riryeさんの映画レビュー・感想・評価

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アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

始終緊張感の漂う映画で面白かった。
これが実話というのもすごい。

結局、アメリカやロシアの政治介入や争いに巻き込まれた国や人々って本当に多いんだよなってつくづく思う。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.6

“ギャツビーは何者か?”

豪華でミステリアスな富豪ギャツビーから、物語が進むにつれ様々な顔が見えてくる。

豪華絢爛なパリピの話かと思いきや、あまりにも切ない1人の愛と人生の話だった。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.8

小さな絶望や沸々とした不安を抱えてるときほど見たくなる映画。

心が元気なときに観ると何これってなったかもしれない。
でも、人間ってそんなに理性的じゃないから。


意味の分かんないものに励まされたり
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.5

映像表現は綺麗でよかったけど、びっくりするくらい物語は何も入ってこなかった。

雨が降って団地が漂流するっていう発想は面白いけど、かなり非現実的な要素だからちゃんとそれ以外の部分で綿密に設計してほしか
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アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

3.7

冒頭からお洒落だなと思っていたけど、化学が進んでない世界線の話で内容も面白かった。

日本とは違うビジュアルのアニメ作品だけど、ジブリっぽさもあったりで似ている部分と違う部分両方楽しめた。

化学や技
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.7

すれ違いすぎて客観的に見ると歯痒くてもうっ!って思うけど、これが主観的な恋愛の本質だなとも思う。「あと1センチの恋」っていう邦題がすごく納得。

人を好きになると臆病になり、幸せな気持ちと同じくらい、
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

時間が通貨になっている世界線。
設定が面白いし、もし本当に時間を自由に操作することができるならこんな世界がやってくると思う。

貧しくて生きたいけど時間がない人間と裕福で死にたいけど時間が有り余ってる
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いつも2人で(1967年製作の映画)

3.5

出会った頃から月日と共に変わっていく男女の物語。

時系列が何度も変わり、対比がよく描かれていた。音楽もほんとによかった。
2人の関係、相手への感情、自分自身さえも年月とともに変わっていくものだとしみ
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.9

「tick, tick...BOOM!」を観てからだとこの映画がどういう風にできたかが何となく見えてきてそれも含めてよかった。

1989年のニューヨークは2015年に私が旅行で見た場所とは全然違う世
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

タイトルだけ見たときコメディ?って思ったら、、ああ、大人へのタイムリミットか…
その時点でもう持っていかれた。

『RENT』の原作者の伝記ミュージカル。
どういう環境から『RENT』が生まれたのか、
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.4

ただ焼肉のために頑張るっていうしょうもないんだけど、ギャグの面白さは流石だった。
ただ、内容も登場するキャラ設定も薄いからだんだん失速してしまった感じ。

しっかり焼肉が食べたい気持ちにさせられました
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.6

大晦日を過ごす人々の群像劇
色々な大晦日があって、1年を振り返ると後悔もあれば楽しかったこともあったり、忘れられない出来事がたくさんあったことを思い出す。
今年という1日が終わるだけなのに、色々なエピ
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.6

見終わって複雑な辛い気分になった。
仕事が充実してたり、好きなことができてる時ほどビンガムと同じ何にも縛られてないスマートな生き方に憧れたり目指したりするけど、結局人との出会いやつながりが悲しみや幸せ
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.5

そういうことだったのか…!っていう驚き。
イギリスが抱える現状が組み込まれてたり、日々を大切に、自分の命もまわりの人たちも大事にしていきたいと思わせてくれる映画だった。

やっぱり映画は人生を豊かにし
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

やっぱ音楽って素敵。
楽しいことも切ないことも色々あるけど、音楽はそんな感情にいつも寄り添ってくれる唯一の存在かもしれない。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

昨日まで誰もが知っているものが、今日には自分以外知らない世界になったら…

最初はジャックのようにこの曲で売れる!って思うだろうけど、いつバレるかも分からない恐怖と、誰とも共有できない世界ってとても寂
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

恋愛映画かと思ってたら生き方について考えさせられる映画だった。

時間ってすごいな。
その日その時って本当にその一瞬しかないんだ。戻ることも先に行けることもない。
その一瞬に行った行動がその先の未来を
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

何故だか分からないけど、泣けた。
ほんと人生なんて山あり谷あり、また深い谷だったりするんだよ。
自分は社会不適合者だって思ったり、気づいたらびっくりするくらい前向きになってたり。
泰子も自分とは別れら
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

特別何かが起きるわけでもないけど、
見終わって「ああ、自分は今いい時間を過ごしたな」って思わせてくれる映画だった。

感情を揺さぶられたり、何かの知識が身につく訳でもない。
けど、荻上さんのこの独特な
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

長くてずっと敬遠してたけどみてよかった映画!
急速にITが成長して、側からみれば夢を掴むチャンスがあるように見えたインドにもこんな闇があったんだな。

本当の意味での良い人生ってなんだろうと思った。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

いい映画だった!
人種差別の問題も考えさせられるけど、一緒に旅をするなかでぶつかり合って分かち合っていく2人の友情もすごく良かった。

全てが正反対の2人だからこそ、本物の友情が生まれたんだろうな。
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劇場(2020年製作の映画)

4.2

痛い、切ない…。けど、愛おしい。
芸大を卒業して、映画監督を志して上京してきた女の自分には永田の"自分に才能がないと感じる絶望感"も沙希の"女としてこのままではダメだという感情"も分かりすぎて苦しかっ
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

けっこう昔の作品だけど、面白いものはやっぱりいつ見ても面白い!

E.Tって見た目全然可愛くないのに、全てが可愛く見えるのが不思議。

笑えるし感動させてくれるし、何より少年たちが自転車で飛び上がると
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

冒頭からお洒落な作品。
芸術の都、パリだけあって映るもの全てがお洒落で惹かれる。

昔のパリに憧れる各時代の人々。
いつの時代も、人はノスタルジーやもう戻れないあの頃みたいなものに弱いんだろうな。
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.7

子どもの冒険物語はいつ見てもワクワクするし楽しくなる!
洞窟も魅力的で、海賊船が出てきたときは素直に魅了された。
大人になってもに永遠に憧れるファンタジー。

子ども時代には忘れられない破茶滅茶な想い
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.4

年明け最初に映画館でみた『ショーシャンクの空に』

感動した。どんな絶望的な状況でも希望を失わない。微かでも希望がある限り、人間として生きていけるのかもしれない。

名作映画は人生の教えそのものだ。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

こうゆう映画って必要だなと思った。

ジョーカーという狂気的な人間になった背景もしっかり描かれているし、演技もすごくて面白かった。

現代の社会についても考えさせられる。
これが二極化した世界の行き着
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

『午前十時の映画祭』にて鑑賞
スクリーンで見る名作って本当に感動する。

痛くも愛おしい純愛だった。
レオンもマチルダも生き様がかっこよすぎる。
マチルダみたいな女の子、永遠の憧れ。

何かを守りたい
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.2

後半のファンタジックな時空を超えた世界観はとても素敵だったけど、前半のテンポの悪さと話の薄さが飽きさせる。
くんちゃんの声と最初の違和感もすごい。

最初は途中でやめようか迷ったけど、最後まで見てよか
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

なんか凄い映画を観た気持ち。
是枝さんの作品はやっぱり一言で表せない。
何が正しくて間違いとかそんな白黒はっきりしたものじゃない。家族とか他人とか愛とか悪とかいろんな立場と気持ちが入り混じり、考えさせ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

まず、入ってくる客層の幅広さに驚き。
女子高生から杖ついたお爺さんまで。邦画でこんな現象今少ないよね。

見た感想…
何も考えずに、ただ面白くて、すごい笑った。
誰も売れっ子じゃないけど、キャラがなん
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マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

3.2

レア・セドゥとダイアン・クルーガーの美しさ。それだけで見れる。
革命側にも陥落側にも、見方によって色んな立場があるなと改めて。王妃の朗読係の視点っていうのは面白い。

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.4

こういう小人がいるかと思うとワクワクする。
可愛らしくて、少し寂しい話だったけど、最後には明日への希望を見せてくれるジブリ。
やっぱジブリ作品はどんな時に見ても素敵。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

白石監督のこの手の作品はやっぱり面白い!
広島弁とヤクザと、久々の男臭い熱量のある映画だった。

役所広司のヤクザよりタチの悪い警察官が最高に似合っている。
松坂桃李含め、キャストがまた良かった。ちょ
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.7

大ヒット舞台の映画化。
戦争が終わり日本が発展していくなか、差別され追いやられていく在日朝鮮人の家族の話。

時代背景も設定もシリアスだけど、笑えるシーンがいくつもある。この家族の日常だって毎日が苦し
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