RYUさんの映画レビュー・感想・評価

RYU

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映画(53)
ドラマ(0)

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

人間心理を読み、言葉を巧みに使い、相手を支配していく。
その様子は見ているだけでも恐ろしい。

が、1番恐ろしいのは
自己主張することもなく、自分で決断することも出来ず、見て見ぬ振りをして生きている。
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.5

固定・引きショットのみで構成されていて、動く絵画を見ているような感覚。

人間の様々な様子が、とてもシュールに描かれていて
「まるで神様が人間を覗き見しているかのよう」という言葉にとてもしっくりくる。
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

子どもも大人も関係なく
人は愛されたいと感じながら生きている。

抱きしめる、という行為は
どんな言葉よりも
その温もりとともに、いろんなことを伝えられるのかもしれない。

8 Mile(2002年製作の映画)

3.7

夢に向かって歩いていると、石につまづいたり壁にぶつかってしまうことが何度もある。

それを、自分の弱さや運の悪さ、どうしようもないと人のせいにしてしまうこともあるけど

それらを全て受け入れられた時、
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.7

常に緊張感があって見ていて飽きない。

無差別に殺害をくり返す犯人を許すことはできないし、動機に関しては同情は出来ても、共感はできない。

現実もそういうものなのかもしれない。

遺族の悲しむ姿、特に
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.3

許されたい。愛されたい。認めてもらいたい。見つけてもらいたい。

ふと、自分は何の為に存在しているのか考える。何の為に生きているのか考える。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

現代でも根深く存在する人種差別問題をサスペンスという形で表現されているのがとてもおもしろい。

脚本も伏線の張り方が細かく、回収の仕方も見事で、思わず2度目を見返したくなる。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.2

大筋にある、自分を変える為にボクシングを始める、というよくあるような話も
役者1人1人の熱量と個性、独特なカメラワークで引き込まれた。

いろんなテーマが盛り込まれていて、粗っぽさもありつつ、繊細な面
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父、帰る(2003年製作の映画)

3.6

12年ぶりに突然帰ってきた父親。

何故帰ってきたのか。
何故何も語らないのか。
そもそも本当に父親なのか。

謎も多く残されたままエンディングを迎えるが、
イワンの「パパ!」という最後の叫びが、全て
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

人生は選択の連続で、様々なことを無意識下の中でも選択しながら生きている。

何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。

運命的に出会った2人がすれ違っていく様は物凄くリアルで、それは愛し合って
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

誰しもが自分の中に正義をもっている。
善し悪しではない。
敵もいれば味方もいる。
その行動で励まされる人間もいる。

ただ、自分の正義を貫くことで、誰かを傷つけることもあるんだと。

終わらない戦争の
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.4

野獣が元々持っていた優しさを表現したかったからなのか、序盤からとても優しい目をしている。

もっとおぞましく、醜く、恐怖を抱きつつも、接していく中で優しさや愛が生まれるような描写が見たかった。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.7

主人公の自己愛に溺れていく姿や、その現実と虚構の世界を、独特な演出と撮影方法で表現されていて、、

言葉では表しきれない。
まさに、芸術作品だと思う。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

観終わった後の、怒りと悲しみが止まらない。

理不尽も理不尽で、しかしこれが現実なんだろうか。
他人事とは全く思えない。

経済的にも精神的にも追い詰められながら、それでも人としての尊厳を失わず、他人
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.0

シンプルな王道ストーリーだけど、とても丁寧に描かれていて、テンポも良く、まさに大人も子供も楽しめる3Dアニメ映画。

空飛ぶシーンは自分も一緒に飛んでいるような感覚になるほど。
音楽も素晴らしい。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

無駄なシーンが1カットもない。

Google Earthを見ているような上空から俯瞰的に撮られたオープニングと、蝶と戯れる主人公の神秘的なシーンから美しさを感じさせつつ

迷子になるシーンや、貧困、
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

映画には、観客の人生観や価値観を変えてしまう程の力や可能性があると思うが、自分にとってこの作品はまさにそう。

ラストは胸が熱くなり、感情が溢れ出た。
限りある命の中で、本当に大切にすべきものが見えた
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.2

若者中心のストーリーだけど、将来への不安は誰しもが持っているはず。

何が正解で何が間違いなのか。
自問自答しながらも、夢から、現実から逃げ出したくなる。

日々、葛藤しながら生きている。
みんな、戦
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