ぱいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぱいじ

ぱいじ

映画(155)
ドラマ(0)
アニメ(0)

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

また素敵な映画に出会えた。

インドの伝統的イメージの女性、というコンテクストに基づいた物語だが、本作のテーマである「尊重」という普遍的なキーワードについては、インドの女性に限らず多くの、いやほとんど
>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

二部構成と見て良い。
前半は非常に見やすい推理もの。テンポが良い。
後半は犯人の背景に社会的視点からスポットを浴びせる。

後半でずっと流れているピアノがGOOD。

重厚感があり、また普通に面白い。

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

パッケージからなんとなく地雷の予感がしていたが、予想外に良い映画だった。

退屈しなかったのだが、その理由は人物描写の丁寧さが必要十分だったからだろう。ドラマパートがあれ以上長くてもダレるだろうし、短
>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

2.5

殆ど寓話と言っても差し支えないくらいのぶっ飛んだ設定で、典型的な80's U.S.A.バカ映画。曲は最高だがいかんせん物語が単純すぎる。

主人公レンと牧師ショーのキャラクターは好きだが、ヒロインのエ
>>続きを読む

バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.8

多くを語らないゆったりムービー。色々と想像が膨らむ。
みんな幸せになる。シンプルにそれだけ。

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.0

とにかく退屈で、絶賛されている理由が全く分からなかった。

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悪くない。DCEUにしてはかなりよく頑張った方だと思う。

ただ・・・

うーん、集合モノならもっと盛り上がれたはずでは?アベンジャーズ無印と比べて盛り上がりが段違い。というか、スーパーマンはもちろん
>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

2.2

いやー、ウルヴァリンの最期の話がコレ?結局シナリオが焼き直しでしかないし、かといってこれまでの作品の積み重ねが伺えるわけでもない。ぽっと出の少女との絡みなんてあんま興味ないんだよなあ。アクションも、ほ>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

生涯ベスト映画を余裕で更新しました。

シールズの3人の登場して部下2人と渡りあって撃退するシーンは、普通の人間の底力がかっこよすぎて泣いた。あと、ソーが完成したハンマーで無双するシーンは期待通りすぎ
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

普通に面白くない。あんだけカッコいい設定あるなら、アクションにしても全体の構成にしてももっといい魅せ方あるでしょ。カタルシスを感じさせる場面がない。オリジンだから仕方ないけど一気に大量の設定・人物出し>>続きを読む

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

3.7

細部まで実話なのかなこれは。
やばいんじゃね?っていう問題が起こるたびに、親切な人のおかげであっさり解決してしまうという展開の連続。ジジイの謎の人徳と運だけであそこまでうまく行くもんだろうか…てかモテ
>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

過去作全て見てる人にとっては神作品です。ストーリーは新三部作で最もシンプルだが、そのぶんラストが熱い。熱すぎる。まんまジャンプのノリだから、日本人にはハマると思う。前作に続いて、新旧世代のキャラが入り>>続きを読む

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

-

いやー、叙情性が高すぎて俺には全くわからん笑笑笑 よって採点不能
叙事的に見ると、たぶんものすごく退屈。アレックスとミレーユの気持ちが全然わかんねぇ〜

さて、解説を見るのが楽しみだ

チャンプ(1979年製作の映画)

2.2

マジでつまらなかった。シンプルすぎる物語の割に、時間が長い。その時間に見合う別のプラス要素もない。感動する物語だも頭では理解しているものの、退屈すぎて全然感情移入できなかった。3年前のロッキー1作目に>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.7

カントリーロードが素晴らしすぎる。何度も流してくれるのが本当に良い。

良くも悪くも、ガールミーツボーイ、シンプルにそれだけ。「物語のようにうまくいかない」と言っているにもかかわらず、バリバリ物語のよ
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

4.1

ネガソニック、もっとフィーチャーしてもよかったかな。あとラスボスがパッとしないので、もっとカタルシスのある瞬間が欲しかった。作中のネタがほぼ分かったので面白かった。

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.5

エクソシストに近い(というか本作が先だけど)。終盤のハラハラが良い。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

純粋な家族愛を邪魔する権利は誰にもない。性別だって関係ない。

素朴に進む映画。シンプル故に、ストレートに伝わってくる。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

中盤のアクションの撮り方は神。全ての監督は見習うべき。DCの超人の動かし方好き。

ただ、全ての設定がベタすぎて既視感が物凄い。てか、キャプテン・アメリカの1作目まんまなんだよね。特に終盤のバトルと主
>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

期待値がでかすぎて物足りなかったというのが正直な印象。

脚本はやっぱりとても良い。X-menシリーズは絶対に分かりやすい善悪の二項対立はしない(それはこれまでの作品におけるプロフェッサーとマグニート
>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.5

バトル&バトル&バトル!…ということで、邦題はあながち悪くないかも知れない。

ドラマ性はまあほぼなし。ハルクがいい感じに頭悪くて面白かった。全体的に暗い感じはなく終始明るいノリなのがgood.ソーシ
>>続きを読む

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

後半、結局つまらんラブロマンスに帰着するんか〜い!前半は面白かったんだけどなあ。フレディがかませってのがどうしても納得いかない。あとオヤジあそこまでフィーチャーする必要ない。てか、ヒギンズを好きになる>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.3

カメラワークやスピード感がアメリに似ている。ユーモラスなブラックコメディ。最小限の説明で予測不能なところへどんどん進むので、途中から結局何をしたいのかややあやふやになった。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

面白くないよ!笑

尺の使い方と描き方に絶対的な問題がある。たぶんこれはDCの原作を知っている人用の進め方。陰謀が発覚するまでが長すぎる。後半でようやく焦ってキャラの内面を掘り下げたわけだが、形式上済
>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.5

2作目でヒーローの和解と終結を描き、一応形にできたことは評価に値する。MCUで言えば、いきなりシビルウォーとアベンジャーズを1本に凝縮した感じ。

難点を挙げると、尺の都合上仕方なかったのかもしれない
>>続きを読む

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

これはひどい。
評価できるのは旧三部作でローガンの心に暗い影を残したジーンの幻影が今も彼を苦しめている生々しさを描いた点と、ラストに生爪で決着をつけた点のみ。
それ以外はツッコミどころが多すぎて。プロ
>>続きを読む

ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

1.8

すごい野暮なレビューします。
カオスすぎてめちゃめちゃ疲れた。ひたすら無意味なエピソードが積み重なって行く。
同じプロットなら、オズの魔法使いの方が文脈が意識されていて断然見やすかった。まあ、20の男
>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

3.0

60年以上前にあんなよく動くアニメ作るというのはすごい。まさに“animated”(生気を与えられた)という感じがする。

王子が本当にただのアイコンとしてしか機能していないのが意外だった。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

5.0

めちゃ良い。今までのシリーズを見てきた人にとっては、各キャラの過去が語られるので新鮮な感覚。旧3部作は多くの設定を語らずに終わったので、原作を知らない私にとって本作でようやく知らないことが一気に開けた>>続きを読む

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.4

SF✖️階級闘争✖️聖書=メトロポリス。これだけですごいと分かる。

レビューとしてどうかとは思うが、素晴らしい点は散々他でも挙げられており、本当にその通りなので、割愛。

1つだけ難点を言えば、支
>>続きを読む

チェブラーシカ(1969年製作の映画)

4.5

文脈があるのかないのかよく分からない、ほのぼの哀愁人形アニメ。音楽が良い。

しかしなんなんだこの愛らしさと切なさの同居は。純粋な弱者、チェブラーシカ。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

5.0

完璧。
旧三部作で謎のままだったウルヴァリンの出自を矛盾なく描き切った傑作。彼の宿命とも言うべき孤独感が雰囲気と物語によりしっかり表現されている。旧三部作に登場したキャラや新キャラをふんだんに使い、格
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.8

ヒッチコック最高傑作にあげる人が多いのも納得の、巧妙な展開としっとりしたラブロマンスがねっとりと融合した作品。ただ、冗長に過ぎる。ラストは唐突すぎて笑ってしまった。あと、元婚約者のあの画家をもっと本筋>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.0

ミュージカルものながらくどくなかったのはよかった。まあ、子供が見るものとしてはいい作品だと思う。フルカラーになるシーンは、時代を考えたら相当すごい。

追記
南の魔女っていた?