rinkyさんの映画レビュー・感想・評価

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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.5


「今ウチらに必要なのは真実じゃなくて矛先だから。」仲良い同僚にはなりたいけど、オーイって言いたくなる部分もあって、そこもリアル。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

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「上に吐いた唾、下に落ちんと思うちょうるんか。」松方弘樹のここかっこよすぎて。あと全員ガラ悪くてどっちが警察かヤクザかわかんなくなる。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0


私たちの当たり前の日常が、いかに誰かの犠牲の上に成り立っているか。「2.7m/s→70kg→0」の意味。ベルトコンベアを止めるために自分の命を使おうとした山崎。だけどそれをもってしても止めることはで
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

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ここ最近の旭川の事件と道警の関わりとか見ると、グエ〜・・となる。恐ろしや。。実話を基にしてるからなんともいえないけど、作品としては微妙。

ある男(2022年製作の映画)

3.6


自分で選んだわけではない境遇。その境遇から抜け出す方法。良き夫で、良き父だった彼は一体誰なのか。それは果たして重要なことなのか。選べなかった彼がどれだけの思いで違う人生を掴んだか、そして掴んだ人生を
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

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山田杏奈が急に殺しの才能を開花させてた。グロさがめっちゃ安っぽいけど、殺し方がどれも痛い〜!ってなる殺し方でゾワゾワする。どんだけ言い訳しても妙ちゃんがキッカケなわけだけど、憎めない妙ちゃん、、、

島守の塔(2022年製作の映画)

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なんかBGMとか演出に「?」ってなる部分が多々あった。あくまで歴史を知るためで、作品として観るものではなかったかなあ。

ターミナル(2004年製作の映画)

5.0


スタンリートゥッチがヒール役なのなんか新鮮だった。

スクリーム(1996年製作の映画)

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えっこんな感じなのか!絶叫計画がふざけたおしてるのかと思ってたら、元ネタも結構コメディだったのね。

ジュリアン(2017年製作の映画)

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離婚調停中の両親の間に挟まれながら、母親を守るために暴力的な父親に嘘を吐くジュリアン。なんかもっと、もっとこうさ・・ってなってしまうラストだった。

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

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そんな馬鹿な、と思う事件が実際に何件もあったんだからそんな馬鹿な。。。。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

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辛いとしか言いようがない。アニメという手法で描かれたのも皮肉のように感じる。実際にこの世界にある苦しみ。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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ほぼワンシチュエーションで、有罪か無罪かを話し合うだけなのにこの面白さよ。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

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自分の幸せは他の誰かの犠牲の上で成り立っている?田舎の土着信仰かと思いきや、社会全体がそうやって幸せと不幸のバランスを保っているということ?人身御供のルールもよくわからない。死んだ人間でもいいの?最
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魂の殺人~家庭内・父からの性虐待~(2023年製作の映画)

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父親による性虐待から守ってくれなかった母親に対して悲しむ被害者の姿に、北九州監禁殺人事件の犯人の息子が、松永よりもどちらかというと自分を守ってくれなかった母親に対して憎しみを持っている姿を思い出した
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あんのこと(2023年製作の映画)

5.0


薬に溺れ、母親にウリを強要されてきて、絶望の中で死んだように生きてきたあん。多々羅と出会い、必死に自分の毎日を繋ぎ、守り、本当の意味で生き始めたあん。薬をやらなかった日につけられた丸がどんどん増えて
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.5


映画での集団自殺の死者は約160人だけど元ネタのジョーンズタウンでの集団自殺の死者は900人以上っていうね、、、

ミッシング(2024年製作の映画)

5.0



表に見えるほんのわずかなものだけでその人の全てを勝手に作り上げてしまう危うさ。それはテレビやネットの情報だけで沙織里たちを誹謗中傷していた人たちもだし、自分の望み通りに動いてくれない弟や夫に強く当
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空白(2021年製作の映画)

4.0


自分勝手で短気で人の話を聞かず娘のことも碌に知らなかった父親が、娘が亡くなった後、娘が何が好きだったかを知ろうとする。だけど娘はもういない。娘の根幹まで知ることはできない。娘の輪郭をなぞるように知る
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関心領域(2023年製作の映画)

3.5


家のすぐ横で行われているユダヤ人への非人道的な行為は彼らの関心領域ではないのに、ユダヤ人をいないものとしているわけではないのがキツイ。ユダヤ人が持っていた衣服を嬉々として着たり宝石を歯磨き粉に隠した
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なぜ君は絶望と闘えたのか(2010年製作の映画)

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ちょうどカンテレの神戸連続児童殺傷事件の被害者遺族にフォーカスを当てたドキュメンタリー見た後で、更に少年法、、、、ってなった。少年法は被害者遺族の更なる被害の上で成り立っているって本当にそうだなと。
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“死刑囚”に会い続ける男(2021年製作の映画)

3.0


シリーズ化してほしいぐらい興味深かった。死刑制度、裁判員制度、死刑囚自身のことなど、全部繋がってはいるだろうけどとっ散らかっている印象はあったのでもっと論点を絞って掘り下げてほしい。

さがす(2022年製作の映画)

4.0


難しいテーマが散りばめられていた。山内は結局は自分の快楽のために殺人を犯していたわけだから、1mmも擁護するべきところはないけれど、クーラーボックスの中のビールに「ああ・・・」となってしまった。誰か
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

4.0


静かでとても悲しいのに、溢れんばかりの愛があって、いたたまれなくなる。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

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幼少期に親にミナミの帝王観させられまくってたせいか、大人になってヤクザ映画あんま進んで観ることがなくなって観てなかったんだけど好きな芸人がたまにネタにするから元ネタ観とかないとって不純な動機で観た。
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

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児童売春、臓器売買。身も心も売り物にされる子供たち。違う国の出来事では無く、それに日本や他国も関与しているということ。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0


「1+1=1」の意味。宗教も神様も誰も救ってはくれなかったけれど、それでもただ1人赦し、愛し続けた母の燃えるような愛。

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0


疎開していたユダヤ人の少年が家を目指して、方向もわからぬまま歩き、様々な環境の中で存在する暴力と対峙する。人種や性別などによって虐げられる人々。羽根を塗られた鳥が群れに戻ると、仲間であるはずの鳥たち
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