かなきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かなき

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劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー(2015年製作の映画)

3.5

【未来に、希望はあるのか】

『たとえどんなに蔑まれても 今人々を救えるのは俺しかいない』

警察官であり仮面ライダーでもある進ノ介が持つ“正義”のとはどんなものか。
その正義のヒーローの姿
警察組織
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ルームメイト(2013年製作の映画)

3.1

【女の素顔は 恐ろしい】

『私を呼んだのは誰だ?』

“多重人格”という話の軸となる要素を知っていた上で観ても見事に裏切られる。
途中まで「展開が読めている」と思い込んでいても、見事にひっくり返され
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.1

【モロッコとロンドンを舞台に
発展したこの大事件の何かを知り過ぎていた男!】

冒頭に映る豪華なオーケストラ。
その一部である“シンバル”にやたらフォーカスしているな、と思った後にくる結末には、「
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.3

【邪悪な妖精マレフィセントーーー
なぜ彼女は“呪い”をかけたのか?】

『こんにちは 醜い子』

誰もが知っている『眠れる森の美女』が180度反対の視点で描かれている。
マレフィセント といえば完全
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

【挑むのは、世界最強の暗号ーーー。】

『最小限の行動で戦争に勝つ』

“世界一難解な暗号”と称された戦下の暗号。それはドイツ軍が利用していた“エニグマ暗号機”だった。

暗号は毎日変わり、タイムリミ
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免許がない!(1994年製作の映画)

3.3

【死ぬほど免許がとりてぇんだ。】

大スターが共演女優に「あなた、もしかして運転できないの?」とバカにされ、撮影を放り出して田舎に免許合宿をしに行く。
ほんと、ただ免許を取るだけの話なのに、笑いも感動
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(2013年製作の映画)

2.7

【この家族には、秘密がある。】

『我々は何だ? 神に選ばれたのだ。』

内容はあらすじと同等。波もなく、1時間近くにわたって数文字のあらすじ内容を引き延ばして引き延ばしてなんとか成立しているような薄
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(2018年製作の映画)

3.9

【快盗VS警察…VS探偵!?】

『今ここで死んだら、あんたの守りたいものも守れないんだよ!』

快盗3人の登場シーンは大スクリーンで観る価値大あり。観衆の中を堂々と歩き予告する3人に冒頭からしびれる
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劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018年製作の映画)

3.2

【未来を創る、ただひとつの答え。】

『ラブ&ピースだよ。愛と平和のために……』

葛城巧とその父、忍がパンドラボックスの悲劇の日にどんな会話を交わしていたのか。フルボトルを2本使用する仕組みの狙いは
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BLEACH(2018年製作の映画)

3.3

【死神よ、命をかけて護れ。】

『俺が守る』

福士蒼汰が天才的な演じ込み方をしていてこれまでにないくらい見入ってしまった。
原作は主要キャラと内容程度しか知らずに観たが、やはり佐藤監督作品は原作のエ
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.9

【まるで出席を取るみたいに、先生はみんなを殺し続けたんだ。】

妙に薄暗くてじめっとした雰囲気がなんでもないシーンでも心をざわつかせる。
徐々に蓮実がおかしいことに気づいた頃には、文化祭の装飾のおかげ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

【アメリカで“フューチャー現象”爆発!】

『時速140キロになるとぶったまげたことが起きる』

キャッチコピーに【全米No.1】が使用されたのはこの作品が初。
それだけでこの作品の凄さがわかる。
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.8

【ようこそ。絶叫のZQNパニックへ。】

『ヒデオです。ただのヒデオ(英雄)です』

原作の設定を伝え、物語が展開していく速さが非常にスッキリしていて好印象。
佐藤監督が実写化をする度に思うのが、原作
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幸せの1ページ(2008年製作の映画)

3.1

【人生なんて、
たった1行で変えられる。】

【引きこもりの冒険作家に
ドアを開けさせたのは
南の島の少女からの
SOSメールだった!】

『勇気は日々の暮らしから身につく』

誰も知らない南の島で父
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.6

【教師と生徒の個人授業は、
いつしか息詰まる 心理戦に変わる。】

『全ては部屋の中で起きるんだ!』

文学教師のジェルマンは、宿題の作文で異彩を放つクロードを見つける。
彼は友人のラファの家に上手く
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.0

【なぜ、生まれてきたのだろう。】
【君は、まだ、人間ですか?】

『自分と違う生き物と寄り添って生きていける。
それは人間が持つ 愛おしい特性だ。』

人間とそうでない生物間の争いだけでなく、そういっ
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仮面ライダー1号(2016年製作の映画)

3.2

【原点にして頂点。爆音あげて蘇れ!
ライダー 変身!!】

仮面ライダー生誕45周年記念作品。
今日まで続く「仮面ライダー」の第一人者である本郷猛。
彼が後輩ライダー タケルに言葉を諭すのはまさにレジ
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ゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター(2017年製作の映画)

4.1

【再び、眼魔世界に旅立った
マコト=仮面ライダースペクターの
過去とその後の物語ーーー。】

眼魔世界の赤い空をいつか必ず美しい青い空にーー。
それを叶えるため、苦悩するアランにマコトは言う。

『も
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劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間(2016年製作の映画)

3.6

【さよなら、オレ!】

『嬉しくない!
ゴーストじゃ、ご飯が食べられない!!』

ゴーストになったタケルは、「食事」と「睡眠」が要らない身体。
一見便利に思えるが、タケルにとってはそんな単純な話ではな
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仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス(2015年製作の映画)

2.8

【この冬、〈眼〉を見開け。】
【世紀の大天才 VS 仮面ライダー】

今までのMOVIE大戦の「明確なパート分け」からの「共通の敵を追っていることに気づき、共闘」という流れが完全になくなり、ほぼ冒頭か
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仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー(2016年製作の映画)

3.7

【MOVIE大戦超レベルアップ
究極生命体の世界侵略に、
5人の戦士が立ち上がる。】

『さぁ、人類の希望を返してもらおうか』

操真晴人が後輩ライダーに向かって『お前たちの希望だ』と名乗
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仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセル(2011年製作の映画)

3.9

【メモリブレイク…それが俺のやり方だ
お前を裁くのは、法だ。】

“ビギンズナイト”でのそれぞれの罪を償うため、風都の仮面ライダーとして戦う翔太郎とフィリップ。
同じ仮面ライダーながらも、“警察”の立
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鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル(2015年製作の映画)

3.1

【凌馬、野望への序章ーーー
ザック、揺るぎなき決意ーーー】

デューク編ではユグドラシルメンバーが戦極凌馬と呉島貴虎を中心に集結した過去が明かされる。
本編では無慈悲に感じていた彼らが、
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戦争の序曲~大戦前夜(1942年製作の映画)

3.2

【自由世界と隷属の戦い】

第二次世界大戦中のアメリカ兵教育向けに作られたプロパガンダ映画。
アメリカの人々向けなので、とにかくドイツ、日本、イタリアとアメリカとの善悪の比較がメイン。

現代を生きる
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鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン(2014年製作の映画)

3.4

【たとえ、どれほど罪を背負おうと…
人類を救ってみせる![斬月編]】

【戦うべき相手がいるのなら戦え。
そうでなければ一生後悔するはずだ…![バロン編]】

斬月編は本編ではなかなか描かれなかった、
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仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーエターナル(2011年製作の映画)

4.0

【過去が消えていくなら…俺はせめて明日が欲しい。だからあがき続けてるんだよ!】

W劇場版を観て、なぜ悪役のライダーであるエターナルがここまでカッコいいのか長年疑問に思っていた。この作品にはその答えが
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娼年(2018年製作の映画)

3.2

『僕を、買ってください。』

主人公は男子学生だけど、物語の本質的には女性向け。
劇場も女性が圧倒的に多かった。
劇中の女性たちが織りなす様々な欲望を、「引く」のではなく「寄」ってその欲を知ろうとする
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世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

3.9

【僕らの希望を つなぐ旅。】

『学校まで 安全であれ』

まさに通学路が旅路。
学校までの安全をここまで祈る人々がいることに衝撃を受けた。
日本の感覚では、ここまでして学校に行かせる親の気持ちも、通
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

【あなたの人生が光り輝くヒントがきっとある!
大学時代の親友3人が織りなす、至高の人生感動エンターテイメント】

『心はバカだから、騙してやらないといけない』

ああ全部上手くいった!!
最後の最後ま
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.2

【真実は、歪められる。犯罪も、愛さえも。】

『殺人は資本主義の弊害。この国では存在しない。』

“胃が切除された子供の死体が線路脇で見つかる連続殺人事件”を解決するというミステリー要素に期待をして観
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仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ(2010年製作の映画)

3.1

『世界を超えたーー華麗にお宝コンプリート!?』

ただただ海東大樹が華麗に盗みまくろうとする映画。その理由は結構「やるじゃん!」といった感じ。
電王はやり取りも通常運転。

仲間とか思い出とかそんなも
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劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦(2009年製作の映画)

3.2

『行くぜ、鬼退治!
超・電王シリーズ新発進!
約束への旅立ち。』

イマジンと人間の契約関係がこんなに感動的なものになり得るのか、とラストシーンでしみじみとした。

おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.6

『顔で笑って、心に殺意。』

淡々と続くおとなのけんか。
けんかの結末を楽しむというよりかは、けんかの過程そのものを楽しむ作品。
とにかく次から次へと話題が点火していて、客観的に観てるこっちは思わず笑
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曇天に笑う(2018年製作の映画)

3.1

『笑え。
運命なんて、バカ野郎だ。』

キャストが良いだけに、鑑賞後に残る物足りなさが勿体無い。
原作を実写化したというよりかは、カッコいいことを、それが様になる人がそのまま演じてみた、という薄い感じ
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Another アナザー(2011年製作の映画)

1.8

『そのクラスでは誰かがすでに、死んでいる。 死者は誰?』

こんなに期待はずれな映画を久しぶりに観た。
原作や設定はかなり面白いはずなのに、拍子抜けにもほどがある。

のぞきめ(2016年製作の映画)

2.7

『覗かれると死ぬ』

白石隼也の発狂シーンが凄まじい。

エンドロールの板野友美の主題歌の歌詞が、本編を観終わった後だと完全に
『覗かれてる視線に気づいて』
という意味に聴こえてゾワっとした。