RainbowSongさんの映画レビュー・感想・評価

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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんな青春したかったよぅ…という呻きが一番の感想。

つまらない飲み会や、仕事のやり甲斐はないけどお金には困らない大企業での安定の日々を甘受する感じとか、オール明けの明け方の妙な高揚感とか、刺さる描写
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

最近は韓国映画しか観る気がしなくて、TSUTAYA TV見放題ラインナップの中でなんとか韓国映画を見つけて選んだ作品。韓国ノワールのえげつなさは確かに知っていたけど、以外とアクション一辺倒でなく人間ド>>続きを読む

エターナル(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公が荷物も持たずにオーストラリアへ来て、着替えもなく泊まるところもなく色んな場所に勝手に入り込んでるし、お金も持ってなさそうで、韓国映画にしては現実感がなさ過ぎる主人公。お化けじゃないとこんなこと>>続きを読む

愛のタリオ(2014年製作の映画)

2.5

とんだ胸糞映画だった(胸くそ悪い映画だった)。あらすじだけ見て復讐劇がどのようになるのか、どんな予想外の展開でカタルシスが起きるのか期待を大きくして待っていたのに、グダグタ未消化のまま終わってしまった>>続きを読む

幕が上がる(2015年製作の映画)

5.0

ももクロということで興味がなかったのだけど、モノノフの弟から映画として素晴らしいとの評を聞き見に行った。傑作だった。

終始感じたのは“自然感”。皆本当に仲が良さそう。夏が暑そう。この自然の空気を描け
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紙の月(2014年製作の映画)

4.0

面白かった。宮澤りえが池松壮亮に惹かれる理由が全く描かれずそこは致命的な欠陥ではあるのだけれど、エンタメとしては充分!な事件展開のスリル。そして何より小林聡美。真面目にしか生きられない人間である彼女だ>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.0

プライベートの雑念の所為できちんとこの作品に向き合えなかった。(転職に失敗して仕事に悩んでいる自分としては、無職フリーターありきの世界にまず抵抗を覚えてしまった。この作品の本質がそこじゃないことは充分>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

よくある、いがみ合いからの和解→大団円!って話かと思ったら、ちがった(苦笑)

人生って拗れるとここまで拗れるもんなんだね。衝撃の事実がぽんぽんと出されてきてその度にショックを受けるんだけど、その事象
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

序盤の、レストラン強盗の二人や車中でのジョン・トラボルタとサミュエルL・ジャクソンの会話なんて洒脱な雰囲気が漂ってて好き。会話を聞いているだけで楽しくてニヤニヤして見てた。

お洒落な空気、またはこの
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悪の法則(2013年製作の映画)

2.0

ストーリーは難解なのか?難解どころか超シンプルでわかりやすすぎるくらいじゃないか。その分どこに深みがあるのか(=どこを咀嚼して楽しむのか)が自分には理解できなかった。

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.5

素朴で、だからこそリアルな家族もの。言葉では悪態をつきながらも旦那さんを大切に思っている奥さん、そういうのホント素敵。

「お前もあの女と結婚してみろ。飲まずにはやってられん」とか笑えるセリフも多々。
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LIFE!(2013年製作の映画)

2.5

評するのが難しい。こういう作品を求めている人がいるということは理解はできるけど、自分には合わない。
勢いだけで諸外国の厳しい環境へ飛び込む、そこの加速感と「生きている実感」を噛みしめるシチュエーション
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建築学概論(2012年製作の映画)

4.0

やめてー、心がキュッとなって苦しいからやめてくれー。前半の70分か80分、そこら辺まではあまりにも予想できるストーリーだし、今さら会いに来やがてこのクソアマ何考えてんだ、と鼻でもほじりながら見ていたく>>続きを読む

ある会社員(2012年製作の映画)

3.0

一応なぜその女性に好意をもつのかは描かれているけど、“浅い”と感じてしまうのは何故だろうか。悲劇的な結末を迎えた彼女は最期のその時、どのような思いだったのだろう。満ち足りていたのか、後悔をしていたのか>>続きを読む

ジャッジ!(2013年製作の映画)

2.0

登場人物の葛藤が映画作品の面白いところだと思うのだけど、本作についてはそのレベルでの葛藤なの?と思ってしまった。そう思った時点で、この作品の何もかもに冷めてしまった。その葛藤がストーリーの中心であり、>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

爽快、気持ちいい。理屈があるようで全然理性的でない彼ら、とにかく勢いと人間味がある。鑑賞している間、時間の経過を忘れるね。予想通りの結末だけど想像以上に胸にくるものがあったのは、ブラッドレイ・クーパー>>続きを読む

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.0

ゆるい。空気感は好みだけど、あまりにも浮世離れし過ぎてて、自分はタマ子の方が俄然好きだった。

尾野真千子が出ててビックリした。素朴演技がこの頃からうまいのね。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

怖ぇよ!終始、怖い。閉所恐怖症の人なんか、見てらんないんじゃないかな。ずっとハラハラ。
大きい音で驚かすのは、嫌いです。

アジョシ(2010年製作の映画)

4.5

ウォンビンがカッコよすぎる。アクションがカッコよすぎる。
アクション映画ってこんなに面白いんだと目覚めさせてくれた作品。韓国映画すごいわぁ。

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.5

ニートな主人公の日常を描いた作品。面白かった。
本人にとっちゃ深刻な問題であろうけれど、何もやらず気怠く、のんびりと(もがいて?)過ごしている様が微笑ましかった。人生にああいう時間はあっていいと思う。
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

5.0

爽やか!
登場人物が生き生きとしてて、彼女たちとずーっと離れたくない気持ちになる。作品が終わってしまうのが寂しいよー、みたいな。DVDを身近に置いておいていつでもすぐに会いたくなる、そんな作品。大好き
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高地戦(2011年製作の映画)

4.0

なんて形容したらいいのか。重厚長大っていうのかな?とにかく作品の圧倒的な存在感に脱帽。見終わった後はお腹いっぱい。

平和ボケした自分には同じ民族同士で争うようなことがどのように発生し得るのか想像すら
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四十九日のレシピ(2013年製作の映画)

1.0

全てが予定調和なのはいいんだけど、それぞれのエピソードをもっと深堀りして描いて納得性を高めてほしい。浅い描写をポンポン繰り出してきて「いい世界でしょ?」感を出されても、全く感動できないよ。
唯一の収穫
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その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

4.5

分かり合えた人との別離、その瞬間の物悲しさが、ここまで伝わってくる作品はそれだけで傑作だと思う。

その夜の侍(2012年製作の映画)

3.5

事故死した妻の復讐に取り憑かれた男の話。
“悪”としか言いようがない山田孝之に一時も目が離せず、恐怖を感じながら夢中になっていた。この作品は終始重い。復讐劇に、悪魔のような人間。加えて、中年男性と警備
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.0

面白かった。笑えて、爽やか。スカッとさせてくれる作品だった。唯一、司法試験の彼女の言動だけが突拍子がなく、それでいいのかよと思わせるけど、まぁ気にせずにいることはできる。

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

3.0

アジアの風景が心地よい。アンバー・クォ(郭采潔)が可愛すぎて目が離せなかった。ストーリーはごくごく平凡、ほんのり暖かい(でも至極平凡)。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.0

当時、恋愛の昂揚さえ知らずに観た。あるカップルの出会いから別離までが描かれていた。
人間性は魅力的なのに家族としては不適格な人って、いっぱいいるんでしょうね。

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

5.0

残酷描写は控えめに、それでいてストーリー展開でハラハラさせてくれるこういう作品が大好物です。
三枚目に一歩手前な風貌、プライドが高く権威主義者で努力はそこそこに地位にあぐらをかく。この個性が好き過ぎる
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

2.0

プレイボーイ的な主人公(男も女も両方)についていけないので共感して楽しめるハズがない。ブルーバレンタイン的なものかと思って手にとってみたけど、大いに期待を裏切られました。
彼らなりには葛藤の末の成長が
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