ギャル曽根中生さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)

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全然おもしろくないけど、海辺の赤インナー武田真治がめっちゃ色取り忍者なので大いなるシュシュシュってことで…

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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割とハリウッドなのに、日本でゴダールの降霊を試みていて奇怪。とはいえ直前に見てしまったクライテリオンの円盤を大量に強奪して満足げな表情を浮かべる、濱口のナチュラルな奇怪さ(でありおもしろさ)には勝てず>>続きを読む

辰巳(2023年製作の映画)

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予算も限られてるだろうに、何もかも全部やりつつ、かといって自己満で終わらせることなく、一つの作品として、散漫になりそうなところを良くも悪くも、整えきって(しまって)いる。

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

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邦題が最悪!って公開直後から言ってたけど、案の定“次なる遺作”が出てきたとのことで関係者各位、残念でした。フリップ芸。暗闇で黒猫を探すのは難しいし、R-1には夢がない。

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┃㊷
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天使の復讐(1981年製作の映画)

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とにかくあの散歩がいい。犬(色味が全然魅力的じゃない)をわけわからん方法で殺そうとする映画はじめて見た。海辺で小型犬に拳銃向けるのスゴい。

青春(2023年製作の映画)

4.0

体感5秒。”全て“を撮ろうとしてますね、さては。

苦い銭(2016年製作の映画)

5.0

良すぎて劇場で見て、家帰ってもう一回見た。野良犬のようなキャメラ=視線。本当にお金の話ばかりだけど、肝心の現ナマ自体は一度きりしか姿を見せない。

自分はどんな服でも作れるんだ、なんて豪語したかと思い
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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人物を中心に添えて、ただ大写しにしただけの素早い切り返しばかりで、見やすい。

私としたことが眼鏡を忘れてしまったため、いくらノーランとはいえ少しばかり不安だったが、ずっとはっきりとショットを眺めるこ
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(ハル)(1996年製作の映画)

4.5

深津絵里が奇跡。奇跡の深津絵里がサンドバッグ打ちしてる。とんでもない。

勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年製作の映画)

4.0

「……海水の逆流現象が観測されました…そのため東京湾に投げ捨てたはずのものが、富士五湖に流れつくという事例も……」

落下の解剖学(2023年製作の映画)

1.0

ワーストどころの騒ぎではない。唾棄すべき。撮影からキャスティングに至るまで何もかもが間違っている。