前半は2回ぐらい見たことあったけど全編通して見たことはなくて、やっと見た
音楽も良いし明るく幸福な印象
ワンショット風のオープニングから良すぎる
歌とダンスとカメラワークの全部が相まってなんとも言えない心地よさが生み出されてる
古き良きミュージカルの復興的な要素もありつつ、全然古臭くない新鮮さも持ってる>>続きを読む
独特の雰囲気
全てがハッピーエンドで収まる感じも、こんな時代だからこそそこに見いだせる希望って感じで救われるような気分になるかな
一度疑いを持ってしまうともう止められない
過去の事件の記憶も含めて、運命や人間の闇が描かれているけど、何が正しいとか安易に言えない
戦争やスパイのどうにもならない辛さ
物語的には想像の範囲を超えずに目新しさはないけど、マリオン・コティヤールの素晴らしさで十分成り立ってる
いろんな実験的に思える描き方も、主役2人のやりたい放題な感じも凄い
見た目の可愛らしさの裏に強烈なメッセージ性を感じさせる
クーとかキューとかお辞儀の仕方とかメチャクチャ不思議でシュールな世界観
なかなか面白い
男運がなくてなかなかうまくいかないカビリアが切ない
それでもラストシーンの表情で全て持っていく感じ
テレビ番組のドキュメンタリー取材風な作りが面白い
各楽器をそれぞれの奏者が説明していく感じが良い
いろんな実験的手法が使われてて斬新
ゴダールは身構えがちだけどこれは普通に面白く見られる
NASAの陰謀説をここまであからさまに映画化してるとは
クライマックスの飛行機とヘリコプターのチェイスシーンはなかなかすごい
『インセプション』を彷彿とさせる映像はすごい
新たなヒーロー誕生譚としては十分なのでは
ただたまにある外しのギャグはなんだか真顔でボケられてるような感じで戸惑う笑
紛れもなくティム・バートンの世界観
"普通"であることの押し付けの否定
特殊な力を持つ子供たちの描き方はそれだけでそれぞれ変わってることは素晴らしいんだって思わせる
ブレッソンは『スリ』と『ラルジャン』しか見てないけど、ブレッソンへのイメージが少し変わった
考えさせられるし、簡単に何がどうとか言えない
弾圧下の人々も沈黙の信仰をするし、神も沈黙するし、それを目の当たりにした我々も沈黙してしまう…
切支丹への拷問があんなにエグいとは…
映像が良くも悪くもショッキング
モデル業界の光と闇を描くっていう一見まぁ普通にありそうっていう題材に固有性を与える映像表現