レイラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

すごいわ、大傑作。

えぐ、グロとか思ってる暇がなかった開始数分、思わず声が漏れてしまうほど地獄絵図だった後半。
間違いなく劇場で見ていればトラウマレベルの戦場だった。

家族の話にあの時を思い出すそ
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ好きだったのにつまらない上に長くてびっくり。
コメディーとして見てたけどそれにしても黒島ちゃんを美化しすぎでイライラだった。
これはドラマの時から思ってたけど人殺しといてなんとなく庇うというか肯
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

ずっと見たかった映画。

白人の証言シーンが1番いろんな感情が混ざって苦しくなった。
ブライアン凄腕すぎて信じられないし、
ポッと出されたレイの衝撃が結構なもので受け止めきれないまま複雑な気持ちで大号
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.7

パパが遺した物語ではなかったけど2人のなんでもない日常にうるうるだし、どんどん自分を擦り減らしながらも注ぎ続ける父親の愛にツンとくる。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

エールに似てるような作品だろうなと思ってたらやっぱり似ていたけど素晴らしかった。
(あ、エールのリメイクだったのか)
スポットが当てられていない各々の心の内を想像し出すとキリがないけど素敵な家族愛と周
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.8

必要な映画だな。
直接的な人と人との関係の尊さと伝えることの難しいそれを伝えなければ意味がないことについて自分を見直せる映画だった。

メイジーの瞳でまんまと落ちたアレクサンダー見たさの鑑賞。

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.1

身勝手な大人に振り回されているのにわがままひとつ言わないでみんなと仲良くなって、見ていて眉間に皺が寄ってるのわかったけどちゃんとメイジーを大切にしてくれる人がいて本当によかった。

賢くて無邪気なメイ
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

4.1

冷静で多くを語らず感情も表に出さない2人だけど確かな信頼と愛があってたまに見える2人だけの世界が本当に素敵。

拒むものさえどうでも良くなるほど、法律を変えたって言う大きな事実が霞むほど2人の愛が強す
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.6

なぜか途中までしか見てなかったナイスガイズ。面白いしテンポもいいしすごい見やすかった!
ラッセルクロウの声の渋みも良かったけどこういうキャラクター演じるライアンハマり役すぎてめちゃくちゃ好き。

追憶(2017年製作の映画)

3.4

キャストは豪華だしあらすじも面白そうだから観たけどあまりパッとしなかった。なぜだ?

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.9

メリル・ストリープが出ればいつもその演技力に圧倒されていたけどあまりの可愛さと美しさに驚いた。
辛い話だとわかってはいたけど想像していたのとは少し違うもので、3人の関係性や2人の抱えるものの大きさに心
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.9

こんなに竹野内豊を堪能できる映画は今のところない!1番!もはや和製ヘプバーンかってくらいずっと見ていたいし、惚れ惚れしちゃう。

何もかもがおしゃれだし自転車のシーンはジブリだしフィレンツェで修復士目
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.6

中学生の頃東野ブームきて最初に読んだ作品。

好きな役者ばかりだしちょっと若いしとても良かった。 

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.5

彼がどれだけ酷かったのか周りの人の反応でわかるけど信頼の尊さが揺れるのを感じた映画だった。
父と妹のバランスあっての関係性に思えて、母親が心配するのも無理はないし当たり前なんだけどその熱量だけで乗り切
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.6

どのジャンルでも描けたであろうこの作品をあえてポップに描き、音楽も相まってリズミカルに見ることができた。
豪華俳優陣に惹かれ、その画面を見たかったからとてもウキウキだったけどその分詰め込み度が増したよ
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ラストエンペラー/オリジナル全長版(1987年製作の映画)

4.3

3時間越えは初鑑賞。
長かったけどじっと見てられる超大作だった。
「世界一」とか「唯一」が大袈裟な言葉ではなくここまで沁みる表現だと感じた人は初めてかもしれない。
彼自身の葛藤や辛さをただ描くのではな
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.9

勉強不足すぎて表面的な印象しか持てなかったから長編だけどまた見たい。

カラダ探し(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーのようでアクションのようで青春のようでジャンルのない映画だと思ってたけど監督さんがアトラクションに乗るみたいに、何度見ても楽しめるようにつくったと言っていて納得だった。
ホラー映画では電気つけて
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

日常なんだけどやっぱりどこか奇が漂ってる感じがして全てにおいてサラッとはしてたけどなんとなくカルト宗教の周りがイメージできた気がする。
それが当たり前にある環境で手放す方が難しい話だし、子どもならって
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

映画だけどあー現実だーと思った。

生活保護と聞くと北海道の姉妹の事件とか色々悲しい事件思い出すけどやっぱり苦しいな。もちろん職員さんらが大変なのは十分承知だけどシンプルにもっと良い社会にならないかな
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予告犯(2015年製作の映画)

3.8

私は最初っから大賛成でした。
人間の愚かさはネット社会を通じて表されているし、目には目をの成敗もモヤッとしなくて良いし当人の負担は大きすぎるけどやっぱり汚い社会だと痛感させられてその被害者の多さに何で
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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

3.5

めちゃ流し見だったけどそれでも楽しめちゃう
表情の豊かさが本当に尊敬できるほど自由自在でとっても可愛いし取り入れていきたいと思えるほどコロコロ変わる顔が魅力的。
でも実は結構大切なメッセージばかりだし
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運命の女(2002年製作の映画)

3.9

始まりにとてもときめく。その瞬間から結末がバッドエンドだとわかっていても美しかった。

絶対良くないことが起きるのはわかってるし家庭に戻った時の居心地の良さは他のものには変えられないんだけどそれでも刺
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.3

原作読んでたけど記憶してたのとちょっと違った。おそらく白夜行と混ざってるな。
松潤にははじめっから下心しか感じなかったけどあんなん好きにならないわけないじゃーんと思いなが見てた。
泉ちゃん思ってたより
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.7

男の子の探究心と真っ直ぐさにキュンとしMUDの男らしさと真っ直ぐさに理想を重ねちゃう。

結局本当の真実っていうのは知る人ぞ知るというかそれぞれにあるんだろうけどそれぞれに向けられた愛の形がとても純粋
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

元々ふかせ君がなんとなく不気味で怖かったからハマり役すぎたし、初っ端から世田谷の事件思い起こされて最初は映画どころじゃなく終始うるうるしてたけどこういった映画にありがちな残念だなぁと思うところが少なか>>続きを読む

禁じられた歌声(2014年製作の映画)

3.7

何こいつら。っていうシンプルな怒りが勝つ。
見ていて本当に腹立たしかった。
子どもたちがボールなしのサッカーやってるシーンはとても胸が締め付けられるしちょっと怖くなってきたなあと思ったらあっという間に
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SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

3.8

NANA信者なのに今更の視聴で、2人のことは全くと言っていいほど知らないけど描かれていたのは伝説でカリスマ的存在であるシドヴィシャスではなく可哀想であどけない笑顔がなぜか印象に残る姿。
それぞれのイン
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

かっこいい✨
なんか思ってたのと違う生活を送ってる人には特に刺さる妄想が現実の世界って感じ。
実は強いとかわかる人にはわかるすごい人みたいなの好きだから面白かった!
1番痺れたのはおじいちゃん

太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男(2011年製作の映画)

3.4

良くも悪くも日本だった。
民間人側の声に100%賛同したくなるってことは戦争にのまれても当たり前にぶれないものを持っていた人もたくさんいたということで、そっち側の作品も見てみたいと思った。ただただ美徳
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ルーム(2015年製作の映画)

3.9

前に原作読んで満足してたけど映像での良さを再確認。
初めて世界を目にした時のあの感動はやっぱりすごいし忘れられない。
子どもの柔軟性ってこんなにすごいんだって驚くし徐々に心開いていく様子にはこっちまで
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.9

心が晴れる映画。
メリルストリープとヒューグラントは言わずもがな素晴らしい演技力で見ていて本当に心地良い。とても愛嬌ある2人で無性の愛がとても輝いていた。
個人的にはピアニストのキャラクターが結構好き
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

3.4

取り憑かれた男たちの物語。
とても良質なドキュメンタリー。
一般人には全く理解できないものばかりで未知のものを見せてもらった感じ。
でも見ていくうちに少しづつ登山の魅力と挑戦したくなる気持ちがわかって
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エリザベス(1998年製作の映画)

4.0

スポットライトのあたりが変わればここまで印象が違うのかと。
ケイト様が演じるのだからそれはそれは美しく凛としていてまさに女王。
決して目を瞑れないコンプレックスを幾つも抱えどうやって生き残るか近くの人
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.4

フランス映画やっぱりまだハマりきれない部分多いけどフランス映画の独特な雰囲気がこの映画にぴったりあっていてとても美しかった。

もしやもしや。と思っていたら結局そっちの方向に進んでいっちゃったけど2人
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.5

大人になりたい子どもと子どものままでいてほしい親のギャップにどちらも極端だなと思ったりしたけど結局まだまだ若いなという着地。
その難しい時期に自分から世界を広げたのはすごいかっこいい事だと思った。
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