アントマンよりも遥か前にスピルバーグが映像化していたミニチュア化ムービー。
チューだけでホストを行ったり来たりできる、仕組みはよくわからんけど顔を替えられる、ってあたりが80年代で良い。
見た目は子供でも大人顔負けの絆で愛の逃避行を繰り広げる12歳。
そのあとを追う大人は子供にも恥ずべき秘密の情愛を抱えてたりする。
ともすれば青臭くなりかねない12歳児の恋愛青春物語も、ウェス・アンダー>>続きを読む
you can't wake up if you don't fall asleep
ジュード・ロウがマーベル作品に入り込む違和感。キャラと魅力がMCUの世界観に収まりきってない。
子供の能力に合わせた環境を提供することも、子供の心に合わせた環境を提供することも大事。
きっと重要なのは子供がその環境を居心地が良いと感じてるか、を親がわかってあげられているかということ。
子供には「>>続きを読む
飄々としたチェーンスモーカー探偵、フィリップ・マーロウ。松田優作がモデルにするのも納得のカッコ良さ。
スタイリッシュな都会での銀行強盗作戦の前作から、南米のジャングルでの金塊強奪作戦に切り替わった今作。当時の政治情勢が遠慮なく反映されてて面白い(笑)
相変わらずロッサナ・ポデスタの魔性っぷりは健在、と>>続きを読む
ルパン三世三世の元ネタと言われるのも納得の騙し騙されのイタリアンクライムサスペンスコメディ。峰不二子なんて本当ジョルジャなぞった感じなんだな(笑)
ディストピアでは社会構造が単純化しやすい。70年代の映画ということで当時の政治や管理社会に物申すテーマになんだろうけど、その時描いた未来である2024年に時代が追いついても大して変わってないし、これか>>続きを読む
題名が秀逸。
得てしておしとやかさや奥ゆかしさの仮面を被った裏側に本当の狂気が潜んでいるもの。
それが集団心理によって露わになり、かつ増長した時にどうなるか、をワンショットで端的に表した良作。
胸糞悪>>続きを読む
手塚マンガよろしくスターシステム採用で佐野史郎と杉本哲太が別役で出てきたせいでちょっと混乱気味。パラレルワールド?ミッキーとマイク含めドッペルゲンガーのいる世界?それとも別モンとして観るべき?
最後ま>>続きを読む
クラウス・キンスキーには美しき影の孤独があった。
イザベル・アジャーニには美しき愛の強さがあった。
2つの美が相まみえたとき、それはもう甘美な画になるのである。
題名を直訳するとしたら「ジモヤン(=地元のヤンキー)」といったところだろうか。
犯罪の多いご近所でともに育った男3人の青春物語。黒人同士の終わらない争いの中で各々が取る人生の路を辿る話。
ローレンス・>>続きを読む
探偵濱マイクの出生に少しだけ迫る映画シリーズ第二弾。
いまだかつてこんなに可愛げがあって且つ妖艶な50歳母親がいただろうか。いや、確かに可愛いらしい50代の女優は意外といる。でも鰐渕晴子みたいなあどけ>>続きを読む
マルチバースにおいても結局はラブが何にも勝るのである。
横浜は黄金町を舞台に台湾と新興アジア系マフィアの抗争に巻き込まれる私立探偵マイク濱の話。
黄金町は数年前にアートフェスで行ったくらいだけど雰囲気のある良い街だった。当時だったら相当に良い雰囲気を醸して>>続きを読む
物語研究者がランプの魔神を目覚めさせてしまったら…映画自体が3000年のストーリーテリングになっている。
でもやっぱり愛は求めるものじゃなくて与えるもの。それが3000年の時を経ても、人間と妖精の間で>>続きを読む
憑き物か狂言か。
同性愛で裁判にかけられた修道女の実話を基にした映画。
適度なエロスがポール・ヴァーホーべンらしくてよろしい。
「イギリス人に全て奪われた」ダルシムにも忸怩たる思いがあってのことだったのだろう。最後のイギリス植民地警察との撃ち合いもそんな歴史背景を構図として演出してるのだろうか。
なんにせよ未開の地としてのトン>>続きを読む
これぞ80年代スペースオペラ!
宇宙でアメフトしてもいいし、悪の帝王はすぐにヒロイン娶っちゃっていいし、ヘンテコ科学者が手元の腕時計で月と地球の衝突を計算することだってできちゃうのだ。
なにはともあれ>>続きを読む
MI6でありCIAでもあるアナ・ デ・アルマスちゃんが1番つよつよということである。