よしこさんの映画レビュー・感想・評価

よしこ

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

何の先入観もなしに、深く考えずに見れば、非常にわかりやすい話だと思った。
色々と考察しようとすると沼にはまるのかも。
ジブリは好きでも嫌いでもないけど、「あぁ、なんかジブリっていいな」と思えた。それは
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.8

見てよかったー!
ポエティックで心地よい映画。
こんな風に世界を旅してみたいな
観光地や名所を回るのでは体感できない現地感。
魅力的な食も満載!
忙しく色々巡る旅もいいけど、じーっと黄昏れる旅もいつか
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

のんびり心地良い。
フィンランドの空気感、好きだな〜。
特に何か起きるわけでもなく。
期待しすぎるのではなく、その瞬間を楽しみながら丁寧に生きていれば良い事あるかな〜。
あと、ルーティンって大事だな。
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.7

ひたすらに辛かったけど、見てよかった。
エモーショナルイーティングのシーン、見るに堪えなかったけど、仕事終わりの自分と重なる感じがしたので気を付けなければ…。

濃密に描かれる「死までの5日間」。
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アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

4.3

本当に見てよかった!
日本人必見だな。
オクプンが英語を学びたい本当の理由と、物語の核心が段々と露わになり、登場人物への愛着もどんどん深まっていく。
やっぱり言語は世界を広げるな…
そして日本の態度に
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.7

??
とりあえず、映画館でお金払って見なくてよかった。
何が言いたいのかはよくわからず、ただ山々の景色は綺麗だな〜という感じ
人間の登場人物は3人なんだけど、途中から男性2人(兄弟)の見分けが付かなく
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.2

最初はごく普通の母親だったのに、「子供のために稼がなきゃ」という思いが変な方向にいっちゃったというか、ダメな近道を選んじゃったというか。
あの最低旦那にも罰を与えてほしい。
この映画を見た夜は、嫌な夢
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.5

今まで見たドキュメンタリーの中では何もかもが圧倒的だった。
終わり方が彼を表現している。
井上ひさしの表現を借りると、戦争で負った傷を無理矢理覆っているかさぶたを剥がしにいく旅という感じ。
言葉も暴力
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

三島由紀夫の人間性が少し分かった気がする。
あの時代の学生、凄すぎる。
全身全霊で自分の考えをぶつけ合うあの空間、あそこで聞いてた人は「生きてる!」って感じだったんだろうな〜
なんだか自分の学生生活を
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー。つくりものでは絶対に出せないパワーがあった。
母親としては逃げるべき、でもジャーナリストとしては闘うべき、っていうのが心苦しい…。
「ここで日常生活を続けることが、私たちにできる抵抗
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.1

うん!良い!!
ミュージカル映画ってどんどん良くなる!
一昔前のは、「さあ、今から歌いますよ!」って感じでナンバーに入ってたけど、最新の作品は台詞と歌の境界線が曖昧な感じ。音楽が日常に溶け込むというミ
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星の子(2020年製作の映画)

4.0

特に何も起きるわけではない単調な感じがとてもリアル。海と山があるロケーションもよい。
生まれた時から教えられてきた宗教の怪しい(?)教えを、信じる訳でも疑う訳でもない、ちーちゃんの細かな心理描写をしっ
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

おもしろ設定だった!
こういう状況、やっぱり殺し合いになっちゃうよね…
旦那さんが最期の数秒だけ認知症になったのが良くできてた。
テントから出てきたら妊娠してるくだり、吹き出した。悪いけど
結局、サン
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トップガン(1986年製作の映画)

3.3

みんなムキムキ!
ストーリーはかなりシンプルだった。
戦闘シーンは臨場感すごい。
ばんばん撃って爽快だし、飛行機の絶妙なコントロールかっこいい!!
とか思いつつ、結局は戦争だから良い話ではない。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.8

全部通して見たのは初めて
有名なミュージカルナンバーが次から次へと出てきて本当に楽しかった!
物語はいたって単純
10分くらいで終わっちゃいそうな話を、歌とダンスで引き伸ばしてるというか膨らませている
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

登場人物みんな良い人!
いつも一生懸命で、ルーシーにたっぷりの愛情を注ぐサムは素敵だし、リタやアニー、サムのお友達もみんな優しい
驚きだったのは、里親がめちゃくちゃ温かい人だったこと。ドラマの展開的に
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

もっと早く見ておくべきだった…
こんなに深く感動したの久しぶり
今まで出会った映画の中で、終わり方が1番素敵。

途中までシンドラーは、善い人なのか悪い人なのかわからなかった。「1100人のユダヤ人を
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.3

これ、超おもしろい!!
中学の理科の先生が、実は地球は宇宙の外の誰かに全て操作されている説を唱えてたけど、そんな感じ⁇?
ジム・キャリーの芝居がコメディタッチだけど、よく考えるとめちゃくちゃ怖い。
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アストラリウム(2020年製作の映画)

3.0

不思議な魅力があった
夜の浜辺とかで見たら心がどこかに連れていかれそう。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症の人の頭の中を旅する感じ。
今起きたことが過去だったり、その逆だったり。
知らない人が現れて、自分の娘だと言い張ったり。
自分にとって正しいことを言っただけで、病人扱いされたり。
こんな日が続い
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.9

アメリカの田舎、不思議な力、子供たちが線路を歩く...
Theスティーブン・キングな映画だった
ちょっと消化不良部分はあるけど…
終始好きな雰囲気だった。
やはり、アンソニー・ホプキンスが良い
すごく
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

最高のポジティブ映画!
ジム・キャリーの表情のレパートリー、すごい。
“YES”セミナーっていう発想がおもしろ!
もちろん、“NO”と言う勇気はめちゃくちゃ大事だけど、ほんの少しだけ“YES”の割合を
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オーディション(2000年製作の映画)

2.5

吐き気がする気持ちの悪さ🤢
導入が長い
俳優によって声のボリュームがバラバラで、音量調整難しい
2000年の映画の割には、1960年くらいに撮られたようなアンティーク感。良くも悪くも。
終盤の、過去と
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと引き込まれた
見応え抜群
アンソニー・ホプキンスがやっぱりすごいんだな〜
セブンみたいなバッドエンドになりかけたけど、助かってよかった〜
家族が常に危険に晒されているの、生きた心地しないだろうな
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

じっとりとした映画で、憂鬱な気分になった(褒めている)。
見た人がみんな「ホアキン・フェニックスすごい」と言っている意味が分かった。
「演じる」とか「役になる」とかいう次元ではない。
ホアキン自身の潜
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CUBE(1997年製作の映画)

3.8

密室ホラーの先駆けとなった作品なだけあって、このジャンルの中では一番シンプルで無駄がない。
私数字全然出来ないから、結局仕組みが理解できなかった
あの6人は、どうやって選ばれてしまったんだろう…
追い
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.4

コワイ要素とか、驚かせポイントは散りばめられているけど、どれも大した繋がりがない気がした。
事故で死ぬ学生、猫、妻のトラウマ、魔法?の墓地…色々起こるけど、最後に繋がることもなく終わった。だから映画全
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ノエル クリスマスに生まれた奇跡(2017年製作の映画)

3.0

そこそこ良い雰囲気のクリスマス映画。
こういう話、子どもは絶対好きだろうな〜
子どもたちだけで力を合わせて、悪い大人を撃退するみたいな妄想、小学生の頃によくしていた。
その妄想を映画にした感じ!
現実
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ブラック・ウォーター(2007年製作の映画)

3.0

ワニが人間以上に賢い!
ワニと人間の心理戦!
役者がすごく良かったから、字幕でも見てみたい

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

“多様性シンデレラ”って感じで、面白かった〜
今の時代に合ってる!
これを見ると元の話が古臭く感じちゃう。
今までのプリンセスは、王子様と結婚することがゴールって感じだったけど、
やりたいこと見つけて
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

4.0

防災の日に鑑賞
超巨大竜巻に巻き込まれる話
今日が卒業式の高校・どうしても竜巻の中心が撮りたい撮影隊・命知らず酒気帯びYouTuberの3視点で物語が進行していく。
竜巻の中心に入った瞬間の静寂が不気
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狂った一頁(1926年製作の映画)

3.1

サイレント映画なのに字幕が無いから予習しないと全く物語が理解できない。
ずっと流れていた日本的音楽は、外国が適当に付けたと知ってちょっとがっかり。
何とも言えない不穏さと、クネクネしたコンテンポラリー
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東京裁判(1983年製作の映画)

4.0

4時間37分、午前と午後の部に分けて鑑賞。
頭がパンクしそうになるけど、それだけ情報量が多くて貴重な事実が詰まってる。
映像記録がこれだけ残っていることに感動。国際法の基盤になったくらいだから、当然か
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