樹らしさもしっかり出ているし、服についての流れからいろいろ考えさせられる。それにしてもこの作品の>>続きを読む

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.8

現代の女子校生が突然戦時下の日本にタイムスリップ! そりゃ結果は知ってるし、根本的に価値観が違うから、少しは「意味あるの?」って言いたくもなる。だけど百合ちゃんはよく頑張って溶け込もうとしたヨ。
戻っ
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.3

素材として旦那デスノートは面白いと思うけど、活かしきれていなかったかな。この映画の岸井ゆきのはとびきりかわいい。だけに残念。
最後職場まで夫が押しかけて、それをキッカケにみんなの不満が大爆発って、コメ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.8

WOWOWの一挙放送を休み休み完走。一気見すると、ラドクリフもエマ・ワトソンも大きくなったねぇ。
今まで避けてきたけど、面白いのは納得。だけど自分はそこまでのめり込まなかったな。やはり敷居が高い気がす
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.3

女子校生に殺されたい、ってそんな事感情移入できない。どうしてもそこまでする動機が理解できなかった。
南沙良ちゃんは難解な役だけど、スイッチが入った時の眼の演技が凄い。そこは必見の価値あり。

サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

3.4

長野の里山を切り取った映像はとても綺麗。だけどストーリーは大きな盛り上がりもなく、ゆったりゆったりと流れていく。不思議な映画。霊が見える人がいるので、よく考えると誰が生きてて、誰が死んでいるのか。なか>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

市子の数奇な運命をたどって、探していく話。杉咲花が大人になったねぇ。笑いながら泣くなんて演技見たことない。
いつも通り、若葉くんはツイテない役だし、森永くんも振り回される役。ゆり姉さんも幸薄い役。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

正直あまり期待してなかったけど、思いのほかよかった。最後感動してウルッときたよ。
ヒューグラントのコビトが最高!
悪役3人が憎たらしいほど悪い奴なだけに、最後は痛快な解決。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

映画館ならではの迫力。ゴジラの地響きがお腹に伝わるよう。
この映画 サブタイトルは もしALWAYS3丁目の夕陽と朝ドラらんまんの主人公たちが特撮映画に出てみたら という感じかな。個人的には山崎組が作
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

朝井リョウの力作の映画化。
欲望、興味のある事は人それぞれ。
究極まで突き詰めれば、大きな名声を得ることも。でも人を傷つけることはやってはならない。
頭ではわかってるし、多様性ということも理解できる。
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とべない風船(2022年製作の映画)

3.5

瀬戸内の島を舞台に、心に闇を抱える人たちの再生を描く。
三浦透子の透明感がすごくいい。
実際の島暮らしはもっと閉塞感があって、コミュニティが良くも悪くも密で、久しぶりに実家に帰ってきたら、お付き合いは
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

耳の聴こえないボクサーの話。
物語は静かに、思ったより淡々と。
日常生活で困ることを時折織り交ぜながら。
試合シーンのケイコのオタケビに感情の爆発を感じる。
でもそんな生命をかけて闘った相手から、素直
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

アイナちゃんの歌を聴く、それだけで充分。ストーリーは追わなくてもオッケー。 
海辺の鎮魂歌、フェスでの圧倒的な歌唱、雪原のオフコース。どれも感動的。
久しぶりにMr.misterのキリエが聴きたくなっ
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ファミリア(2023年製作の映画)

3.8

人なんて善も悪も表裏一体。
重いテーマだと思うけど、エンタメとして魅せる脚本は秀逸。登場人物は皆優しさの裏に凶暴性、凶暴性の裏に溢れんばかりの愛情をもっている。でも役所さんは裏の顔を感じさせない、さす
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

女子高生の無邪気さと残酷さが同居する危うさ。さすが清原果耶ちゃんの演技力。成田凌もこのトボけた感じがいい。と言っても重くならず、すんなりと観れる。会話の妙で魅せる映画は面白い。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

オーランドの荒唐無稽な夢の現実を託されたジャック。最初に選抜メンバーに会った時の挨拶、この人ならこう言うだろうな。
金持ちレーサーが、徹底してヒールに。
ハラハラしながら、お父さんとレース場で会うシー
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7

今泉監督得意の群像劇。
不倫されてても怒りがわかない、って、吾郎ちゃんメンタルやられてる訳でもなさそうだし。。。
いろいろ考えさせられるシテュエーション。
女性陣がみなさん魅力的。
やっぱり男って、い
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

あらすじと違う印象。
式典の途中に宇宙人が飛来してきて。。。
という面白いストーリーなのに、演劇風の言葉にこだわる展開で、映画館で珍しく睡魔におそわれてしまった。全く響いてこなかったなぁ。

耳をすませば(2020年製作の映画)

3.3

実写化という事で期待しないで鑑賞。うーん、アニメがそのまま実写になったようなところもあるが、台詞をそのまましゃべっているようなところもあり、話自体はよくある話で収まってしまった印象。
最後はカントリー
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.9

野球好きなら、たまらない。
源田のプロフェッショナル、朗希のベンチ奥の涙、けんちゃんのマイペースさ。しかし何と言ってもオオタニさんの圧倒的存在感。などなど語りだしたら止まらなくなる。また忘れた頃に見た
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.5

話が時間を超えてつながるところがいい。フィッシュストーリーもカッコいいし。まぁでももう一回観たいかと聞かれると、もういいや。
最後多部ちゃんが持っていったね!

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.1

想像通りのクズ男と、なぜか関わってしまう女の話。最後壁をぶち破ったり、時間を戻したり、と何故かコメディになってしまう。それなりのキャストなだけに、残念感を感じてしまう。

ハウ(2022年製作の映画)

3.3

ハウがとにかく可愛い。とても保護犬あがりとは思えない人懐っこさ。
それぞれのエピソードはあまり刺さらなかったなぁ。教会のエピソード大事な話なんだろうけど、衝撃すぎて。。。最後偽善だし。
まぁ細かい事は
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