スタンダードさんの映画レビュー・感想・評価

スタンダード

スタンダード

本も読もうかと。
読むふりでなく。
せっかくなんで読書メーターもやろうかと。

映画(528)
ドラマ(0)

犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

【耳なし法なし】


人類にも感染する病気を患った、
人類の友である犬。


彼らは隔離を目的に、
犬ヶ島へ捨てられてしまう。


犬ヶ島の治安はすこぶる悪いため、
食料を巡る争いが絶えず、
中には敵
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

5.0

【不安と無、擦れ呶】


アルマは過去を告白


彼は喰えぬ者全てに毒吐く


そんな彼に仕立てる劇薬


口苦くとも母なる快楽


衣擦れなるままに話は閉幕

ヤバい経済学(2010年製作の映画)

5.0

【キッカケ】


人間何かを始めるときは、
不純な動機がキッカケになる
ケースが多いように感じます。


女にモテたいから。
金が欲しいから。
名を上げたいから。


正直、
キッカケなんて不純なぐら
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

【破廉恥怒乱倶楽部】


映画を鑑賞したというよりも、
人間観察をした気分です。


失恋において、
『過去は乗り越えた』と聞くと
どこか胡散臭い。

かと言って、
『まだ未練がある』と聞いても
女々
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セッションズ(2012年製作の映画)

5.0

【興奮しながら絶望した】


こんな素敵な言葉、
僕は死んでも捻り出すことは出来ません。


マークは身体の不自由さを、
ユーモアで補っています。


【筒抜けサトラレ】


人間どんなに気持ちを押し
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普通の人々(1980年製作の映画)

5.0

【Stronger】


息子は自責の念に囚われていた。


母親から嫌われていると感じている。


自殺を図った自分を弱い人間であるとも。


でも彼は強い男だった。


なぜなら彼は生きているから
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

5.0

【驚いた、よく出来ている】


あらすじを簡単に言うと、
男が柱に頭をゴッチンして
不思議な世界に迷い込みます。


その世界は、
男女の立場が逆転した世界
というよりは、
オネエとオニイだけの世界
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.0

【Stronger】


原題が『Stronger』であることの意味が、
本作を鑑賞すると分かってきます。


本作はボストンの英雄(ボストン ストロング)
を描いているというよりも、
人間の強さを描
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

【スピルバーグの頭のなか】


本作は、
スピルバーグの頭の中を
覗き見した気分になれる映画です。


僕は、
『夜は短し歩けよ乙女』でも書いた通り、
頭の中で誰かさんと誰かさんを
コラボさせるのが好
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

5.0

【どこへでも】


無邪気を振りまいていた
レオナルド・ディカプリオの表情が、
ふとした瞬間に
大人の表情へと変貌する時があります。


一瞬正気に戻ったかのような、
そんな感じにすら見えます。
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ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

3.0

【ぴいぴいぴい】


問題が解けない生徒に対し、
『なぜ分からないのか!?』
と責め立てる教師のような映画です。


分からない問題を前にし、
生徒はどのような思考を働かせるのか?
本作を見れば分かり
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

5.0

【服を着るために生まれてきたような女性】


あぁ….なるほど…。


たしかにあなたは、
服を着るために生まれてきたような女性です。


依存ではなく間違いなくあなたは、
服を愛して服に愛されていた
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

【スポットライト前ヒット】


昼飯時に先輩から、
『グレイテスト・ショーマン見たぞ!』
と言われました。


『どんな映画でした?』
と聞いたら。


『お前みたいな奴らが脚光を浴びてる映画』
とレ
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海の上のピアニスト(1999年製作の映画)

5.0

【1900を探して】


死後有名になった写真家である、
ヴィヴィアン・マイヤーの作品を
一点購入した男がいた。


男の名はティム・ロス。

またの名を、
1900(ナインティーン・ハンドレッド)。
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

5.0

【撮らねば】


生前、
ヴィヴィアンは写真を撮り続けた。


彼女の知人は口を揃えて、
『ヴィヴィアンは内向的な女性』
であったと語る。


『彼女は写真の公開を望んでいない』
とも…。


【矛盾
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

5.0

【完璧な判定】


トーニャは、
審査員からの評価に不満を持っていた。


ジャンプを全て成功しても、
審査員の得点が伸びない。


そんな中突如、
彼女は世間からの信用を完全に失う。


【完璧な家
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

【どこを見ている?】


主人公の小四は、
文字通り今を見ていました。


しかしその友人、
王茂だけは先を見ていたのです。


【今の先】


小四にとって、
今いる環境だけが全てでした。


しか
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

【〜すべき】


青年エリオの目の前に、
彫刻のような男が現れる。


超酷な話、
開放的な環境の中で
二人は人目を忍んで逢わねばなりません。


しかし、
二人が人目を避ければ避けるほど、
お互いの
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

5.0

【誰かさんと誰かさんが】


ラッパーのアイス・キューブが、
『夜は短し歩けよ乙女』
を鑑賞している可能性は低い。


声優の花澤香菜が、
『ストレイト・アウタ・コンプトン』
を鑑賞している可能性も低
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女と女と女たち(1967年製作の映画)

4.0

【シャーリーズ7】


シャーリー・マクレーン主演での、
怒涛のオムニバス七連発!


【シャーリー祭り】


こちら、
シャーリー・マクレーン好きには
堪らない一本となっております。


各作品毎に
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旅情(1955年製作の映画)

4.0

【夏の思い出】


ジェーンは愛を求めて、
ヴェネツィアへと降り立った。


そこで男と恋に落ち、
ジェーンは一夏の幸せを得るが…。


【バラード】


ジェーン
『男一人も手に入れられやしない。』
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.0

【2003年6月26日】


夫のデニス・サッチャーが死去。


晩年のマーガレットは認知症を患い、
夫の幻影と会話をすることに。


【ゴースト/ロンドンの幻】


妻がアイアンレディならば、
夫は
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

5.0

【イージー・E】


ラップをする気はなかった
イージー・E。


しかし、
N.W.Aのメンバーにケツを叩かれて、
渋々ラップをかますことに。


【フロー?ドープ?】


意味も分からぬ言葉の意味
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

5.0

【誘う女】


南北戦争最中、
脱走兵ジュード・ロウは故郷を目指す。


しかし彼の道のりには、
女性の誘惑が憑き物であった。
男前だから。


ジュード・ロウの持久力が今試される!


【マラソンマ
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

3.0

【50/50】


ブライアンは自分を、
ユダヤ人だと思い込んでいた。


でも実は、
ローマ人の血が半分流れている。


しかし、
お話しの展開上あまり重要ではない。


【磔刑】


『ローマ帝国
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インドへの道(1984年製作の映画)

4.0

【インドへの道】


イギリス人女性アデラは、
婚約者に会うためインドへ向かう。


第一次世界大戦後のインドは、
イギリスの植民地であった。


【イギリスへの反感】


インド人による、
イギリス
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

【裏切り御免さ!】


サノスの娘は、
人間のクイルと恋愛した。


暗い価値観が蔓延る銀河の中で
クイルの特異な個性は、
サノスの娘にとって刺激だった。


しかしクイルとの怠惰な生活の中で
サノス
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ミスター・ノーボディ(1974年製作の映画)

5.0

【余力を残しての引退】


早撃ちの名手、
『ジャック・ボーレガード』


彼の"技術"は、
『老いてなお健在』である。


しかし、
『敵が来ては迎え撃つ日々』に
『疲弊したボーレガード』は、
『や
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LO: インターネットの始まり(2016年製作の映画)

5.0

【ご褒美】


目標"そのもの"から、
『満足感を得られる人は少ない』
と思います。


"長期"の目標を
『10キロ痩せる』

"短期"の目標を
『1キロ痩せる』
に設定したとします。


『短期の
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世界のイブラヒモビッチ(2015年製作の映画)

5.0

【俺はズラタン】


ズラタンと言えば
『俺様キャラ』で有名ですが、
彼以上の"ナイスガイ"は存在しません。
【あくまで個人的見解】


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【"小"山の大将】
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幸福なる種族(1944年製作の映画)

4.0

【1919年-1939年】


『第一次世界大戦"終"幕』から、
『第二次世界大戦"開"幕』までの"20年"を、
『幸福な家庭』を通じて描き出します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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いぬやしき(2018年製作の映画)

5.0

【初老いぬやしき】


家庭での居場所がなく、
職場ではうだつも上がらず、
ただひたすら臆病な日々。


【若者ししがみ】


端整なルックスを持ちながら、
青春に溶け込むことはせずに、
愛する人だけ
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ライアンの娘(1970年製作の映画)

5.0

【裏切り御免さ!】


ライアンの娘は、
憧れの先生と結婚した。


古い価値観が蔓延る田舎町の中で
先生の特異な個性は、
ライアンの娘にとって刺激だった。


しかし先生との怠惰な生活の中で
ライア
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戦場にかける橋(1957年製作の映画)

5.0

【戦場にかける橋】


1943年の第二次世界大戦最中、
日本軍は『物資の輸送を目的』として、
『タイとビルマを結ぶ鉄道』を建設。


しかし、
『機関車が通過するための橋』を、
日本軍は上手く作れな
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

5.0

【1917年:ロシア革命勃発】


【白か?赤か?】


『戦禍を逃れる人民』にとって、
『兵士の色の違い』など、
『最早区別に値しない』ものです。


『表の色を追求』するがあまり、
『心の色を蹂躙
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十戒(1956年製作の映画)

3.0

【神・国・民】


モーゼが神から授かりし十戒は、
『個人のみに向けられた戒律なのか?』


もしも"国"が、
『戒律を破ってしまったとしたら?』


もしも"民"が、
『国から戒律を破ることを強いら
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