ギャル曽根中生さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

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“休日の早稲田松竹に足を運ぶな”(客層がマジで終わっているので)というドグマを自らに課していたことを、開演前の“ブンパッパー♪ブンパッパー♪”(らぶちすぎるコラージュ映像)の段階で靴を脱ぎ捨てて悪臭を>>続きを読む

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.5

ガソスタ併設コンビニ内での切り返しでぐわんと脳が揺れた。

Here(2023年製作の映画)

4.5

ベルギー名物といえばルカクくらいしかないものと思っていたが、ここに来て急にドゥヴォスとかいう凄腕ストライカーが出現してビックリ。

叛軍No.4(1972年製作の映画)

4.0

独立こそしているが連作。街頭演劇とか市外劇という方がどちらかといえば近い気がするけど、とにかく変に揺さぶられたのは確か。No.3は絶対にやってる。小川なり土本なりのドキュメンタリー豪傑の中の異端児感。>>続きを読む

あるじ(1925年製作の映画)

5.0

素晴らしい。赦しを乞う、続く汚れた膝と、それを見るマッス。娘の手を握り返すのもそうだけどとにかく何もかもありがと〜って感じ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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安っぽい“憧れ”に満ち満ちている。「あんなふう(小津)に映画撮れたらな」にコピーを変えなさい。自販機だけはずっとコーヒーを供給してくれて嬉しい。全く魅力を感じさせない木漏れ日(笑)は苦しい。柴田元幸が>>続きを読む

怒りの日(1943年製作の映画)

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「死を思っている」告白から急に良くなる。ロケと室内の力の入り具合が全く違うのがおもしろい。

ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

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高校生のときSchmoyohoのミームのRemix好きでKaiの動画もめちゃくちゃ見てた。Kaiはなぜか獄中から自身のYouTubeチャンネル更新してるからチェックしてね。

街の野獣(1950年製作の映画)

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とにかく行動。後も先も考えずに行動、実行。そして破滅。あれだけ資金繰りに奔走して、最終的に自分自身が1000ポンドの価値になる。悲しい。令和ロマン(「ドラえもん」)の手法で殺され、川に放り込まれるウィ>>続きを読む

簪(かんざし)(1941年製作の映画)

4.5

かなりよい。いつまで怪我してんねん案件。笠智衆に対する松葉杖のサイズ感が明らかにミスマッチでおもしろい。小さすぎる。一瞬めっちゃブレッソン『ジャンヌ・ダルク裁判』だった。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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船はベニング。『スージーの真心』には及ばないものの、十分なはたらきを見せる牛。ぎっちぎちのライカート。”逆張り西部劇”って言葉が過ぎりはしたものの、別にそうでもない。我々は常にねづっちを意識し、ねづっ>>続きを読む

奇跡(1954年製作の映画)

4.0

2023/12/29
やっぱりコース合宿でこれ見たの全然キモい。私も人と会話しているときに、あまり目線を合わせないが、これはコミュ障どうこうではなく実生活でドライヤーを“実践”している激キモにすぎない
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

久々に映画見て、めっちゃ寝て、でもキートスです。

(2023年製作の映画)

4.5

キム兄が甲冑着けて例のフォトセッションで夏野剛に刺突したら“完成”してたな。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

久しぶり恵比寿。ソニとの抱擁で普通に泣く。ドナウ。カラシニコフ。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

かなり良かった。あの談合部屋(お前は殴られたんだ!)の暗さ、恐ろしさよ。ディカプリオに対する尋問明けのカットで本当に笑ったが、怪演の由来は紛れもなくあの終始徹底された品のない(褒めてる)アクセント。>>続きを読む