シバタカさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シバタカ

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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

実写化するならいっそドラマにして欲しかったな、せっかくフジテレビ制作なのに。
映画だから仕方ないけど展開が強引だったなー。良かった点は鬼の姿。原作一話読んだときのあのゾッとした感じを味わえた。
ネトフ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

とても哲学的かつ人間風刺的な作品だった。絵本タッチのデザインが奇妙さを醸し出し、観ていて不思議な感覚に陥った。
もし人間がペットように扱われる側の種族だったら…、そう考えるとゾッとするような作品だった
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.3

今年史上最も男臭い日本映画。
映画としてのクオリティは申し分ないし、ボクシングに狂い全てを捧げた男たちの物語は、こちらも熱狂させた。
石崎ひゅーいの主題歌の男臭さも抜群。
森山未來と北村匠海、本物のボ
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.9

後編ありきで見ると、ちゃんとキャラクターと物語の土台が描かれていて見応えがあった。泥臭さと男臭さがカッコいい。ハーモニカとアコースティックギターのメロディがあしたのジョーを彷彿とさせた。後編も楽しみ。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.8

罪を背負い過ぎた男と、悲しい過去を抱え視力を失った女性の恋愛物語。華やかさよりも重さをしっかり描いており見ていて辛かった。どうか報われてくれと願わずにはいられない…
横浜流星ののやさぐれつつも尖った姿
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

ポンポン、バンバン、ガンガン、もう爽快。殺す以外何も無いむちゃくちゃな映画に乾杯。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

記念すべきフィルマークス評価100作品目。
これだけ流行ってる理由がよくわかる、納得のいく出来だった。映像の迫力はもちろん、声優さんの演技に圧倒された。今まで見た映画史上一番泣いた気がする。それほど感
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

5.0

前のめりの2時間。感情的なシーンには揺さぶられ、試合のシーンではまるで実際の試合を観ているかのような興奮をした。
この映画はスポーツ、戦争、国家、人種、あらゆる観点から評価できる見事なバランスだと思う
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリーとは。現実、事実を映すとは。ラストの落ちすら事実か虚構かわからない。けれど、メディアとは何か訴える作品であることは確か。メディアに興味がある人は見た方がいい作品。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.1

劇的な展開はない物語だけれど、なんだか見ていられる感じもした。宗教信仰、信じる心は良いものも生み出せば、悪いものも生み出せる。人の心は簡単に翻るし、簡単に闇に染まる。そんなことを知らしめる映画だった。

浅田家!(2020年製作の映画)

4.5

家族の大切を改めて知ることのできる物語。冒頭のシーンから全てが始まり、しっかりラストに繋がっていた。ニノを始め家族の役者たちはあくまで役を演じたわけだけど、まるで本当の家族なんじゃないか?というくらい>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

クリストファーノーランの頭がおかしいことを証明する最たる映画だった。難解で置いてきぼりにされたのに面白かった。これが彼の映画の凄さなんだなと。
時間逆行ができるなら、ふと妄想をしてみるのも面白そう。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

アニメから繋がる物語であり、序盤も中盤も終盤も全て泣けた。
手紙が人を繋ぐ物語はデジタルに溢れた僕らにはむしろ新鮮で温かいものを抱かせる。手紙の温かさを改めて思い出せてもらった。月並みの感想だけど、手
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

悲しき終幕…
最期まで正体を明かさずに終えることが美なのか…
新しいヒーロー像を見ることができた。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

今作のジョーカーはホアキンフェニックスのジョーカーとは異なる、生まれながらの悪だった。その悪と狂喜ぶりは見ているこちらが怖くなるほど。
決して光の存在ではないヒーローを「ダークナイト」と呼ぶセンスに痺
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

2005年の映画って…信じられない…
クリストファーノーランの映画は最新であり色褪せない傑作ばかりだ、凄い。
今回のバットマンはしっかりダークな部分も描かれてて、ただただ憧れられる存在ではない新たなヒ
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.8

穏やかな気持ちでずっと観ていられた。劇的な展開がある訳ではないけど、映像や登場人物のキャラクター全てが調和していて気持ちがよかった。
人の成長には何気無い言葉と出会いが大切なんだと思えたのと、この作品
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.5

途中までめちゃくちゃ怖くて、一人暮らしなのに観に来たことを後悔した…
けどクライマックスがバトル映画?SF映画?になったおかげで笑えました!寿命延びました!

シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

主人公が子供なだけに内容も子供向けに思えた。まさに王道の展開と言った感じ。
けど、やっぱりアメコミというジャンルの面白さはあり楽しめた。
今後他のヒーローと交わるのか、個人的にはクールなバットマンにあ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

セピア色がかった画面とハンディカメラで撮影したかのような映像がドキュメンタリー風の作品に仕上げていた。まるで実在する人物を追っているかのような…
盲目の自分を奮い立たせるように歌うセルマ、不遇のセルマ
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(2020年製作の映画)

4.3

平成の始まりから終わりを通して描いた人々の物語。タイトルのように繋がりを大切にしていた。
月並みな感想だけど、人との出会いやその都度の選択が本当に大切なんだと思う。今は色んなことを考えなければならない
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.0

原作者と出演者が好きで観に行ったけれど、やっぱり10代向け映画でした。
原作を読んでいないとは言え、4人の恋愛模様を映画尺でまとめるのは難しいんだろうなと。
ヒゲダンがIMAX音質で聴けたので加点。

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

2010年の作品とは思えなかった…
MX4Dで観たことで臨場感も凄まじかったし、映像の迫力にも圧倒された。
『パプリカ』のオマージュがされてるだけでなく、日本関連のことが割と出てきて驚いたのと感動。
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

『インセプション』の予習として。
夢の世界を題材にした作品はいくつかあるけど、今作は曖昧で不思議な夢を上手く表現していたと思う。
どうにもならないし、どうにでもなるのが夢、だと作品を見て感じた。この見
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

マーベル作品なだけあって面白かったけど、グッとくるまであと一歩という感じ。キャラクターたちの展開が狭かったというか、もっと壮大に見たかったのが正直。しかし次作には期待できそうなので楽しみ。
あと、MC
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

前作同様に観ていて気持ちよく全体的には満足。
前回と違って感情移入がしにくい強引な展開が目立っていた。もう少し登場人物を大切にして欲しかったし、お肉キツいし主人公の殺人への抵抗が無さすぎ…。
それでも
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃカッコいい映画。スマート、スタイリッシュ、パワフル、色んな形容詞で表したいくらい最高だった。
人を倒すシーンはゲームのよう、監督は人の命を軽視してるのか?(笑)というくらいバンバンやってた
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

時代背景は80-90年代だと思うけれど、若者・十代の抑圧への反抗のストーリーは現代にも通じるものがあった。
今回は音楽で人生が変わった青年の物語だが、あるものに激しく心を揺さぶられる描写は強く共感でき
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

初めてホラーというかサスペンスというか、ゾッとする映画を見た。音へのこだわりが強く、人が出す大きい音は心底嫌なものだと感じた。
サイコパスが一種のテーマで、振り回される側の心理のぐちゃぐちゃ具合が見事
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エブリデイ(2018年製作の映画)

5.0

こんなにも切なくて、美しい愛を描いた物語だなんて。アンガリーライス目当てで観たけど、この作品に出逢えて本当によかった。

主人公の愛する人は、毎日見た目が違う。けれど心は同じ人。ずっと一緒にいたいけれ
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.5

ガツンとくる面白さではないけど、知的な面白さというか、興味深かったというか。ほぉと思わされた。
天才発明家というイメージしかないエジソンが、実は意地汚いところがあったり、愛する人がいたり、負けていたり
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.5

当時はショッキングな映画で、撮影方法も斬新だったんだなとは思えるので半分の評価はするけど…
正直本編が始まるまでの予告やオープニングが一番怖かった…

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.7

三部でほとんど同じキャストで流れも似ているのに、こんなにも面白い作品になるなんて…観ていて飽きがこない展開はあっぱれ!
クライマックスはドクの独壇場、全てを持っていきやがった!

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.5

1と同様ハラハラドキドキ展開に夢中になった。過去現在未来の辻褄合わせがお見事。もっと良い方法があっただろうよと思うシーンもコメディとして納得させた。
新鮮だったのは、冒頭の前作あらすじと終盤の次作告知
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

大興奮!!感想ありすぎる!
こんなにも面白い映画だと知らなかった!ワクワクの原点というか、スピルバーグ天才かよ!という映画
想像通りのストーリーであっても、想像を裏切らないスカッとする展開!観ていてこ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

映画館で観た人たちが羨ましい。
原作者や監督の好きなものが詰まった作品なことがよくわかった。日本の作品、キャラクターがたくさん出てきて勝手に誇らしかったなぁ