5年振りの復帰作でも、相変わらずのカウリスマキ。
ラジオで流れるウクライナ情勢、
音楽をかけて、癒されそうとする度に何度も流れてうんざりして消す。ビターなユーモア。
ヒロインの台詞「なんてひどい戦争>>続きを読む
日本のカッコ良いトイレをプレゼンしよう。
という、広告代理店らしい企画。
格好良すぎで、清潔感ありすぎな東京の数々のトイレはまさにこの映画そのもの。
ちょっと、気取り過ぎな気もするが(ヴェンダース映>>続きを読む
戦国版アウトレイジを観に行ったら、全然違った。でもまごう事なき武映画だ。
ツービートの頃の毒ガス漫才を思わせる、不謹慎ギャグの連発だ「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な、今までの時代劇、戦国武将のイ>>続きを読む
なんとなくで観たら、とんでもなく志の高い作品で驚いた。2023年の映画で一番驚いた。
元々鬼太郎はマルチバースな要素があって‥原作の墓場鬼太郎とアニメ版(6期)の世界線がどのように分岐してるのかを描>>続きを読む
白組のCGで描かれたゴジラは良かった。特に今までのゴジラにない‥ちょっと頭悪い感じは新鮮でもあり、可愛さもあった。
山﨑監督は新海監督と同じく、セカイ系の匂いの残る作家だな、と改めて思った。全てが敷>>続きを読む
最高だった!
冒頭の無言の金塊掘りから心を掴まれた。
老兵1人vsナチス戦車隊
なんて聞いたら、ふざけたB級映画に思えるし、自分もそう思っていたんだけど
蓋を開けてみれば、上質なA級ジャンル映画だ>>続きを読む
原作はFBI視点のミステリー小説だったようだが、
ディカプリオの「インディアンを救いに行く白人FBIなんてやりたくねぇ!」
の一声でスコセッシの創作魂に火がついた!‥
というのはちょっと出来過ぎな話に>>続きを読む
ゴジラやローグワンなど、大作バジェットな作品を手がけてきた、ギャレスが遂にオリジナル企画を‥!と期待してたけど
結局大作バジェット感のある作品だなあ‥
という印象。
面白くない訳じゃない。
何かしら>>続きを読む
IMFの今回の敵はAI
テクノロジーをバリバリ使っていたIMFがテクノロジーを封じられた時、頼れるのはイーサンの肉体だけ
という、またしてもトムらしい映画。
還暦過ぎても走る走る。
だけど、その分>>続きを読む
毎回新鮮なアクションを見せてくれる、今シリーズ。特に後半のアパートの銃撃戦は圧巻だった。ドラゴンブレスのショットガン、犬も縦横無尽に走り回る、俯瞰のショット。
これだけで十分なんだけど。
前半のジャ>>続きを読む
この映画をとり巻く不穏な空気が良い。
好きな映画だった。
ノルウェー発の北欧サイキックスリラー。
団地の子供たちの話。
知り合ったばかりの子供達の交流というところが、所謂団地らしい処かな、と思う。>>続きを読む
変な映画。
こんな変なアニメーションを作れるのは正に宮崎駿ならでは、と思う。
鳥も魚も、蛙もキモくて気持ち良い作画。
高畑勲が亡くなって、吹っ切れた感じもある。ジブリの裏側や、宮崎駿の人生を知ってい>>続きを読む
こんな映画が毎年夏に公開されて欲しい!と、感じた一本。
エクソシスト映画のツボを抑えつつ
ミステリーあり
バディあり
バトルありの
盛りだくさん映画。
現時点のラッセルクロウのポテンシャルを最高に発>>続きを読む
昨年のホラー映画「X」の続編。
前日譚。
前作の殺人鬼お婆さんパールの若い頃の話。
前作が70年代ホラー&エロ映画オマージュなら、今回は20年代テクニカラー映画オマージュ。
まんま「オズの魔法使い」な>>続きを読む
面白い。前半は…
AIという主人に従順である設定の中を掻い潜って、暴れ回るミーガンが良い。
愛憎入り混ざった感じが良かったな。
後半はやや失速。
ミーガンのキャラクターの良さで、ホラー描写が疎かにな>>続きを読む
冒頭の若いインディに「おー」と感動するも長い…途中のカーアクションに興奮するも、これまた長い…全体的に間延びした印象でした。インディの老いについてというテーマのため、大部分の活躍が若手に持っていかれた>>続きを読む
「タクシードライバー」の時から何も変わっていない、ポールシュレイダー監督作品。
とても好みな映画。
カード博打映画かと思えばそうじゃなく、予想外な方向に話が進んでいく。
重たい作風に反して、相変わら>>続きを読む
御年84歳のポール・ヴァーホーベン監督が、こんなにも若々しい映画を撮ってくれたという事に勇気を貰えますね。
本当に変わらず、エロとグロと、野心に溢れたエンタメ怪作。
本当に面白かった!
ヴェネデッタ>>続きを読む
いつもながらロジャー・ディーキンスの撮影が素晴らし過ぎて、終始幸せでした。
映画館で働く人々の人間模様がとても良かった。結構みんな普通の人達。
支配人は中々のクズでしたが。
映画館で働いてても、あま>>続きを読む
カニバ青春もの。
マイノリティと孤独を抱えた若者の逃避行。
「俺たちに明日はない」と違って、途中に大人の合流がないのは、今時の若者らしい閉塞感なのかな?
上の世代に対する不信感を表しているようにも感じ>>続きを読む
隠そうとしても隠しきれない、監督の変態性が滲み出る傑作だった。
取り調べ室の寿司のくだりは、
頭抱えてしまった。
いったい何を観せられているんだ?
毎回この監督作はラブストーリーなのだけれど、ラブス>>続きを読む