クワンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

クワン

クワン

直観コメントに委ね過ぎな傾向にあります。

最近観た映画も、昔見た映画も、何が記憶や感情に刻まれたのか、、それを抽出して書いています。

映画は時に、人を、人生を変える力があると信じています。
ただ、映画を観すぎて、映画記憶が実人生の記憶を上回らないように気を付けましょう。

2.5点が平均値。

映画(1235)
ドラマ(0)

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

スティーブン・スピルバーグはなぜいつも、朗らかな微笑みをたたえているのだろう。インタビューに答える彼の姿を見るといつも、そこに不思議さを感じる。生き馬の目を抜くハリウッド業界の中で、なぜそんな微笑みを>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

世にも恐ろしい「ミート・ザ・ペアレンツ」、最後まで飽きさせず、じわじわと、ゾクゾクとさせてくれる物語だった。クライマックスもまんまと驚かされた。監督はコメディ専門だったらしいが、だからこそブラックユー>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

ターゲットの夢の中に入り込み、そこに現れる潜在意識からアイディアを盗む。このテーマだけでご飯何杯も行ける。映像の驚きとワクワク感を高めててくれ、更にテーマが夢と潜在意識という大好物が詰まっている映画。>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

タランティーノ作品の中でも完成度の高い傑作だと思う。
タランティーノ対ナチスといったところか。現実の歴史を逸脱して、もしこうであったら、というファンタジーをエンタテインメントとして成立させている。これ
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

キングスマンとステイツマン(英国と米国)の対比が面白く、相変わらずのスピーティなアクションを十分に楽しめたが、予告に良さが盛り込まれていて、それを超える驚きとまでは行かなかった。劇場で観たら、更に興奮>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.9

もう少しワクワクしたかった。
なぜだろう。
敵が魅力的でない。ラスボスが弱い。
ワンダーウーマン単作の方が余程面白い。
やっぱりベンアフのアゴが気になる。
海の人と速い人も魅力に欠ける。
ロボの人も印
>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

どう表現しようとも、いわばジェニファー・ローレンスを堪能する映画。女スパイ。ハニートラップ。バレリーナ。拷問。騙し合い。裏の裏。敵か味方か。信じるか否か。脇を固める名優ジェレミー・アイアンズとシャーロ>>続きを読む

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.8

え、エドワード・ノートンさん、この後、降板されたけど、今やマーベル・ユニバース凄いことになっていますよ!!!

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.7

美しい砂漠を背景に、これぞイギリス映画といった端正できめ細かいラブストーリーだ。物語は第二次世界大戦末期、看護婦のハナ(ジュリエットビノシュがアカデミー助演女優賞)が大やけどで運ばれた患者を廃墟の修道>>続きを読む

妹の恋人(1993年製作の映画)

3.6

これはジョニー・デップの若かりし頃の彼の天才性、芸術性が溢れた温かい映画。チャップリン映画のオマージュも作風にぴったり。両親を失って12年。利発で繊細過ぎるあまり神経を病んでしまった少女(メアリースチ>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.7

日本人だからだろうか。「父親たちの星条旗」と対となるこの作品の方がやはり心にずしんと残る。硫黄島の空は薄暗い。黒い砂が舞い上がっているからだろうか。砂にまみれて塹壕を掘る青年兵、西郷扮する二宮和成の視>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.2

1930年代、舞台はシカゴ。禁酒法の下、アメリカの夜を支配していたギャング、アル・カポネ、迫力十分に演じるロバート・デニーロの怪演は圧巻。この巨悪に挑む若き財務官エリオット・ネス。演じたケビン・コスナ>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

ベン・アフレックの才能が新たに世界に認められた映画。在イラン米国大使館占拠事件が起こった1979年。秘密裡に前代未聞の人質救出劇が行われた。実際の出来事とはびっくりで、その救出劇とは偽映画を企画し、救>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.4

地球を救う男たちを描いたベタ~な映画。展開分かりやすい。キャラ類型。スティーブン・タイラーの音楽耳について離れない。で、ヒロインが娘のリブ・タイラー。でも、「トランスフォーマー」シリーズよりだいぶ面白>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.2

凄く面白かった。カッコ良かった。大満足。子供みたいな感想しか思いつかない。アメコミ×シェイクスピア悲劇の融合かとも思えるしっかりしたドラマツルギーと今やアメリカの社会現象ともなっているほど現在に痛烈に>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

ジョー・ライト監督の陰影豊かな世界観が閉塞感と圧迫感に満ちた戦時中に連れて行ってくれる。そして、言わずもがな、チャーチル役の圧巻のゲイリー・オールドマンの演技。今までの彼の役柄と彼の存在が吹っ飛び、も>>続きを読む

アリス(1990年製作の映画)

3.0

アリス扮するミア・ファローが不思議な魅力を醸し出す。
ウディ・アレンとミア・ファローのタッグの相性の良さが感じられる作品。何不自由ない生活を送りつつ、満たされるものがないアリス。本当に生きている実感を
>>続きを読む

アメリカン・パイ(1999年製作の映画)

3.3

長男に部屋を明け渡し、私の書斎にあった600枚のDVDはリビングに移された。もはや我が家、リビングがTSUTAYA棚雰囲気満載だが、オシャレになったと、わりと家族の評判はいい。DVDを改めて整理してい>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.1

当時、ブームだったから観たけど、アメリ扮するオドレイ・トトゥの不思議な魅力とジャン・ピエールジュネ監督の原色色彩感に凄いなって思いつつも、そんなにははまらなかった。でも、アメリのサントラをよく聴いたせ>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

3.9

実際の出来事で、リーダーで、数々の困難を乗り越える。そんな人をいつも誠実に演じてくれるトム・ハンクス。その原点的作品。更にそれが宇宙であれば、、面白くないはずがない。ロン・ハワード監督、流石の緊迫感と>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

文句なしに面白いのだけど、特にハルクがロキをビタンビターン!って叩きつけるところが好き(笑)その時のロキの表情がたまらない。

アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.6

ジャック・ニコルソン。定年退職。妻の死。娘の結婚。孤独。不安な日常。
7時きっかりに目覚めるがやることがない。退職した会社に後任の若造を尋ねるがもちろん居場所もない。人生で意味ある事は何か、、何も見つ
>>続きを読む

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.6

親の遺産で暮らす気ままで自己中なヒュー・グラント(まだ若い)が孤独な12歳の少年(ニコラス・ホルトの子役時代。ほっぺふっくら)と出会い、彼の中で何かが変わり始める。憎み切れないろくでなしを演じさせたら>>続きを読む

アパートメント(1996年製作の映画)

3.8

まだ新進女優と言われていた若きモニカ・ベルッチが初々しくも圧倒的に美しくて驚く。後に「イタリアの宝石」と呼ばれる彼女だが、その原石は目を引き付けて放さない。それがこのドラマの基軸にもなる。美しい友人に>>続きを読む

赤い航路(1992年製作の映画)

3.6

ロマン・ポランスキーの倒錯的変態さが垣間見える密室エロティックスリラー。17の頃に観て、性愛に抗うことのできない男のどうしようもなさと女の恐ろしさと、エマニュエル・セニエの妖艶なエロスに圧倒された。世>>続きを読む

愛のめぐりあい(1995年製作の映画)

3.0

脳卒中で再起不能と言われたミケランジェロ・アントニオーニ。13年ぶりにヴィム・ベンダース監督の協力を得て完成された。様々に(歪んだ)愛の4つのエピソードが連なり、マルチェロ・マストロヤンニやジャンヌ・>>続きを読む

酔拳2(1994年製作の映画)

3.8

ジャッキー・チェン。どこから見ようかと思ったら、この作品が彼らしさ、面白さ、凄さ、バランスよく楽しめる作品筆頭かも。子どもたちと観ると、まもなく酔拳バトルが始まる。大人でも、絶対真似したくなる。酔えば>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.4

日常から非日常へ一気に駆け抜ける。アウトロー女性2人の逃避行アクション。悲劇の連鎖が畳みかかるほど、彼女たちの生命力は強くなり、輝きを増していく。切なさと解放感に満ちたクライマックス。女性2人という代>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.4

中島哲也監督の激し過ぎる作風に合わない方も、この初期作は
見やすいと思う。

ロリータ深田恭子×ヤンキー土屋アンナのこてこて演技。
類型を類型としてそれを極限に、極彩色に埋め尽くしつつ、
笑えてスッキ
>>続きを読む

交渉人(1998年製作の映画)

3.5

ケビン・スペイシーの切れ味のある交渉人ぶりを楽しめるサスペンス。
犯人からかかってきた電話を取って、ガチャンと切ってしまう大胆さ。
「また、かかってくる」と腕を組み、電話が鳴る。
既に彼の心理作戦は始
>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.8

家族4人でレイトショー。家族皆全巻読んでる原作ファン。
2時間の大円団。青春の煌きとモーメントに観ている。
益々輝く広瀬すずのヒロイン性。
そして息子たちは机くん役の彼がどうしてもアンマッチみたい。
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

徹頭徹尾尽くされた美しいビジュアルは深海に身を委ねているよう。
エロス、グロテスク、ロマンティシズムに溢れた大人のおとぎ話。
イライザ役のサリー・ホーキンスが飛びぬけて素晴らしい。
ギレルモ監督はあま
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

圧巻の演技合戦。
フランシス・マクドーマンドのあの迫力が脳裏に焼き付いて離れない。
ウディ・ハレルソンのあの痛みと苦悩と慈愛に満ちた表情も。
そして、サム・ロックウェルの驚愕の深み。
役者陣の最高の演
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.7

ダンスと音楽とヒュージャックマンは最高!
ストーリーは王道過ぎて、全て先が読めてしまう!
でも、劇場で躍動できるミュージカル映画だと思う。
そして、私は大好きなso you think you can
>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

面白い、確かに面白いのだけど、、、やはり寝室のテレビで見るにはスケールがデカすぎた。そして更に傑作と呼び声高い「王の凱旋をキネマ旬報シアターでまだ上映したので観に行こうとしていたら、出張が入ってしまっ>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.3

この映画は一見、障害を抱く女の子と元いじめっ子、今いじめられっ子の恋物語かと思って観始める。でも、その入り口を超えて普遍的な痛みの昇華の物語だということがわかる。心の内奥を抉られ、観終わっても心が揺さ>>続きを読む