GTさんの映画レビュー・感想・評価

GT

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レビュー下手です。すいません

映画(186)
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ねこぢる草(2000年製作の映画)

4.5

ねこぢるのキャラクターを使ってはいるものの、漫画のアニメ化とかではなく全く別なテイストの作品。まるで悪夢を見ているかのような、シュールで不気味、時に幻想的なアニメーション。原作とは違いセリフは全くなく>>続きを読む

ノーゲーム・ノーライフ ゼロ(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

原作、アニメ共に未視聴。
特に後半がそうなのだが、話の設定をほぼ説明してくれないので、何が起きているのかがすごく分かりにくい。アニメを見ていないからというのもありそうだが、アニメの方は1クールしかない
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

見ていて本当に心が痛くなる映画。育児放棄により2人の子供の命が消える過程を、ありえないほど淡々と、冷徹に描く。全編固定カメラにより撮られており、余計な感傷の付け入る隙を全く与えない。加えて音楽は全く無>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

4.1

非常に静謐で芸術的な映画だ。まどから刺す淡い光、静かな音楽、それほど多くはないセリフと控えめな声量、詩的な言い回しが特徴。岩井俊二の作品は「リリィ・シュシュのすべて」を見たことがあるんだけど雰囲気はか>>続きを読む

ひゃくはち(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

高校野球をテーマにした映画だが、一般的な爽やかな青春モノとは違い、決して綺麗とは言えないようなシーンも多分に含まれる。野球部の内部がリアルで、スクールカースト上位の高校生の雰囲気がすごく上手く出ている>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

戦争を題材した映画だが、戦争批判的なメッセージは抑えめで、戦時中の人々の日常を割と淡々と描く。
作画が少し独特で、トボけたような、なんとなく水木しげるの漫画っぽい雰囲気。主役のすずはマイペースな性格で
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どですかでん(1970年製作の映画)

4.7

ゴミまみれの集落に住む人々の様子を描く群像劇。ロクでもない奴らばっかりだし、話にオチがあるわけでもなく、ただその集落の様子を写すだけなので、映画の雰囲気が合わないとつまらないと感じてしまうと思われる。>>続きを読む

(1990年製作の映画)

3.2

他のレビューにある通り、映像が非常に美しい。なんとなくタルコフスキーとかその辺を彷彿とさせる。しかし、今の自分には早かったのか、芸術的過ぎた。夢を映画化ということもあり、話のヤマもオチもないため面白い>>続きを読む

ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.3

前半は面白かったし、面白そうになる予感があった。DQNな若者たちが起こす事件は本当にロクでもなく、完全に剥き出しの暴力と身勝手は見ていて激しい嫌悪感が起きる。見る分には面白いが、絶対に関わりたくない人>>続きを読む

PERFECT BLUE パーフェクト ブルー(1998年製作の映画)

5.0

事務所の都合でやりたくない女優の仕事をしなければいけなくなってしまった元アイドルの少女が、理想と現実との乖離やストーカーによる嫌がらせにより、徐々に精神を病んでいく様を描く。
妄想と現実、そして劇中劇
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.9

鮮烈な美術と音楽が特徴のオリジナルと比べると、比較的落ち着いており、内省的な作品に仕上がっている。原作では華美を尽くして建設されていたであろうバレエ学校は、こちらでは非常に地味で暗い印象を受ける。音楽>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.8

赤を基調とした鮮烈な美術に演出、破壊的で時に耳障りなBGMが最大の魅力。舞台となるバレエ学校、服装、カメラワーク、照明、調度品などどれをとっても一々オシャレで美しい。かと思えば、天井からウジ虫が大量に>>続きを読む

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.5

再見。チャップリン映画はやっぱりトボけたような動きが面白い。どこまでも間抜けな動きなのだが、実際には凄まじい運動神経が要求されるものばかりだと思う。それをいかにも簡単そうにやってしまうチャップリン、や>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

4.0

タイの監獄にぶち込まれたヤク中のボクサーの体験談を映画化したもの。
本物の囚人を使って撮影している、ということもあり非常に生々しく怖い。囚人のほとんどが刺青を全身に入れており、「関わっちゃいけない人」
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

4.0

工場のような場所に集められた男女が、自身の体験した怖い話を話していく…だけのストーリーでは勿論ない。じゃあどんなストーリーなんだと言われると、返答に困る。つまり、この人達がどんな目的で、何をやっている>>続きを読む

サマー・ソルジャー(1972年製作の映画)

-

ベトナム戦争時代の日本(安保闘争とかが激化していた時代)で、アメリカの脱走兵とそれを匿う日本人を描く映画。多分、この時代の運動だとか空気だとかを知らないと、何が何やら全然分からないと思われる(自分は意>>続きを読む

ヘンリー(1986年製作の映画)

3.0

実在した連続殺人鬼、ヘンリー・ルー・ルーカスをモデルにした映画。警察との追いかけっこもなければ、スリルのある頭脳戦もなく、ただただヘンリーとその相方であるオーティスが殺人を重ねていく様を見せつけられる>>続きを読む

いのちの食べかた(2005年製作の映画)

3.6

食に関するドキュメンタリー映画なのだが、「生き物に感謝して食べましょう」的な説教くさいメッセージは一切ない。映画中、ナレーションやインタビューは全く無く(従業員同士の会話らしきものはあるが、字幕がない>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

5.0

個人的には、本当に最高の映画!…なのだがこれを人に勧められるかと言われると難しい。人によって評価が真っ二つに別れそう。
とにかく世界観が独特で、毒毒しいユーモアに、気取ったような登場人物達の言い回し、
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青空エール(2016年製作の映画)

4.3

「桐島、部活辞めるってよ」や「心が叫びたがってるんだ」などの作品とは違い、最初から最後まで、本当に健康的でキラキラした青春物語。登場人物達は皆、何かに打ち込み、同級生達と語らい、時にはぶつかり合い、淡>>続きを読む

自由の幻想(1974年製作の映画)

4.0

アンダルシアの犬で有名なルイス・ブニュエルということもあり、シュールで意味不明な世界観が続くが、それ以上に笑えるシーンが多い。
これといって一貫したストーリーはなく、主人公らしい主人公もいない。そのた
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.6

非常に生々しくてイヤ〜な雰囲気がずっと漂う。障害のある生徒がイジメの対象になっていく過程だとか他にイジメてた奴もいたのに主犯だけが吊し上げられる展開だとか、そんなやつらと数年ぶりに会った時の微妙な空気>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

猟奇犯罪者の夢の中に侵入してその原因を探るという、割とよくあるタイプのストーリー。
見所はなんといっても猟奇犯罪者の夢の中の世界。サイレントヒルの世界観をもっと濃くしたような、不気味でグロテスクであり
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.8

あまり物語に入り込めなかった。余命を宣告された人物が、最後にやり残したことを全力でやってから満足して死ぬタイプの映画で感動させるためには、登場人物達に感情移入をさせないといけないと思う。だが、これは自>>続きを読む

キラー・メイズ(2017年製作の映画)

3.6

段ボールで作られた迷宮を探索していくB級アドベンチャー!…だけを期待して見ると、哲学的な事を言ったり難解な演出があったりで肩透かしを食らうだろう映画。無理矢理な話展開はB級だからで済ませられるけど、人>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

4.8

遺体を棺に納める納棺士という職業をテーマにした映画。アカデミー賞を受賞し、かなり話題になったので知ってる人も多いはず。
人の死をテーマにしているため暗い内容の映画なのかと思いきや、静謐な中にもユーモア
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心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

4.5

アニメ版と同時に鑑賞。アニメの方が原作とは知らず、先にこっちを見てしまった。
アニメ版と比較すると、キャラクター達の剥き出しの感情というか、泥臭さがより一層強調されていた印象。例えば田崎が野球部の人間
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.5

実写版と同時に鑑賞。漫画か小説が原作なのかと思ってたら、このアニメ自体がオリジナルなんですね…。
実写ほどではないんだけど、やっぱり青春特有の泥臭さが好き。心に一物を抱えた登場人物達が反発しあい、諍い
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

3.4

「ホドロフスキーにしてはすごくまとも」というレビューが多いが、あくまでホドロフスキーにしてはであって普通に見たらやっぱり変態映画。ホドロフスキー映画では定番のフリークも出てくるし今作ではダウン症患者も>>続きを読む

ワルシャワの柔肌(はだ)(1996年製作の映画)

3.6

「ポゼッション」と「シルバーグローブ」は見たことがあったので、どんな映画かはなんとなく予想はついていたし、見てみたらやはり想像通りの映画だった。
冒頭、カフェらしき場所で女が店員に「脳髄を」とかいいな
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

4.5

北野監督がやりたいことを好き放題やった結果…という感じのトンデモ映画。とにかく意味が分からない。
物語の前半部分では、売れっ子の俳優である北野と、そっくりで名前も同じだが、アルバイトで生計を立てつつオ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.4

名前くらいは誰でも聞いたことがあると思われるSF映画の傑作。生物を取り込んで擬態するエイリアンが南極の調査隊の一向に侵入、誰が擬態したエイリアンなのかわからずに次第に疑心暗鬼になっていくというストーリ>>続きを読む

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

4.0

CGアニメーションで作られたSF映画。
萌えを明らかに狙ったキャラクターデザインで、主人公アンジェラの服装も結構際どいデザイン。だが、ストーリーはかなり本格的なSF。荒廃した地球を捨てて電脳世界に移住
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ねじ式(1998年製作の映画)

2.9

つげ義春が書いた4つの漫画を1つの映画にしたもの。原作は「ねじ式」だけは読んだ記憶がある。
冒頭では裸の男女がグチャグチャに入り乱れている映像が映し出され、カルトな世界観に否応なく入らされる。しかし、
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・デ・ニーロ演じるパプキンの言動がとにかく痛々しくて、共感生羞恥を感じやすい人にとっては見るのが辛い作品。人気コメディアンの車に無理やり乗り込んでアドバイスを求める冒頭からしてすでにキツイのだ>>続きを読む

たのしい知識(1969年製作の映画)

3.3

流石ゴダールというべきか、全く意味が分からない。
まっ暗い部屋で哲学的で政治的な会話をする男女。ナレーション(なぜかノイズまみれ)も何を言ってるのか全く意味不明。その他映像のコラージュや奇妙なノイズが
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