しらすさんの映画レビュー・感想・評価

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本心(2024年製作の映画)

3.0

Netflixの「ブラックミラー」でありそうな近未来SF。
本当は連続ドラマでやった方がいい気がした。死んだお母さんをA Iで再現する…というテーマと格差社会が進行した世界で〝リアルアバター“という仕
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.0

ビジュアル的にも、出演者的にも
どうしても三池版「十三人の刺客」を思い出してしまう映画。
実際観てみると全然テイストが違う。
十三人は侍の闘い。
十一人は賊軍の闘い。

決して武士道だ誇りだ、
なんて
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トラップ(2024年製作の映画)

4.0

とんでも設定ながら2時間持たせちゃう技量は流石シャマラン。

ライブ会場からの脱出だけで終わると思いきや、あれよあれよと展開していき。最後まで飽きさせず、ちゃんとオチもつけてくれる。

サービス満点な
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.0

ジョーカー公開時、アーサーは果たしてあの「ジョーカー」なのか?という論争があったと思う。
今作はその論争に終止符を打たれた感じ。
そりゃ賛否は起こるよね。

個人的には、まあそうだよな…
ジョーカーの
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ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ(2024年製作の映画)

4.0

ナイスデイズ公開中に、ドキュメンタリーも一緒に公開する…というのは素晴らしいアイデア。

ドキュメンタリーと銘打っているが、実はガチのアクションメイキング。
考え抜かれたアイデア、理にかなったアクショ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

5.0

海外ドラマ全盛期の現代は、映画はドラマではなく体験を与えるものになっている…

なんて、10年前くらいから言われてる事だが、まさにこの映画は2時間という時間で、強烈な体験を得る事ができる現代映画。
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

ベビわるやカメとめの時みたいな。
オリジナル劇場映画が口コミで熱が広まって、その奇跡のような時間を映画館で共有出来るのは、今しかない。

よって絶対今観るべき作品。

トップガンマーベリックの名台詞「
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.5

転売ヤーというものを黒沢清が撮る!ってだけでワクワクして待っていた。
待った甲斐があった!

大傑作!

勿論善人ではない、
悪人でもない
なんとも中途半端で愚かな人を描くのが上手い。
おそらく日本い
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.0

憐れみの3章…本当に3章なんかい

女王陛下、哀れなる者たちと、エマストーンのおかげなのか、なんだかメジャーになってきたヨルゴスランディモスさん、今作は初期のロブスター等を彷彿させる悪趣味ファンタジー
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.5

ベビわる3作目。
1作目が平成ゴジラ(84)だとすると、2作目以降はVSシリーズといったところか。

前作の敵、殺し屋アルバイトの神村兄弟は、ふたりのストーリーがしっかり掘り下げられ、観客の共感をしっ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

元のドラマは知らないけど、十分楽しめた。
Amazonぽい配送会社とその闇の話。
配送ドライバーの苦悩など、現代的なテーマの落とし込みも上手い。

脚本と演出が巧み。
だから逆に2度目を観たいとは思え
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.5

ソウルの春ってタイトルなので、民主化運動の話か?って思ってましたが、ソウルの春は終わってしまった…という意味の皮肉なタイトル。

実話ベースなので、とてもビターな味わい。
現実はそう上手くいかんよね。
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枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

5年振りの復帰作でも、相変わらずのカウリスマキ。

ラジオで流れるウクライナ情勢、
音楽をかけて、癒されそうとする度に何度も流れてうんざりして消す。ビターなユーモア。
ヒロインの台詞「なんてひどい戦争
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

日本のカッコ良いトイレをプレゼンしよう。
という、広告代理店らしい企画。
格好良すぎで、清潔感ありすぎな東京の数々のトイレはまさにこの映画そのもの。

ちょっと、気取り過ぎな気もするが(ヴェンダース映
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(2023年製作の映画)

4.0

戦国版アウトレイジを観に行ったら、全然違った。でもまごう事なき武映画だ。

ツービートの頃の毒ガス漫才を思わせる、不謹慎ギャグの連発だ「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な、今までの時代劇、戦国武将のイ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

なんとなくで観たら、とんでもなく志の高い作品で驚いた。2023年の映画で一番驚いた。

元々鬼太郎はマルチバースな要素があって‥原作の墓場鬼太郎とアニメ版(6期)の世界線がどのように分岐してるのかを描
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

白組のCGで描かれたゴジラは良かった。特に今までのゴジラにない‥ちょっと頭悪い感じは新鮮でもあり、可愛さもあった。

山﨑監督は新海監督と同じく、セカイ系の匂いの残る作家だな、と改めて思った。全てが敷
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.5

最高だった!
冒頭の無言の金塊掘りから心を掴まれた。

老兵1人vsナチス戦車隊

なんて聞いたら、ふざけたB級映画に思えるし、自分もそう思っていたんだけど
蓋を開けてみれば、上質なA級ジャンル映画だ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

5.0

原作はFBI視点のミステリー小説だったようだが、
ディカプリオの「インディアンを救いに行く白人FBIなんてやりたくねぇ!」
の一声でスコセッシの創作魂に火がついた!‥
というのはちょっと出来過ぎな話に
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

ゴジラやローグワンなど、大作バジェットな作品を手がけてきた、ギャレスが遂にオリジナル企画を‥!と期待してたけど

結局大作バジェット感のある作品だなあ‥
という印象。
面白くない訳じゃない。
何かしら
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

IMFの今回の敵はAI
テクノロジーをバリバリ使っていたIMFがテクノロジーを封じられた時、頼れるのはイーサンの肉体だけ

という、またしてもトムらしい映画。
還暦過ぎても走る走る。

だけど、その分
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

毎回新鮮なアクションを見せてくれる、今シリーズ。特に後半のアパートの銃撃戦は圧巻だった。ドラゴンブレスのショットガン、犬も縦横無尽に走り回る、俯瞰のショット。
これだけで十分なんだけど。

前半のジャ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

この映画をとり巻く不穏な空気が良い。
好きな映画だった。

ノルウェー発の北欧サイキックスリラー。
団地の子供たちの話。
知り合ったばかりの子供達の交流というところが、所謂団地らしい処かな、と思う。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

変な映画。
こんな変なアニメーションを作れるのは正に宮崎駿ならでは、と思う。
鳥も魚も、蛙もキモくて気持ち良い作画。

高畑勲が亡くなって、吹っ切れた感じもある。ジブリの裏側や、宮崎駿の人生を知ってい
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

こんな映画が毎年夏に公開されて欲しい!と、感じた一本。
エクソシスト映画のツボを抑えつつ
ミステリーあり
バディあり
バトルありの
盛りだくさん映画。

現時点のラッセルクロウのポテンシャルを最高に発
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.5

昨年のホラー映画「X」の続編。
前日譚。
前作の殺人鬼お婆さんパールの若い頃の話。
前作が70年代ホラー&エロ映画オマージュなら、今回は20年代テクニカラー映画オマージュ。
まんま「オズの魔法使い」な
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

面白い。前半は…
AIという主人に従順である設定の中を掻い潜って、暴れ回るミーガンが良い。
愛憎入り混ざった感じが良かったな。

後半はやや失速。
ミーガンのキャラクターの良さで、ホラー描写が疎かにな
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.0

冒頭の若いインディに「おー」と感動するも長い…途中のカーアクションに興奮するも、これまた長い…全体的に間延びした印象でした。インディの老いについてというテーマのため、大部分の活躍が若手に持っていかれた>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

5.0

「タクシードライバー」の時から何も変わっていない、ポールシュレイダー監督作品。
とても好みな映画。

カード博打映画かと思えばそうじゃなく、予想外な方向に話が進んでいく。
重たい作風に反して、相変わら
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