せきもとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

せきもと

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映画(700)
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.0

あんまり好きじゃないかもしれないな
カメラワークで奥行きを見せる具合はこの年代の日本映画らしさなのかな、良い
教訓めきすぎている

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

4.0

この色味のアニメで好きになれるアニメが出てくるとは思ってなかった
SNSと身体性の関係については竜とそばかすの姫よりもよっぽど正確に捉えているのではないかとさえ思う

アニメーションのコミカルさと展開
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

明確な美女と野獣オマージュ(トンデモインターネットU世界)vs細田守式リアリティ
夢およびバーチャル世界の持つリアルへの訴求力をもっと見せてほしかった
ラストのオフ会シーンはもっとネットの力でやっても
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

全く読み解けない、ただ体験としてある感じ
映画的な繋ぎ、繋がりを見事に利用している作品

たまゆら 卒業写真 第4部 朝 あした(2016年製作の映画)

4.5

ARIA、スケッチブックに並ぶ真なる日常系アニメ
神の第四部

感謝感涙人間の全て
終わってしまった

たまゆら 卒業写真 第3部 憧 あこがれ(2015年製作の映画)

4.5

ARIA、スケッチブックに並ぶ真なる日常系アニメ
神の第三部

感性を掌握し液体として感情が絞り出される

たまゆら 卒業写真 第2部 響 ひびき(2015年製作の映画)

4.5

ARIA、スケッチブックに並ぶ真なる日常系アニメ
神の第二部

きらら系とは異なる場から滲み出る致死量の日常

たまゆら 卒業写真 第1部 芽 きざし(2015年製作の映画)

4.5

ARIA、スケッチブックに並ぶ真なる日常系アニメ
神の第一部

人生で初めて出会った日常系アニメで良すぎてやべーなって思ってたらOVAがでてて二期もやって映画版までできて完結した
恐ろしく素晴らしい

ARIA The AVVENIRE(2015年製作の映画)

3.5

非日常的な日常系が心を快く抉ってくる
微睡みポジティブが強すぎて泣いちゃう

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

まじで何も思わなかった
僕の人生が欠落しているせい
もっと内側に理屈があってそのプロテクターのせいで熱量が滑り落ちていくんだよ
桐島の不在をエンタメとして捉えるカースト2.5軍みたいなやつだせよ
青春
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

普通に面白かった
もっとワクワクするとは思ったけど、予告とテイスト違った

あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

ドルオタじゃないし世代も違うのにぶち刺さった
今泉力哉がついに男子校出身者に突き刺すタイプの映画を正面から作ってきたって感じ
それにしても松坂桃李と太賀、役者が良すぎる

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版、旧劇よりまともで安心しました
旧劇では「視聴体験をおちょくるような」と称した実写やラフ原などを使った演出も綺麗にハマっていて完璧におわらせに来たなと思いました
全編通してまじか?ってくらい動
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.0

よくわからん映像あんなと思ったらドラマ連動らしい
期待値低かったから結構良かった

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

4.9

カメラの無機的な中立性を保ってあくまで叙事的にとある家族と富春江の都市化を描いた中国映画
物語、画面ともに爆竹の煙や河にかかる霧に象徴されるルーズな繋がり/隔たりによって構成されている



無論、物
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やるせないね〜
北村有起哉ほんとに囲碁将棋の根建に似てるわ
ヤクザに役所広司、若者に太賀で勝確って感じ。芝居が上手
でもこの"普通"に対してもう少し真摯に向き合って欲しかったかも。役所広司がそこに至る
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北京ヴァイオリン(2002年製作の映画)

3.5

感動的〜
貧富と家族は中国っぽい
カメラの動きが面白い序盤と大衆映画的なストーリー展開とで軽くちぐはぐながらも面白かった
ハリウッドじゃなくても、アジアもこういうのはできるんだぞ!みたいな感想

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.0

原作付きの映画を撮る人なんだなって感じ
役者と物語を活かす職業監督
とはいえ顔のアップばっかじゃ役者が相当うまくないと厳しいと思います。よって入り込めませんでした。

芳根京子は上手で良い
窪塚洋介が
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

笠智衆が良すぎる
序盤はセリフでカットが引き継がれてぽんぽんと家々を巡回し、中盤の関係値が見えたところあたりから引きのカットが間延びしない程度に長く、その前のシーンの余韻を引き継いでさらに語りがあるよ
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上海特急(1932年製作の映画)

3.5

悲哀が足りなくない?
上海特急4時間遅れから到着までの、ラスト10分〜7分のシーンがめちゃくちゃいい
これだけのための映画

名作というのは全部そうなのかも知れないけど、部品部品が映画のために充填して
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血煙高田馬場(1928年製作の映画)

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マキノ正博の決闘高田馬場がなかったから仮でここに書く
落語やん、落語じゃなくても講談やん
おもろいやん 
語りのテンポが意識されててしかもラスト、肝心の決闘に向かうところででこんな音楽なるの?っていう
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(1985年製作の映画)

3.5

身一つで生きていけるのは鳥や獣だけだ
家来に命じておいてその責は負えぬというのか?あっぱれな罪状じゃ
出陣のよおおおぉぉぉい(馬足元からアオリ)

大事な言葉を全部ピーターが言う。狂言回しというか、な
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.5

ディストラクション・ベイビーズ・ドライバーじゃん
アドレナリンだけで映画作ってあとは賢者モードって感じ
田舎だからってめちゃくちゃ描いていいわけじゃねえぞ

しっかし役者が良すぎるなあ。このキャストで
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