えるふぁにんぐさんの映画レビュー・感想・評価

えるふぁにんぐ

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.0

ミミズに小便をかけるなよ
馬鹿みたいだな

松村北斗の滑舌(声)の良さは彼の肉体ありきなので、木材には適しません。彼を声だけにしたことが災難ですね。
常にゲームみたいなBGMが流れていて、
さぞ劇場で
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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子供が映画を信じちゃう、フランケンシュタインがいると思っちゃう映画のパワーというものを
冷め切っていて、そんな馬鹿なとすぐに言ってしまう、四次元に生きる大人の脳の記憶もしくは身体の記憶に敵う、及ぶと
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Here(2023年製作の映画)

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いい散漫の時間になった。
映画を見ながら色んなことを考える。贅沢で好き。
整備士への差し入れスープで一日早めてもらうくだりでギア上がったかと思ったが。
パーフェクトデイズの夢よりはこっち見てた方が良き
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

帰ってきた三宅ブルー
そして変わらぬ三宅唱の姿があり嬉しい。
(少年少女撮影隊、朗読等々)
ケイコから引き続きのフィルムが鼻につきかけたが、同じフォーマットであることでかえって違いが感じられて良い。(
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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映画館にとっておいた作品。

映画館の没入度を深化させてくれた。


カメラは前後左右に動き、ズームしたりもするが、しかしショットはどこまでも深い。
カメラが徹底して深みを追うことで、雨や靄や川や炎な
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ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

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会話劇

若さとは美しさ。美しさとは若さ。

ゲアトルーズはもうとっくに惨めだと分かっているのに、元カレが傷をえぐる。しかし元カレだって若いピアノ男の口から愛する女の名前を聞いて傷ついたんだ。せめて一
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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金払い続けるの終えたら何も残らないよね。
ってのをNetflixでやる。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

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ナチュラルなカメラの運動と切り返し
不機嫌な顔が映り続けるが、こちらは嫌な気持ちにならない。
アメリカって感じの人間たちと、乾いたアメリカのリアルな昼間みたいな空気感のマッチ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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開き直って胸騒ぎなエキゾチックジャパンを期待していたけど思ったよりだった。それは自分が日本人だからで外国人からしたら十分エキゾチックジャパンなんだろうか?(もっともっと観光客的目線の東京上澄み映画だと>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

こんな沈黙の映画ズルい。
こんな可愛い映画ズルい。
何もかもギャップ萌えした。

沈黙は金なり

小津の映画に赤いヤカンを探すカウリスマキが、隙あれば赤色を差していた。
赤以外にも衣装も何もカラフルで
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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このアイデアは貧弱な日本映画界が誘引したものなのか、監督の独創なのか。引き算せざるを得ない現状がそうさせた気が。

「背中を押す」というダブルミーニング。

観客が台詞を覚え始めた時に、何か見え方が変
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アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)

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浮遊感
嘘 虚偽
見栄 夢
パリという街
夢が集う街は人が集い繋がり非情、東京。

パッション(1982年製作の映画)

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この時期のゴダール画が綺麗。
というより無人のショットが綺麗。マリア然り。
赤と青と白が喧嘩してたらトリコロール。
労働と愛は似ている。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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予算内に収めるという点では素晴らしい仕事。
それを抜きに考えると面白みに欠ける脚本、映画。
シンゴジラと同じこと出来ないってのはあると思うが。
特にゴジラ周りがつまらない。
逆に人間のドラマパートは見
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水の中で(2023年製作の映画)

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ハンドメイドを尊いと思うか脆いと思うか。丈夫でしっかりしたものはこの世にあり触れているんだし、一点ものを大事にしたいし価値あると言いたい。
町中華を存続させたい、そんな気持ち。

花腐し(2023年製作の映画)

5.0

さとうほなみといい前田敦子といい別ジャンルにこんなにも素晴らしい映画俳優がいるなんて、成ってしまうなんて。
どちらもパフォーマー。身体表現?身体能力?が画面に映るのか?
それは芝居だけやっていても身に
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GIFT(2023年製作の映画)

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モンタージュにより生まれるリズム(カットを割って映画のテンポを良くするなどと言ったりするが)を排して、
音楽の繋がりによりのみ生まれるリズムの為のモンタージュをしたとのこと。

音楽のための編集をして
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素晴らしき放浪者(1932年製作の映画)

5.0

30年代を疑う先鋭さとクラシカルさ
観客との距離感 譲歩具合絶妙

川を撮らせたら右に出る者はいない

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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レオ様〜登場ファーストカットから眉間に皺寄せまくり眉毛傾斜凄いで、やってるやってる〜ってなった。

スコセッシ体力すごいな〜
真新しさは無いが史実なので。
これぞディカプリオじゃなきゃ成立しない企画
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

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剥き出しの偶然たちよ。とても良いぞ。

2話 自分の独創性が疑われる。渋谷に行くと湧き出てくる感情。自信の無さと攻撃性。
あの人がいなければあなたもいない鏡像。

写真ではダメ。画家はカメラになれ?

大いなる幻影(1937年製作の映画)

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戦時中だけどリアルな愉快さ

誰でも自分の病気で死ねる。戦争がなければ。

収容がとてつもない前フリとなって効いてくるラブロマンスパート

浜辺の女(2006年製作の映画)

5.0

サランヘヨ

脱出 空き部屋
電話 呼び出し

久石譲味のある音楽

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