ryodanさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.3

「シュリ」から始まった韓国映画界の躍進。メリハリのあるアクションは、もうハリウッドと引けを取りません。とりわけ映画産業だけをとって言えば、韓国映画産業は潤っているな~と感じます。だいたいどれを見ても一>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.4

子供頃からピエロが怖くて、ピエロの作品を見たことなくて。最近ふとピエロが不思議なくらい恐怖を憶えなくなったので見た次第。ハッカー系はやっぱりスリリングですね。ただ今回はちょっと雑でしたね。国の中枢部に>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.2

M・ロビーの役者魂を感じました。一連の実際の事件も見てましたが、報道が過熱して、またこのネタやってんなって感じでした。どれだけ叩かれても叩かれても上等顔して大会に出場する彼女の姿に感動。もう応援が止ま>>続きを読む

新・仁義なき戦い。(2000年製作の映画)

3.1

坂本順治監督作。
だいぶこじんまりした話で。大阪の泥臭い風景も良かった。が、やはり話が小さい。テーマ曲だけがケタ違いにスケールがデカいので、より一層チープさを感じる。曲だけがワールドワイド。「キル・ビ
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

見終わった後、何だかフワフワした浮遊感みたいなものが湧き出てきました。でも祭りの後というのは得てして寂しさが直ぐに付きまとうもの。フェスが終わって「あ~終わった~」って言って普通に帰る心境、ソレです。>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

3.2

スポコンよりラブロマンスの方に比重がかかってたかな。広末さん、相変わらず可愛いですね。真木さんもよかった。ひいき目の女優さんしか印象に残らず。。蒼井さんの使い方がザツ過ぎ。彼女なら何でも出来るのに。

7月22日(2018年製作の映画)

3.6

最初に「ウトヤ島、7月22日」を見ました。さて、こっちは丁寧に人間の心の葛藤を描いていました。しかも事件の全容も分かるし、国の危機管理の不手際まで幅広く事件を追っていて、なおかつ被害者達の苦悩と再生の>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

作品の質は良い。。んだろうけど好きじゃない。芝居も上手いし、上手いからこそリアルでヤダ。長い夫婦関係は一刀両断で割り切れるものじゃない。金に換算できないものを金に換えようとする事自体が釈然としない。離>>続きを読む

苦役列車(2012年製作の映画)

3.4

映画的にまとまっていて面白く見れました。無理矢理にでも成長物語にしないと誰も見ないよ。主人公が小説家として大成しているというのが大前提としてある作品。しかもメディアでの露出もかなり頻繁にありましたし。>>続きを読む

海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.7

見終わって監督の名前が出てきた時、思わず拍手をしてしまった。そんな映画です。田舎のドン詰まりがこれでもかと溢れている。2010年なのに泥臭い昭和臭がプンプン。女性に対する高圧的な態度がより一層ドン詰ま>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.8

う~ん、一言でいうと「寛容さ」って何?になるのかな。「フレンチ~」でも思ったんだけど、この監督は一筋縄ではいかないシーンをいくつも作り上げている。状況によってその人個人の寛容さはまちまち。その時の感情>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.4

M・スコセッシ監督作。
リメイクとして見てしまっているので、そもそもオリジナルより評価がイイ訳がない。確かにオリジナルの方が面白かった。キャストもオリジナルの色気は全くない。単なる「駒」という位置付け
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.5

なかなか入り組んだ話で。オッサンは隣に引っ越してきたグラマラスな美女とどうにかなろうと成り行きで車椅子に。その車椅子姿を見た美女が、姉を紹介。姉は姉でこのオッサンの下手なウソに乗っかって。。またまた仏>>続きを読む

アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.3

スーツ姿がキマッってました。台詞の少なさも良かった。この監督なんとあの「ヒトラーの忘れもの」を撮った監督でした。確かに画がメチャクチャきれいでした。それで最後まで見たようなもんです。刺青もきれいでした>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.2

もともと見る気はなかったんだけどノリでクリックしてしまいました(笑)。何だかあれやこれやとケチつけてけなすより評価すべきところがある不思議な作品。その①まずジョーカーを出さなかった所。過去エピソードや>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

面白かった。推理ミステリーもたまにはイイもんです。ミスリードされっぱなしで心地よかったです。もちろんこっちの予想も何度も裏切られ(笑)。C・プラマー、イイ俳優でした。色気と気品を兼ね備えた俳優。善玉か>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

フィンチャーの画作りは最後まで飽きさせない。彼との相性がイイのかも。「エイリアン³」も3時間上映だったらもっとイイ作品になったかも?!今作はブラピありきの作品でした。イケメン振りを思う存分発揮させるが>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

「ローズマリーの赤ちゃん」みたいで不気味でした。人種間の問題を絡めた作品としては一定の評価はあるものの、純粋にホラー映画としては定番中の定番の設定かな。「招かざる客」がホントは「獲物」だったというね。>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

日本のアニメはスゴイね。一昔前はより実写に近付こうとしたり、人物が縦横無尽に動いたりがアニメ表現だった気がしたけど、今作を見るに、もう世界観が縦横無尽に動き出す。時間の流れも人の動きも極端にディフォル>>続きを読む

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.4

余りに重苦しい作品でした。色んなムナクソ映画見てきたけど今作が一番キツカッタ。頭の中も全然整理できず具合も悪くなる始末。自分は学生運動世代ではないが昭和世代だから一通りの事件は知っている。若い頃はそれ>>続きを読む

アマンドラ!希望の歌(2002年製作の映画)

5.0

抗議する時はやっぱり武器を持っちゃいけないね。暴力は簡単だけど一番厄介な代物。

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.6

三部作完結。二作目の勢いはトーンダウン。帳尻合わせに重きを置いた感じ。三作通してあれだけワチャワチャやってヒーロー扱いされるかと思ったら、あら日陰者は所詮日陰と言わんばかりの結末。結局恋人への言い訳も>>続きを読む

人狼(2018年製作の映画)

3.6

プロテクトギアのクオリティの素晴らしいこと!そしてあの地下水道の再現力。素晴らしいに尽きます。昭和の湿っぽいメロドラマを近未来に移行しても成立するんだね。アクションシーンがコリアナイズされ洗練されてま>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.7

いつだってやめられてないじゃないか!っということで続編。前作をスケールアップさせて期待通りの展開。新たに三人加わって更にワチャワチャ。もう人生の悲哀なんてなく今が充実しちゃって。そこがなんかジーンとき>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

これ芝居なの?これ演出なの?がずっと付きまとっていました。底辺でつま先立ちで踏みとどまっている子供達と大人達の世界。一歩踏み外せば死。ギリギリの中で少年は自分の大切なものを守ろうとする。年端も行かぬ子>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

作品の質と言うよりこういう話がキライ。この親はこの子を育てたと言えるのだろうか。ただの怠惰な母親の支配欲でしょこれ。お前一人だけ社会の底辺さまよってろって本心は思っているけど、このクソ親をどこかで社会>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.6

三部作完結。M・N・シャマラン本領発揮でした。「アンブレイカブル」の続編ともあれば否が応でもテンションは上がります。正直世界観は冷静に考えると?がイッパイ。そもそも「アンブレイカブル」の時もよう分らん>>続きを読む

劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.2

色んな意味で時代遅れを感じました。黒澤張りの画作りで何だか昔の名画を見ている様。芝居のテンポも昔ながら。到底2000年代の作品とは思えなかった。オマケに精神論で山登りを強要して、せっかく登ったのにある>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

主演の俳優さんが若き頃のD・ワシントンに見えました。BLMで警官の不当な暴力が注目されたけど、意外と不当な暴力にあわれてる人、日本にもいるんだよね。入国管理局では日常的な暴力が行われているとの事。日本>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.0

笑いって究極はどれだけナンセンスなのかってことなんだよね。不謹慎極まりない事って笑えるんだよね。笑っていいの?って事が一番笑えたりする。エッジの効いた笑いはいつだって振り切れてる。ツービートの笑いもそ>>続きを読む

フラットライナーズ(1990年製作の映画)

4.0

何十年振りに見たがやはりオリジナル版の方が面白い。良作を嗅ぎ分けプロデュース能力に長けたM・ダグラス、さすが外さないです。娯楽作としてホントによく出来てます。若手俳優陣のアンサンブルで成功した作品って>>続きを読む

フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.2

リメイク作。キャストの配分が変わって女性が多くなっていて素晴らしい。と、評価する所はそれくらいかな。ビジュアルエフェクトも最近の作品にしては安っぽい。オリジナルでは出来なかった事だけど、しなくてよかっ>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.6

M・N・シャマランが帰ってきた。別に待ってた訳じゃないけど(笑)。彼の目指す世界観に話を強引に擦り合わせてきましたね。だから見てて趣味悪いなって思いました。評価下げる設定だけどしょうがない、自分の世界>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

F・マーキュリーをリアルタイムで知ったのは、エイズで亡くなったとのニュースで。変なビジュアルのオッサンでした。そこから曲を知るようになり今に至る。バンド映画にありがちな後味が口さみしい演出がないのが今>>続きを読む

スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年製作の映画)

3.5

「透明人間」との予算の違いを見た感じ。なかなか頑張ってたと思います。スレンダーマン自体はちゃちぃんだけど、四人のヒステリーのボルテージの上がり具合が良かったです。穴だらけの話なんだけど一生懸命整合性取>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.7

着眼点がイイですね。DVストーカーが透明人間になったらそりゃ怖い!!最近のホラーはもうどんでん返しが付き物。今作もあっと驚くどんでん返し。しかも二転三転。夫婦間、恋人間の修羅場の決着は多分どっちかが完>>続きを読む