RRRFFFさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

RRRFFF

RRRFFF

映画(390)
ドラマ(39)
アニメ(0)

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

包み込まれるみたいな映画だった。観終わった今、ラストシーンのように私も後ろから抱きしめられてるような感じを覚えている。

本当の誰かを、本当の私をいつかそっくり知ることがあるのだろうかな、本当の私なん
>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

-

アンチ駿少女!アーヤが邪悪でそこがまた可愛くてよかった。

3DCGも最初は違和感こそあれ、スタジオライカの人形を参照しているというのも納得だった。(ジブリ美術館の展示、3DCG映画というものの作り方
>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

たまにはこういうのもいいかな〜と思って鑑賞。見応えあるCGで、映画館で観てよかった。コングがだんだん可愛く見えてくる不思議…。

最後メカゴジラのコンピューターを壊して解決するんじゃなくて小栗旬と戦っ
>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

-


観ている私たちもアンソニーと一緒に混乱し、子供のように泣きたくなる。起きている混沌ををそのまま受け入れようとしても難しいし、わかってくれる人もいない。

認知症を追体験していくとその先には「じぶんが
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

調布のボロアパートに住み、飛田給にある大学に通っていたので、もう前半は殺してくれ〜!と思っていた。なんであんなに固有名詞を言うの大学生って?

(たぶん)つつじヶ丘の駅前、でかい甲州街道(高井戸あたり
>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


大阪弁でウケまくってる人達が観たいようなめちゃ笑ってめちゃ泣ける!みたいなんを期待し過ぎてしまった…。ライブのシーンは映画につられるわ恋INGがいい曲だわで結局泣いたけど…

自分に「推し」が居たこ
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

-



毎日を過ごしていると何者かにならなくてはいけないような気がしてきてしまうけれど、空気が澄んでいることとか、空が綺麗なこととか、ご飯が美味しいこととか、本当に人生はただただ素晴らしいものに満ち溢れて
>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

-

とにかく苦しい2時間50分。いくつかのシーンでは目を背けてしまう、けれど白黒の画面はどんなに残酷なシーンであっても静謐で、美しさを纏っている。

少年は、生きるための屋根、大人のもとを転々とするなかで
>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

-

公開時に見逃してたので再上映で。

人形が動いていることとか肌の質感が画面いっぱいに捉えられているだけで胸いっぱいになってしまうので、もう冒頭で観てよかった〜と思った(『羊のショーン』でもそうだった)
>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

-

良かった〜、かなり好みだった。

生まれた場所を離れることでしっかりと自分のアイデンティティを感じたり、歳を重ねて家族と離れてみることで親が自分に与えたものがなんだったのか分かったり、多分誰しも覚えの
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

-

テザード(tethered)ってなんだろうな…って考えていたのだけど「テザリング」のテザーか!とわかってとてもすっきり…見事な言葉選び。
(tether : 牛とか馬を繋ぐ縄のことらしい)


怖いん
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

-

スケートはビデオ見てるだけでも胸にすっと風が通る、視界が開けていくのだから、本当に風を受けて広い道路を漕いでいくときの気持ちよさったらないだろう。自分のスピードも持てる、仲間と一緒に滑ることもできる。>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

-

賢くて強い女の子が謎を解き戦う、というだけでもう大好きです。

画面のこちら側に目配せをするエノーラ、お茶目でキュートで、「目線ください」ってうちわ持って応援したくなる。バジルウェザー・テュークスベリ
>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

-

下水の地下構造物、無茶苦茶かっこいい…。
パラサイトのお家しかり、観終わった後のドカンとした建物の存在感にしびれました。

映画観終わった後、エサのクモをむさぼる自宅のヒルヤモリ氏を見るともうグエムル
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

-

心底憧れてやまないブラザーフッドと、
無理無理なホモソサエティが、(これも憧れてやまない)スケートカルチャーと一緒にやってきてかなりグロテスクだった。

男性同士にしか結べないよう(にわたしには見える
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ウェルメイド〜!で気持ちの良い映画だった。

性格の悪い人がいっぱい出てくる映画、とっても楽しい。
日ごろ、誰に対しても善い人間でありたいと思っているし、誰も傷つけたくはないけれど、そういう正しくあろ
>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

-

読書家が出てくる映画はだいたいそれだけで好きになっちゃう。

言葉にすることを諦めないで試してみること、
人と言葉を交わすことで気持ちがつながっていくこと、愛ってそういうことで、それをじっくり映画の中
>>続きを読む