Jimmyさんの映画レビュー・感想・評価

Jimmy

Jimmy

映画(5148)
ドラマ(0)
アニメ(0)

マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

4.3

ウディ・アレンが久しぶりにダイアン・キートンと組んで作った「ラブ&殺人」映画で、この二人の夫婦役の会話・やりとりがホント面白かった‼️😁

「ウディ・アレンがちゃんとした殺人ドラマなんて作るわけがない
>>続きを読む

ハエ男の恐怖/蝿男の恐怖(1958年製作の映画)

3.5

古典的SFの悲劇的人間ドラマ。

この映画を知ったのは学生時代、週刊少年チャンピオン連載していた藤子不二雄の漫画「魔太郎がくる!」で紹介されたとき。魔太郎に続けて連載された「ブラック商会変奇郎」でもこ
>>続きを読む

夜空の大空港(1966年製作の映画)

4.2

脚本ロッド・サーリングなので鑑賞😊

飛行機に爆弾仕掛けたが、降下するとある高度で爆弾が爆発して乗客100人が爆死・飛行機墜落するため高度を保って降下できない状況が続くサスペンス映画🎥😱💦💦💦

後年
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

自分にはビミョーな映画に見えた🤗
序盤は「お~、男が転落死して自殺かもしれないが他殺の可能性もあるのか…」というあたりは面白くなりそうな気配があったが、裁判ものにな
>>続きを読む

フューリー(1978年製作の映画)

4.8

デ・パルマ特典映像が見たくて発売日に買っておいた(Blu-ray)「フューリー <HDリマスター版>」をようやく観た。何年保管していたのだろうか…?😄w
合計4時間(本編118分+特典映像122分)を
>>続きを読む

喰いついたら放すな(1960年製作の映画)

4.0

自動車を盗まれた男と自動車窃盗団との戦いを描いた映画で、ピーター・セラーズが悪役を熱演している作品。
こういうマイナー映画は、キープのDVDならでは…😁笑

うだつの上がらない化粧品セールスマン(リチ
>>続きを読む

パッション(2012年製作の映画)

4.3

初見は日本初公開時(2013年10月8日)にTOHOシネマズみゆき座で、二度目はDVD化された時、今回=3回目はBlu-rayで鑑賞🎥
初見後には「映画評」を書いてキネマ旬報に送ったら、「読者の映画評
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

新宿ピカデリーにて鑑賞🎥

最初は「エマ・ストーンは、いったい何者?」と思ってしまう奇怪な行動が多かったが、彼女が存在している経緯を知ると「なるほど!」と思う。
そして、彼女が様々な経験を通じて「大人
>>続きを読む

ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

4.7

<4Kレストア版>新文芸坐にて鑑賞🎥✨

この映画でのカーチェイスは、あの『ブリット』を超えている‼️

ロサンゼルスの街中を「犯人を逃がす仕事をしているドライバー」が運転して逃げる車とパトカー軍団と
>>続きを読む

妻の日の愛のかたみに(1965年製作の映画)

3.0

初見は角川シネマ新宿での『若尾文子映画祭』(2015年8月)、9年ぶり鑑賞。

この映画の舞台は「九州・柳川」。
大林宣彦監督の『廃市』でも舞台になった水の町。

カラー映画なので、若尾文子がとても綺
>>続きを読む

悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

5.0

シネマート新宿にて鑑賞🎥

師匠ブライアン・デ・パルマ監督のこの映画が「デジタルリマスター版✨で映画館上映される」となったら、とにかく観に行くしかない。……公開初日、会社休んで鑑賞ww

自分の学生時
>>続きを読む

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.5

シネマート新宿にて鑑賞🎥
デジタルリマスター版✨

ハーヴェイ・カイテル演ずる「バッド・ルーテナント」、ホントにワル過ぎて、変態的刑事なのだが、妻と子供達とは平和に暮らしている二面性のギャップあり😅
>>続きを読む

キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

1.5

本作はキューブリックが雑用などを頼んだ男のドキュメンタリーで映画関連のエピソードが少なくて退屈だった😵

自動車が好きでF1レーサーを目指していた男が、タクシー運転手をしていた時に「あるオブジェを運ん
>>続きを読む

キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.8

まず、キューブリック映画を観て、映画世界にこんなにもどっぷり浸かった男がいたとは!…という驚きと尊敬の念を抱く映画。

もともと俳優として活動していた男が映画『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレ
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

TOHOシネマズ渋谷にて鑑賞🎥

2024年の映画館初めはコレ👍
さすが山崎貴監督作だけあって、ゴジラ/戦後直後の風景/バトルなどなど特撮は圧倒的に素晴らしい‼️

キャスティングも、ヒロインを演じた
>>続きを読む

アンダーワールド・ストーリー(1950年製作の映画)

3.8

買っておいて未開封だったブロードウェイDVD、「このノワール映画で今年の締め…」とノワール大晦日😎笑

確かにノワール映画のドラマであり、「ノワール俳優の雄ダン・デュリエ」や「初期ヒッチ作品出演のハー
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

平山という男の日常を淡々と描いていく映画だが、少しずつ外的要因に影響されて若干の生活パターンの乱れも見られるものの、ひとりの男の生活ドラマが上手く描かれていた。
>>続きを読む

奇妙な幻影(1945年製作の映画)

3.6

予知夢をベースにしたサスペンス映画で、観る者を不安にさせながらもテンポ良く物語が進んでいき、なかなか楽しめるエドガー・G・ウルマー監督作であった🤗

主人公の青年は奇妙な夢を見る。父が見知らぬ男に変わ
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

2.5

山の上から転落死した男の捜査をする刑事が、死んだ男の妻を調べるうちに、その未亡人に惹かれていく。
そして、別の男が殺される事件が発生するが、その妻も同じ女性だった。刑事は「女性への想い」と「彼女が殺し
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.8

渋谷ユーロスペースにて鑑賞🎥

アキ・カウリスマキ監督が引退宣言撤回して作った本作、さえない男とさびしい女を通して描いた最高のラブストーリー✨

ヘルシンキのスーパーで働いていた女性アンサは理不尽な理
>>続きを読む

処女が見た(1966年製作の映画)

4.0

初見は2015年7月『若尾文子映画祭』(@角川シネマ新宿)、8年ぶりに鑑賞🎥
当時は若尾文子主演の未ソフト化作品だったが、その後DVD化された📀

ベテラン尼僧(若尾文子)が不良高校生(安田道代)を寺
>>続きを読む

ファミリア(2023年製作の映画)

2.5

観ていて、「これは何を描きたいのだろう?」と思ってしまう映画だった。

陶器職人の親父(役所広司)とその息子&嫁さんのドラマかと思ったら、ブラジル人とブラジル人を憎むワルたちとの対立を描き、更にブラジ
>>続きを読む

心の日月(1954年製作の映画)

4.8

初見は「若尾文子映画祭(@角川シネマ新宿)」(2015年8月)だったが、8年ぶりに購入DVD鑑賞。映画館で観た時には、他の観客と一緒に映画館で笑える楽しさがやっぱりイイものだった🤗

ここまで絶妙なタ
>>続きを読む

積木の箱(1968年製作の映画)

3.6

初見は池袋・新文芸坐(2013年2月)、10年ぶりに鑑賞🎥
増村保造監督×若尾文子主演の映画だが、少年の性のめざめを描く内容で、ややいびつな(変態的な)場面が散見される😅

北海道の各地を転々としてい
>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

1.5

М・ナイト・シャマラン監督、そろそろ末期的な症状……という感じ🤣
初期作『シックス・センス』や『アンブレイカブル』などは、「最後に観る者を驚かせるのが好きな監督なのかな…」と思っていたが、その後はパッ
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによる性的暴行事件を告発した女性記者たちの実話を映画化した社会派映画であるが、こういうドラマは見ていて「やるせない気持ち」になる。
また、権力をカサに人権
>>続きを読む

崖上のスパイ(2021年製作の映画)

3.0

「チャン・イーモウ監督のスパイ映画」というので観てみたら、確かに「誰が内通者?」というシチュエーションが続き、アクション場面あり、家族ドラマありのてんこ盛り映画だった🤗

本作で最も印象的だったのは、
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

オリジナル版『幸せなひとりぼっち』を観たのが6年以上前なので、細部の比較は避けるが、おおむねオリジナルに沿った作品だったと思う。ただ、オリジナルでの(ベルイマン映画で見慣れた)スウェーデン国旗がハタめ>>続きを読む

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.0

「腕利き殺し屋」×「アルツハイマー」という役をリーアム・ニーソンが演じるのは年相応の役柄だと思うが、任務上忘れてはいけないことを左腕に書いておく……というのは面白い🤗
また、アルツハイマー症になったか
>>続きを読む

死んでもいい(1992年製作の映画)

4.5

1992年の石井隆監督作🎥
石井隆監督と言えば、学生時代にあちこちの名画座で観た「天使のはらわたシリーズ」の「名美」が出て来るが、本作も大竹しのぶ演じる女性は「名美」。
ただ、本作は日活「天使のはらわ
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

1.8

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。🎥

北野武監督作品は、初監督作『その男凶暴につき』を映画館で観てから(短編含めて)全作品を観て来たので、本作も期待して公開初日に観に行った。
北野武監督とは30年に亘
>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.5

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

「円滑に話すことは出来ないけど歌は歌える女性」を軸に据えて様々な人間模様を描いているのだが、時空が現在と遠い過去・近い過去など行ったり来たりするので、最初は「何これ
>>続きを読む

真夜中(1959年製作の映画)

4.2

キム・ノヴァクと言えば『めまい』が有名だが、この『真夜中』はDVDジャケットに惹かれて購入したもの🙂

相変わらず、キム・ノヴァクは綺麗で色っぽい!😍笑
特に「黒いノースリーブ」を着て「背中が縦に空い
>>続きを読む

ちょっとフランス風(1949年製作の映画)

4.0

さすがダグラス・サークのロマンティックコメディ、安定の楽しさと心地よい感動😄💗

映画監督のゲイルは横暴で厳しいテイク撮り直しで、主演女優がダウンしてしまって、解雇されてしまう。
そんなゲイルは、掘っ
>>続きを読む

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

4.0

昨年から観たかった映画、ようやく鑑賞🎥
コロナ禍をこれだけ顕著にあらわした映画は、尾野真千子主演の『茜色~』に続く代表的な作品ではなかろうか。

日常生活を描いた冒頭から始まり、横浜港のクルーズ船の話
>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

2.6

本作より前の池井戸原作の映画は全てスクリーンで観たが、本作は映画館スルーしてDVD鑑賞🎥

相変わらず、池井戸原作の映画は飽きさせることなく全編楽しめるが、これはチョットこじんまりした感じだった。これ
>>続きを読む

>|