RiNさんの映画レビュー・感想・評価

RiN

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お久しぶりです。
また、時間を見つけて更新していければいいなと思っているので、よければななめ読みしていってくださいませね。

映画(827)
ドラマ(0)

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

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『やりすぎファッショナブルな男と女と人生いろいろ』

悪趣味な男と陰気な女の話。
トム・フォードの香水がぷんっぷん香ってきそうな今作、らしいっちゃらしいのだけど、あまり好きにはなれずじまい。
ちなみに
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.6

『猫飼いたくなったでしょう』

イギリスには薬物中毒を題材にした映画がとにかくたくさんあります。
カルト的人気を誇った「トレイン・スポッティング」に始まり(多分もっと前からあるんだろうけど)、その系譜
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

『何回でも言うけどウディ・ハレルソンのウィキペディアはめっちゃウケる』

映画作るの上手いなー!!!って終始思わせてくれる1本でした。
最初はね、ダッセェタイトルだなって思ってたんですよ。
「スリービ
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.8

『美少年を愛でに行ったはずなのに』

サクッとあらすじから。
9歳にして9度の死に目にあったルイ少年の物語。
感電、食中毒、事故に墜落。
あまりにポップに死に目に遭うもんだから、あれ?この映画タランテ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

5.0

『困り顔ヒゲイケメンの真骨頂』

人生ベストはこれかもしれない。

まず冒頭の美しさ。
あんなにも美しい冒頭を持つ映画に、わたしは出会ったことがあっただろうか?と、くだらない自問自答をしてしまうくらい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.6

『言葉はいらない』

おひさしぶりです。

待ち望んでいたラブストーリー、やっぱり良かったです。
聾唖の女性と、水の中で生きる男は、たぶん運命の相手というやつだったのでしょう。

聾唖の女性は、悪くな
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.0

『美醜』

美しさとグロテスクが大きなテーマとなるこの作品。

なんだろうな…レフンの変態感ってすごく"外側"だなと思いました。良い意味でも悪い意味でも、監督やクリエイターも全てスクリーンのこちら側に
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.6

『臆病の能力』

ロード・オブ・ザ・リングの60年前の世界、ゼペットじいさん、じゃなかったビルボじいさんの若かりし日の冒険譚の物語。

大筋は、黄金と財宝が大好きなバカでかい上に火を噴いて暴れまわる迷
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.5

『スポ根ドストライク』

やべえやべえと言われているエベレスト有するヒマラヤ山脈、その中でも前人未到の最もやべえ頂・メルーに挑戦したやべえ奴らのスポ根ど真ん中映画。

極限の山、美しいですね。
世界最
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.8

『ラストからエンドロールの繋ぎ方バツグンじゃない?』

男前だけど夢見がちで、30過ぎてもふわふわふわふわ雲かクラゲみたいに生きている仲良しの先輩がいるんですが、そんな彼のソウルがoasis。ドンピシ
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二重生活(2016年製作の映画)

3.4

『理由のない尾行』

哲学科院生の女子学生が、論文のために理由のない尾行を始めるお話。

観察される対象は、観察された途端まったく自然の行動はしなくなる、というのは観察者効果、というのでしたっけ。これ
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.5

『ロマコメかくありなん』

酒浸りで、失業後ろくに職探しもせずなにかと妻を殴る夫に辟易としながらも、ウエイトレスと洗濯代行でなんとか日銭を稼ぎながら生きる健気なシシリア。そんな彼女唯一の楽しみは、映画
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.3

『ポスターのシーンの存在感のなさったら』

違う、違うんです、他にキラーシーンがありすぎるのがいけない。これでもかって詰め込んだ気味の悪さとキャラの濃さが極彩色に襲ってくるもんだから、かすんじゃう。ス
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獄門島(1977年製作の映画)

3.6

『妖怪大戦争』

瀬戸内海の小さな島、獄門島と呼ばれるその島では、鬼頭家という巨大な網元(農業で言うところの大地主)が絶大な権力を持っておりました。
主人公の金田一耕助は、その島にかつての戦友・鬼頭千
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

2.2

『ジョニデVSウォーケン』

幼い娘を連れ、妻の葬儀から帰り着いた会計士のワトソンは、突然謎の男たちに拉致されます。娘を人質にとられ、とある女を撃ち殺せと脅されたのです。
訳も分からず事件に巻き込まれ
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

4.1

『深淵を覗くものは』

これめっちゃ、めっちゃ面白いですね!!!ビックリした!!!邦題どうしたの!!

フリーランスの「盗聴屋」、ハリー・コールはその腕を買われ、政府や公的機関からの仕事も請け負ってい
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39歳からの女性がモテる理由(2008年製作の映画)

2.4

『毒にも薬にもならない、やや毒寄り』

たまにこういう、リアリティもなくて薄っぺらくて3日で内容を忘れそうなラブコメを観たくなります。箸休め的な、いや、体に悪いお菓子的な。

(旦那がわかい女と浮気し
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.1

『真の英雄』

父親の復讐のため、ならず者を雇って居留地へ旅立つ少女のお話。割とスタンダードに子連れ狼でした。

うーん…とくに感想がないですね…。想像通り少女が一番勇敢で、不屈で、真っ当です。男らは
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『女々しいチャーリー坊やとパワフルなエンジェルボーイ』

チャーチ、トリッカーズ、エドワードグリーン…数え上げたらきりがありませんが、イギリスの紳士靴といえば、伝統の代名詞のような存在です。もちろんお
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.1

『メトロノーム』

異常殺人を扱った作品、これ以外にもとてもたくさんあります。サスペンスやミステリーに限らず、刑事モノドラマなんかでももはや定番。そのショッキングさは物語を観客にアピールするうえでとて
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

『箱入り息子たる所以』

逃げるは恥だが役に立つ、というドラマが大フィーバーですね。新垣結衣さん扮する「小賢しい女」対、星野源さん扮する「自己評価の低い男」のムズキュンラブストーリー、毎回ソワソワしま
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

『不潔恐怖症』

潔癖性、あるいは不潔恐怖症と呼ばれる精神疾患があります。いつも清潔にしておかなければという責め立てられるような恐怖、それは一見、世界が汚れているからだと捉えられがちですが、心理学の世
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続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.5

『こんなめしやがあったらなあ』

今日日、深夜残業なんて珍しくもない。
そんな、仕事の詰まった肌寒い帰り道、疲れを引きずって路地裏を歩く。
お腹がすいたな。
残業中に食べたカロリーメイトの粉っぽさが、
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100 Years(原題)(2015年製作の映画)

5.0

『タイム・カプセル?』

良いですね。

有名になって、そりゃもう押しも押されもせぬ表現者になって、この映画は100年後まで公開しちゃダメだよ!なーんて言ってみたい。そして、それを守ってくれるであろう
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鳥類学者(2016年製作の映画)

-

『聖なる密林』

今作について語るには圧倒的に教養が足りないので肌感覚だけでお話しますと、すっごく意味がわからないんだけど、なんだろう、宗教って多分こういうものなんだな、と思いました。それと、表現が間
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近キョリ恋愛(2014年製作の映画)

1.8

『山Pだろうがなんだろうが』

何も知らないうら若き乙女を俺色に染めてやるぜグヘヘという男は大抵クズって「源氏物語」あたりで習わなかった?

山Pふんするイケメン先生が、無口な美少女高校生をその手練手
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黒崎くんの言いなりになんてならない(2016年製作の映画)

1.2

『ラブコメはファンタジーって教科書に書いてあったけどそれにしても』

現実との乖離がすごい。
散々言って、言い尽くして、もう疲れたんですけど、どこの世界のリアルなんだこれは。

メイクを覚えて完璧な高
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ノクトラマ/夜行少年たち(2016年製作の映画)

5.0

こんなにレイトショーが似合う映画ってある?地方の、廃れかけのショッピングモールの映画館の最終回で観たい。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.3

『監督27歳』

若手女流監督ですよ、そりゃもうキラッキラの映画でしょうよ、と思ったら予想通りキラッキラでした。ですが、許容範囲のスパークルなので安心してほしい。軽薄なネオンライトではなかったです。
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渇き。(2013年製作の映画)

2.8

『人工カラフル、グロテスク系』

メチャメチャチカチカする。

えー、期待値底辺で観たので、予想の5倍くらい面白かったです。意味がわからない、という評が圧倒的だったので、とりあえず原作を読んでから観ま
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.4

『もう女子って歳かよオバサン、は愚問中の愚問です』

いいですか、現実なんて糞食らえです。しんどいこと数えだしたらきりがないし、そんなの面白くもないから口にも出さないし、粛々と、そりゃもう巡礼者のよう
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

『この映画超泣けるよ!って言うの嫌いだけどこれだけは言わせて』

この映画超泣けた。
いや〜〜〜もう、好き。好きだ。
宮沢りえさんと杉咲花ちゃんをまとめて抱きしめたい、抱きしめてわんわん泣きたい、なん
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コンカッション(2015年製作の映画)

4.2

『現在進行形の悪夢の話』

NFL、ナショナルフットボールリーグ、俗に言うアメフト。アメリカでは国民が馬鹿みたいに熱狂し、馬鹿みたいな大金がつぎ込まれ、馬鹿みたいなお祭り騒ぎになる、言わずと知れた国民
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怒り(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『怒りをうまく言語化できるようになったら大人』

この物語は、話自体はどうしようもなく陳腐でした。
キャラクターとエピソードは多すぎて散らかった印象は拭えないし、シーン割が細かすぎる割にリズムがなく雑
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.3

『経験は何にも勝る財産』

若輩は老齢を侮りがちなところがあります。それは、一見すると偏屈そのもののような凝り固まった価値観であったり、鈍くなった体の動きであったり、老化でくすんだ見目であったりからで
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.6

『編集者と作家の間に割って入ろうとするのはこの世で一番のナンセンス』

原題はGENIUS。よく知られる天才という意味の他に、守り神なんて意味もあるんですって。

敏腕編集者パーキンズ(コリン・ファー
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