スタンダードさんの映画レビュー・感想・評価

スタンダード

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映画(613)
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オールド・ルーキー(2002年製作の映画)

4.0

【ウサギとカメ】


野球やサッカーにおいて、
『才能の有無は重要か?』
と聞かれたら、
『重要』だと答えます。


これらは比較的、
『身体的ピークの早いスポーツ』
であり、"ノルマ"があるからです
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ボビー・フィッシャー 世界と闘った男(2011年製作の映画)

5.0

【セレブレイク】


結婚式において、
『写真で過去の生い立ちをプレイバック』
するのは鉄板です。


ボビー・フィッシャーも、
映像や写真だけなら沢山あります。


しかし彼がプレイバックするのは、
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

【空に憧れて、夢をかけてゆく】


今覚えば、
ポール・ダノの演技は、
この頃から神がかっていました。


事実を知らされた時の、
ポール演じる長男の絶望した表情。


まるで車内が浸水したかのように
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search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

【Uターン】


思えば、
トム・ハンクスとメグ・ライアンも、
メールを送信する前に、
文章を入力しては削っての繰り返しでした。


踏み止まって、
冷静に物事の是非を判断するのは、
大事なことなのか
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

5.0

【人間関係】


どんでん返しに主眼はありません。


人間関係の"真"に迫る映画です。


この監督の作品は、
齢を重ねてから鑑賞した方が、
登場人物の弱さに干渉しやすいです。


【会えてよかった
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

4.0

【気象電欠】


読み切りの類は、
今の限界における起承転結です。


漫画で言えば、
絵のタッチも変わらずに、
終わりを迎えます。


作者の頭の中もまた、
今を軸に展開されており、
今以上の物語は
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.0

【キャシャ・アメリカ】


昔インパルス板倉が、
キャシャーンをパロった
『キャシャー(華奢)』
というコントをしていました。


本作のスティーブもまさに華奢。


それがある日、
筋骨隆々な身体と
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

【同族経営】


トニー・スタークは、
亡き父の後を継いで社長になる。


父の代に会社を支えた、
数人の功労者も未だに在籍。


取締役会のオバディアも、
父を支えた良き仕事仲間の一人。


【スタ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

4.0

【今日から舎弟】


ブルース・バナーは怒れない。


怒ると身体が緑色になり、
無差別に人をボコボコにしてしまう。


彼は感情を制御するため、
安生をボコボコにした男へ弟子入りする。


【極大射
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

5.0

【蜂と蝶】


蝶のように舞うジョン・へダー


蜂のように刺すウィル・フェレル


彼らは滑らない。
永久追放された彼らが滑る訳ない。


【シリアスに泣き、コメディに笑う】


ハリウッドのコメデ
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

4.0

【神のみぞ知る】


思えば海南の神も、
『監督から実質の戦力外通告』
を受けていました。


神は何考えてるか分からない、
気味悪い表情をしていました。


しかし彼は、
内なる闘志を身にまとってい
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

5.0

【粗大ゴミじゃねぇ】


クスリを吐き出して、


イカリを吐き出して、


社会から掃き出されて、
パットはゴミ袋を身にまとう。


【ただひとつの掃除機】


劇場で見た時は正直、
彼らの激情に理
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.0

【ルーム】


カスパー・ハウザーは、
部屋の中から出たことがない。


この世には、
知らぬことが多すぎる。


カスパーは世間を知らず、
世間もまたカスパーを知らない。


【謎だらけのカスパー】
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

5.0

【凡才マカヴォイ】


マカヴォイのくせに、
彼女を親友にNTR。


マカヴォイのくせに、
過食症の上司にパワハラされる。


しかし実体は、
『伝説の殺し屋マカヴォイのパパの息子』
である。
やっ
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

5.0

【コリンズは懲りずに生きている】


コリンズは無神経な男であり、
思い込みが激しい性格をしている。


根拠のない自信を持ち、
自分自身に自惚れている。


己の"身の丈"を鑑みず、
ポジティブを履
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

5.0

【ボルグはハルク】


ボルグは短気であり、
紳士のスポーツであるテニス
からは嫌われていた。


彼はテニスを続けるために、
己の感情を制御する必要があった。


そして後に、
ボルグとテニスは相思
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

5.0

【ハイになる】


背がハイになると、
丸3日間は寝込むハメに。


体が透明になると、
身体が激痛に襲われるハメに。


助けを呼ぶと、
アントが喰われるハトに。


感動の再会は、
涙なしには語れ
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雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

5.0

【フューチャー&パスト&ナウ】


『カメラを止めるな!』
における、
『長回しを過去への布石』
だとすれば、

本作『斉藤由貴の断章』は、
『長回しを未来への布石』
として用いています。


いずれ
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LOVERS(2004年製作の映画)

5.0

【野に咲く花のように】


『本気になるなよ』


お約束に、
もはや裏切りは存在せず。


刀腰から刀越しの会話が、
いつしか肌触りの感触に。


『本気にはならぬ』と決めても、
『本能が従わぬ』
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

5.0

【デスティニー/緑の愛】


トリコロール3部作には、
前日譚がありました。


それが本作、
『グリーン・デスティニー』
となっております(虚)。


愛の始まりは、
中国に隠されていたのですね(実
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

5.0

【KUNOICHI】


水野裕子が『KUNOICHI』の、
FINAL STAGE『天空棒』に挑戦。


天空に浮かぶボタンへ手が届かず、
わずか『0.2秒』の差で完全制覇を逃す。


『もっと早く
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グランドマスター(2013年製作の映画)

5.0

【THE GRAND@MASTER】


"さくら"をモチーフにした曲
が作られ続けるのは、
『人それぞれの桜の見方』
があるからです。


それと同様、
『作り手の数だけイップマンの物語』
がありま
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恋する惑星(1994年製作の映画)

5.0

【御期限いかが?】


やっぱり洒落てますねぇ。


人の心にゃ期限がありますねぇ。


『好きだの』『嫌いだの』
言いますが、結局
『慣れた』だけでね。


次会うときまでには、
『少しぐらいは慣れ
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最終目的地(2009年製作の映画)

4.0

【夏の決心】


『出て行きたい』『留まりたい』


人によってその場所は、
『必要であったり』『必要でなかったり』


出て行くことで、
『成功するかもしれないし』
『失敗するかもしれない』


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白い花びら(1998年製作の映画)

4.0

【妻のマルヤと夫のユハ】


人は変われますね。
悪い方向にならいくらでも…。


希望と欲望は似て非なるものであり、
マルヤは欲に溺れたのかも。


マルヤが掴んだ藁は役に立たず、
丸太は遥かに彼方
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

【どうすればいいもんかねぇ】


『何をすれば愛してもらえるのか?』


『ゴマをすれば愛してもらえるのか?』
『マッチをすれば愛してもらえるのか?』


『心はすれていくばかりで』
『気持ちもすれ違
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

5.0

【悪い奴ほどよく洗脳する】


『負んぶに抱っこしながら生きている』
自分に対して、
『たまらなく情けない気持ち』
になります。


僕はいつも、
『誰かに通訳してもらわないと』
『自分を表現できない
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バオ(2018年製作の映画)

4.0

【バオ来訪者】


なんていうか、
永遠なんてないのでしょうね…。


変わり映えのない日常には、
必ず飽きが来てしまうものです。


これだけ人生訓をテーマにした
映画が量産されている訳ですから、
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天使の涙(1995年製作の映画)

5.0

【堅気はどこかへ逸れていった】


マトモじゃいられない。
でもどこかに等身大の生き方が…。


どう考えても、
美しいと言わざるを得ません。


彼ら一人一人に物語があり、
生き様がある。


単刀
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花様年華(かようねんか)(2000年製作の映画)

5.0

【フェロモンかけ流し】


トニー・レオンとマギー・チャンの
色気がムンムンです。


特にマギー・チャン。
指先の動きまで艶めかしく、
24hフェロモン振りまいてます。


見たところ、
2人とも中
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浮き雲(1996年製作の映画)

5.0

【凡才バカリダモン】


アキ・カウリスマキ監督の映画では、
『出演者はみな感情がないかのような演技』
をします。


他の監督作品で同じ演技をしたら、
絶対にダメ出しをくらうでしょう。


それでも
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

5.0

【空を破りたい、虚がまとわりつくから】


『殻を破りたい?』
『車ごと店に突っ込みたい?』


そうは思っても、
人間そうは行動に移せない。


最初は退屈な珍道中。
『通じ合えたのは心が成長したか
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.0

【極楽はどこだ】


不思議なもので、
『絶望の世界でも希望が持てる人』は、
どこか"淡々"としています。


『取り乱していても仕方ない』
『希望が見えるまで待つしかない』


一見すると"受け身"
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

3.0

【ヒルクライムも怯むくらい相思相愛】


これだけ多くの人が死にながら、
特別な感情が湧きません。


アクション映画ならまだしも、
この手の悲劇にしては響きません。


はみ出し者ハムレット、
その
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.0

【T.レックスがいて震える】


『日々怯えながら暮らす人』ほど、
『いざという時には肝が座る者』です。


『日々楽観的に生きる人』ほど、
『庭に恐竜がいれば取り乱す』のです。


マルコム博士が
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欲望の翼(1990年製作の映画)

4.0

【シット・イズ・ビューティフル】


『嫉妬入り乱れる世界は美しい』


人間は、
『嫉妬からは逃れられない生き物』
だと痛感します。


しかし嫉妬があるからこそ、
『人は悩み』『苦しみ』『もがき』
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