両親が出稼ぎに出て祖父母と暮らす少年チュンは屈強な獅子舞チームの前を横切ったことから目の敵にされ、お年玉袋を取り上げられてしまう。そこに赤い獅子頭を被った少女チュンが現れ、お年玉袋を取り返してくれた。>>続きを読む
成績上位1%が通うというエリート高校に母子家庭の特別枠で入学したというハン・ジウは数学の成績が特に悪く、普通校への転校を勧められる。寮からの買い出しがバレて退寮1カ月の処分を受けたジウは校内の倉庫で脱>>続きを読む
ニューヨークで“911”が起きていた頃、イランの聖地マシュハドでは娼婦を標的にした連続殺人事件が起きていた。ジャーナリストのラヒミは次々と事件が起きるもなかなか解決しないことから自らマシュハドに入り取>>続きを読む
女性ではじめてベルリンフィルの首席指揮者となったリディア・タ―(ケイト・ブランシェット)はベルリンフィルでのマーラーの全曲録音の掉尾となる5番の録音を間近に控え、インタビューやジュリアードでの授業など>>続きを読む
『パンケーキを毒見する』の河村光庸の企画、内山雄人監督による安倍政治の問題の根源とそこに至る背景を抉り出すドキュメンタリー。
『パンケーキを毒見する』では菅首相が現役のときに製作されたこともあってか>>続きを読む
大学でエッセイの書き方を教えるチャーリー(ブレンダン・フレイザー)は極度の肥満の結果、殆ど部屋の椅子から離れることが出来ず、オンラインの授業もカメラをOFFにして学生に姿を見せないようにしていた。チャ>>続きを読む
物語論(ナラトロジー:narratology)の研究家アリシア(ティルダ・スウィントン)は講演で訪れたイスタンブールで不思議な幻覚を見る。気晴らしにバザールに寄った際にちょっと歪なガラス瓶に惹かれ購入>>続きを読む
窓拭きを生業としながら一人息子のマイケルを育ててきたシングルファーザーのジョンは余命あと僅か。マイケルの里親探しをしながらマイケルに自分の死をどう伝えるべきか悩んでいた。何組もの里親候補と面会するも、>>続きを読む
黒澤明の『生きる』をカズオ・イシグロ脚本、ビル・ナイ主演で再映画化。
1953年、ロンドンの市役所に勤める課長のウィリアムズは部下と親しく交わることをせず、あくまで上司として厳格に振る舞い、家庭では息>>続きを読む
スピルバーグの自伝的映画。
幼いときに初めて両親に連れて行ってもらった映画は『地上最大のショウ』だった。映画を観るのを怖がるサミーは父のバート(ポール・ダノ)から映画は1秒間に24コマの影絵で出来てい>>続きを読む
ラッパーのダースレイダーと“時事芸人”プチ鹿島がYou-Tubeの配信番組「ヒルカラナンデス」で取り上げた時事ネタを元に劇場版として再構成したドキュメンタリー。
お笑い系芸人が政治ネタを面白おかしく>>続きを読む
気仙沼市唐桑半島、鮪⽴(しびたち)地区は漁業で栄えた漁師たちがこぞって“唐桑御殿”と呼ばれる立派な家を建てていたが、震災で被災、牡蛎の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻の家も2階まで浸水した。判定>>続きを読む
1980年英国ケント州マーゲートにある「エンパイアシネマ」でフロアマネージャーとして働くヒラリー(オリヴィア・コールマン)は気の置けない仲間とごくありふれた日常を過ごしていたが、メンタルに不安を抱え、>>続きを読む
911から11日後、アメリカ政府は犠牲者の遺族に補償金を支払うことを決める。責任者に選ばれたケン(ケネス)・ファインバーグ(マイケル・キートン)は亡くなった人の“人生の値段”を決めるプロで、この補償プ>>続きを読む
20年前に中国からアメリカに駆け落ちしてコインランドリーを経営しているエヴリン(ミシェル・ヨー)は夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)と監査を受けるために国税局を訪れる。国税局のエレベーターの中でウ>>続きを読む
長野の山奥に一人で暮らす作家のツトム(沢田研二)は、山中で採れた野草やキノコ、自ら育てた野菜などを料理し、その恵みを味わいながら日々を過ごしていた。時折編集者の真知子(松たか子)が訪ねてきて二人で一緒>>続きを読む
1942年1月20日、ベルリン郊外のヴァン湖畔にある国家保安本部の別荘で“ユダヤ人問題の最終解決“を議題に会議が開かれた。物語は会議の始まる前の午前中から徐々に集まり始める関係者の様子から、会議の終了>>続きを読む
1950年、ソ満国境の駅で中国側に引き渡された戦犯の容疑者たちが列車から降ろされ、待合室に収容される。その中にかつての清朝最後の皇帝・溥儀がいた。溥儀は隙をみてトイレで腕を切り、自殺を図る。見張りの当>>続きを読む
今更説明不要な、作曲家エンニオ・モリコーネがこれまでの人生と自作を振り返るドキュメンタリー。
映画は幼少の頃にトランペット奏者だった父からトランペットと音楽の基礎を習い、自動的にトランペット奏者とし>>続きを読む
和歌山の港町で母の昭子(常盤貴子)と暮らす千夏(吉田美月喜)は念願の芸術系の大学に進学し、文学を専攻して作家を目指していた。夏休みの課題に小説の執筆を出され、初恋の思い出を書こうとしていたが、大学で幼>>続きを読む
豊橋に本拠を置く「久遠チョコレート」は体や心にハンディキャップのある障がい者や性的マイノリティの人々にも活動の場を提供することを目標に夏目浩次氏が2003年に創業したチョコレートブランド。そこで働く人>>続きを読む
英国ウェールズの谷合の小さな町でパートとして働くジャン(トニ・コレット)は鳩レースなどで優勝経験があるものの、今では冴えない夫と親の介護だけの生活。夜のパブでのパートの最中にかつて馬主だったハワードの>>続きを読む
1923年、内戦中のアイルランドにある架空の島イニシェリン島。島民のパードリック(コリン・ファレル)は14時には古くからの友人コルム(ブレンダン・グリーソン)を誘い、パブに入り浸るのを日課にしていたが>>続きを読む
895年、北欧の島国で王子のアムレートは父王オーヴァンディルの凱旋を見守っていた。戦闘で傷ついたオーヴァンディルは若きアムレートに王を継がせるべく儀式を行ったが、オーヴァンディルは弟のフィヨルニルに討>>続きを読む
2017年ニューヨーク・タイムズの記者ジョディ・カンターは女優のローズ・マッゴーワンが大物映画プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインから性的暴行を受けていたことを知る。ことが公になることでキャ>>続きを読む
昭和19年、詩人の三好達治は妻子と別れ、福井の三国に家を借り、萩原朔太郎の妹・慶子と同棲を始める。昭和2年に二人は一旦婚約したものの、三好の就職先である出版社が倒産し破談になっていた。貧乏生活の続く三>>続きを読む
1960年代のフランス。大学生のアンヌは成績も優秀で教授からも期待の目で見られていたが、あるとき妊娠が発覚する。中絶が違法とされていたフランスでアンヌはなんとしても中絶すべくさまざまな方法を実行する・>>続きを読む
2293年、人類は特権階級の永遠人(エターナルズ)と獣人(ブルータルズ)に分かれ、永遠人は獣人に農耕をさせ、獣人の中から撲滅戦士(エクスターミネーター)を選抜し、獣人が増え過ぎないように人間狩りを行っ>>続きを読む
1950年頃?アリス(フローレンス・ピュー)とジャック(ハリー・スタイルズ)は「ビクトリー・プロジェクト」の関係者が居住する小さな町で幸せに暮らしていた。夫たちは毎日町の外れにある“本部”に出勤し、妻>>続きを読む
1830年の冬の朝、元刑事のランドー(クリスチャン・ベイル)が川で手を洗っていると、陸軍士官学校のヒッチコック大尉が訪ねてきた。請われて士官学校まで赴くと士官候補生の死の謎を調査して欲しいという依頼だ>>続きを読む
終戦間際、ハルビンで特務機関に所属していた山本幡男(二宮和也)は妻子を日本に帰国させた後、ソ連の捕虜となり、シベリアに抑留された。過酷なラーゲリでの生活においても希望を捨てない山本は抑留者たちの精神的>>続きを読む
アーサー王の甥のガウェインは正式な騎士となっておらず、怠惰な生活を送っていたが、クリスマスの日に円卓を囲む騎士たちの前にグリーン・ナイトが現れ、“クリスマスのゲーム”と称して我に刃を向ける者はおらぬか>>続きを読む
早い時期から両親と離れて看護師となり、医者になるべく北京の大学院を目指すアン・ランは突然両親を交通事故で亡くす。葬式の際に見知らぬ弟ズーハンが現れ、親戚はズーハンをアン・ランに押し付け、養育させようと>>続きを読む
前作で地球人をパンドラから駆逐し、完全にナヴィの一員となったジェイクはネイティリとの間に二人の息子と一人の娘、グレースのアバターから生まれたキリを養女に迎え、平和に暮らしていたが、やがて恐れていた事態>>続きを読む
ロサンゼルスを拠点に活動しているメキシコのジャーナリスト・ドキュメンタリー映画監督のシルベリオは国際的な権威のある賞を受賞したことからメキシコに一時帰国することになった。受賞式を前にシルベリオの胸中に>>続きを読む
1942年、フランスからスイスに逃れる途中で親衛隊に捕まったユダヤ人のジルは、移送のトラックの車中でサンドウィッチと交換でペルシャ語の翻訳本を手に入れる。ドイツ兵は途中でユダヤ人を処刑、ジルは咄嗟に自>>続きを読む