デヴィッド・ボウイの『スペース・オディティ』からはじまるオープニングからの圧倒的なビジュアルでグイグイ引っ張っていく作品。後半のまとめ方の優しさというのはやはりフランス的なのか。正義のヒーローみたいな>>続きを読む
ちょっと無理のあるストーリーだが、誰にもあるささやかな善性というテーマを描くためのもの。そういう包摂的な部分は今のアメリカのリベラルとは真反対な気がするがアカデミー賞でもウケたのが面白い。
本当に何気ない日々の行動が大きな出来事につながっていく。そのささやかさを描くために本人を起用したんだと考えると最初観た時驚いたあのあっさりとした感じがむしろ心地よく思い出される。不思議な作品ですね。
実話映画に必要な「本人らしさ」というのは必ずしも見た目やしゃべり方だけではないと思っているので製作陣やゲイリーオールドマンの努力が「チャーチルに似せる」方向に向き過ぎている気がして残念。例えば「英国王>>続きを読む
前作にあった外連味がなくあっさりしすぎな印象。イマイチ盛り上がらないまま終わってしまった。
笑いがいっぱいの快作。
ジャックブラックの女の子が乗り移ったおっさん演技がめちゃくちゃキマってて笑った。
名優が勢ぞろいだが、デイジーリドリーやルーシーボイントンも負けていない存在感。
単調だが意外と緊張も解けず。ちょっと途中急ぎ足過ぎかな。
ギャラのせいでCGの予算は無くなったようだ。
しかしラストはな>>続きを読む
ペニーワイズが笑わせにきてるとしか思えないシーンがあるんだけどそれが不気味さにつながっている。
そして少年少女の成長物語として立派。
バカ映画だし粗がいっぱいあるのは間違いないし内容の割にちょっと長いとか突っ込めば色々あるんだけども、バトルジジイの登場からミズーリが動き出すまでのシーンなどは映画上最高レベルでキマってると思うので加点>>続きを読む
ロック様とケビンハートのやりとりが笑えるいかにもなバディムービー。
いじめの克服をテーマにしているのでラストシーンは素敵。
過去に観た映画の中でもトップクラスに奇天烈な映画。サバイバル映画の中で生きることについて考えるために死体を登場させ、しかもそいつに喋らせるというまさに「スイスアーミー」っぷりは斬新すぎる。
曲がシングストリート以上に好きかも。ダンとグレタのデート(?)シーンとかとても素敵だと思うしエンディングの優しさも良い。
前半は説明的なセリフが多すぎだしキャラクターも薄いので寒い。変なアニメくささが合わなかった。あといくら続編があるからって来週続きが観れる30分アニメじゃないんだからあの終わり方は何とかならんのか。
ゴ>>続きを読む
米南部らしいと言えるのか、レイドバックした雰囲気の中に微妙にブッとんだ雰囲気があるのが良い。推測だがこういう時代に南部の人々を(比較的)ポジティブに描くのはリベラルなイメージのある映画界では挑戦なのか>>続きを読む
ガーディアンズ路線というか、キラキラした造形の中全編ジョークを交えつつ各所でカッコいい画が決まるというスタイルで、かつMCUでのキャラクター設定の範囲でめちゃくちゃ自由にやってるというあたりが気に入っ>>続きを読む
映像的にもストーリー的にも前作から引き継いだテーマを自然な形で広げる事に成功していると思う。良い意味で飲み込むのがしんどい作品ではあるので大変。
アクション系路線と謎解き系路線のスパイ映画の融合を図った感じ。
80年代音楽に乗せたスタイリッシュなものかと思ったがむしろかなりハードコアでアクションの生々しさ、重さは今までのスパイ映画でもなかなかな>>続きを読む
差別との戦いと宇宙開発は、どちらもアメリカン・ドリームというか、フロンティアスピリットと言うかそういう高揚感のあるテーマなのでそれが混ざり合って力強いドラマになっていた。
若干「差別主義者をぎゃふんと>>続きを読む
『2001年宇宙の旅』のオープニングを観たからかもしれないけどエイプ達の姿がまるで宗教画というか神話のように描かれていて面白い。物語も重厚でまさに人間と猿が入れ替わっている。
真面目仕事熱心で家族もいて幸せだったはずの主人公が一度の過ちで車の中全てを失っていく。しかし彼の決断は真面目さ故に筋を通すというだけでなく重荷から逃げているようにも見える。
そういう哀愁も含めてほぼ顔>>続きを読む
音楽に乗ってハイテンポで激しいカーアクションが展開されるシーン(特に開始十数分くらい?のノリはすごい)はもちろん素晴らしいし、ラストの、ベイビーがデボラのために自分の殻を破って行くシーンも自分にはハマ>>続きを読む
よくよく考えたら話の大筋はプロメテウスや初代エイリアンと一緒だが、マイケルファスベンダーの怪演が光る。
しかしどうもエイリアン、特にプロメテウスシリーズは宗教的なモチーフとか荘厳な造形とか人類の起源み>>続きを読む
少しずつ精神的にズレた登場人物達のの絡み合いで静かなのに緊張感のあるサスペンスになっている。
ほぼずっとIMAX画角というのも迫力がものすごいが音の迫力もすごい。
異なる登場人物、時系列の映像が細切れに出てきてだんだん繋がって行くのは分かりにくいとも言えるがあくまで個人の視点として描いている感>>続きを読む
ピーター・パーカーのヒーローとしての責任への目覚めをMCUの文脈によって過去の作品とは違った形で描いているのが上手い。敵役も良い。青春映画としても爽快。
1人のゴロツキがあるきっかけからヒーローになっていく様子がダークで重い雰囲気の中描かれている。ストーリーは『ローガン』にも似た王道。ちょっとだけ個人的にはハマりきらなかったが、いい作品だしオススメ。
低予算ゆえに化け物をできるだけ見せない撮り方、結構ハマった。淡々とした独特の雰囲気が良い
センスオブワンダーに溢れる硬派なSF。
光と影をうまく使った映像が印象的。じんわりとしみてくる映画
「こういうのが好きなんやろ?」というメルギブソンの声が聞こえるようなリアルでグロテスクに描かれた地獄のような戦場。とその中ひとり自らの信仰の実践を続け、周りを巻き込んでいくデズモンドの対比。アンドリュ>>続きを読む
評判が高い理由もよくわかる。ドクターストレンジ以上?のサイケデリックな色彩と4DXを意識して作ったかのようなカメラワーク、ジョークも満載、何よりストーリーが素晴らしい。メンバー皆が、それぞれ家族、友達>>続きを読む
アクションがものすごいのは間違いないが、それ以上に自分の愛する人(犬)の復讐としてジョン・ウィックが暴れるというのがエモく描かれてるのが個人的に好きだった。あと殺し屋たちが集まるホテルとかそういう設定>>続きを読む
ちょっとした事から元々敵対していたわけでもないのに撃ち合いになってしまうバカバカしさを描き続けるが、若干スベっている気がする
90分ほとんど撃ち合いなのは確かだが、登場人物は基本チンピラ程度のやつらな>>続きを読む
すごーく静かな映画だった。それ故に映像やここぞの音楽が活きてる
ゲイの話ではあるが、根底にあるのはピュアな恋の話だった
相変わらず5歳児のアイデアを大人が大金ブチ込んで作ったような感じで良かった。ステイサムがつよい
しかし過去7作目ある程度観てないとわからないストーリーではあるのにこれだけ人気なのはすごいな…
聴診器ステイサム、ぬるぬるステイサムなどいろいろなステイサムが出てきます