Sakuritaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Sakurita

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

いつ以来かの2回目鑑賞。
マーゴーは『俺たちに明日はない』の女の子にしか見えない。可愛い。ずっと闇の中にいて欲しい。
ウェスアンダーソンがベンスティラーをつかうとちょっとフランクで優等生感が抜けてこっ
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.6

2回目ですが全く覚えてなかった。ビルマーレーでてたのかw
みんなこれくらい正直に生きれるなら世界は平和だなぁって思う。まさかの蜂クラブがいい感じにフューチャーされるのウケる。
私も事故装って好きな人に
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.6

とにかくギタリストの音楽が良いですね。でもストーリーちゃんとしてるし、フレンチディスパッチを見た後に見ると新鮮で気づく事も多かった。
アンニュイなのに感動するのなんか腹立つ。

この映画を見て2日経ち
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怒りの日(1943年製作の映画)

4.4

もしかしたら男女でこの映画の印象が変わってしまうかもしれないと思った。私は最初自分と同性の歴史にこんなことがあったという恐怖感で感情がいっぱいになってしまったが、冷静にみると夫婦お互いの苦しみがあり、>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.9

彼のアジアが舞台の映画とはすこしちがう、新鮮な映画だと感じた。よりミニマルで国籍のないものに近づいていたし、それがコンセプトでもあったと思う。より宇宙言語できな、言語を超えたコミュニケーションにフォー>>続きを読む

アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.0

ブルーノガンツかっこいい…
悪事の始まりがアートというのが、少し皮肉で面白いです。最後の、謎の画家が道路を歩くシーン…

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミカエルがぼーっとしている瞬間とか、それと思い悩んでいる狭間の時間がとても魅力的な映画でした。妹ちゃんもとってもチャーミング。ジェンダーマイノリティの本人の兄弟姉妹の心情はあまり描かれる事がなかったと>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジェンダーマイノリティに加え、死生観、ヨーロッパでの海辺での甘酸っぱい青春など、いろいろな要素を取り入れた映画でした。
ただ、死んでしまった男の子がユダヤ人なのは、いかにも物語を面白くする設定に見えて
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像も音楽も何回も何回も繰り返し。
ただ現実の日常生活が変わるように毎回何かが一つづつ変化してゆく、、
タイトルの馬が本当に命綱なんですね。

地獄のような映画でした。

ファミリー・ネスト(1977年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

本当に嫌なお父さんですね、見てて腹が立った。すごい。
次男の奥さんとレイプ相手に対する態度の違いは全く別人格のようで、酒浸りの自分のことを棚上げにした意見ばかり言うし、でもイケメンで、どこか許してしま
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アウトサイダー(1981年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最初の精神科の場面や、仲間たちみんなでセックスをしているシーンで始まっていったので、そうゆう話なのかと思ったらだんだん夫婦間の切実な問題に焦点が当たっていってたと思います。
個人的には、その最初の精神
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ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

画面から匂いが感じられる映画でした。
主人公のタバコがコートに染み付いた匂い、雨の日のバーのカビ臭さ、髪の油っぽい感触など嫌なくらい伝わってきました。

「静」と「動」が対立し合いながら共存する映画で
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憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

3.8

三人でバイクを飛ばすシーンがこの映画の全部を表しているようだった。三人でたわいもなくじゃれ合うのとか、妙に長い時間のワンショットだったり、これが三人の最後の楽しい瞬間なんだな、と続きがなんとなく予想で>>続きを読む

凱里ブルース(2015年製作の映画)

4.0

彼ら一緒に旅をするのに夢中になった。
中国の田舎の街の美しさと、登場人物の少し尖った性格が垣間見えるのがよかったです。魅力的な人が多かった。
終始地に足がつかないカメラワークは「ロングデイズジャーニー
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

4.0

ずっと彷徨う画面。それでも本当に奇妙な瞬間はそれがわかるように描かれていて、終始地に足がつかない思いをする映画でした。もうついていくしかないんだなと思うと楽に見れると思います。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

大人になりたいマチルダの微妙な心情表現がよかった。一定のませた女子にはすごく共感ができる登場人物です。ナタリーポートマンだからできた役だと誰もが思っっているはずです。

彼女の周りにいる二人の男性の大
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

「かぐや姫」のレビューにも書きましたが、高畑勲監督作品の良さは、宮崎駿監督作品よりももっと現実的な状況の中にファンタジーを組み込んでくれる部分だと思います。その良さが最大限に発揮されているシナリオの映>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.3

この作品でフューチャーされるのはやはり絵の画表力だと思います。
筆のようなラインで、あのような動きをするアニメーションでここまでの長編は相当の作業量ですよね…。

アニメでは「描かれているものには必ず
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.5

最初の鳩が飛ぶシーンから、なんて美しい映画なんでしょう…。
監督は普通の映画を撮らせても絶対画力の才能があるのがわかりました。

彼の鳩の家を見た瞬間、ジョン・ウィックのバワリー・キングを思い出した。
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.3

忘れてしまったので二度目の鑑賞。

店内の装飾・机の上のもの、タバコの種類、音楽、登場人物の服装や話し方、全てから彼らの人間関係や状況、生い立ちをイメージさせてくれる。

もちろん、起用俳優の個性をそ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

私の中では永久的に完璧で完全な映画です。
何回見たかわかりません。
自分が成長するにつれて、解釈が変わっていくのが宮崎駿作品の好きなところです。1-2年前に原作も読んで尚更好きになった。

コロナ禍に
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

私の中では永久的に完璧で完全な映画です。
毎回のことですが、当時の村などのリサーチ量が底知れないですよね。それに完璧なストーリーをつけるので、没入できないわけがない。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.8

私の中では永久的に完璧で完全な映画です。
何回見たかわかりません。
自分が成長するにつれて、解釈が変わっていくのが宮崎駿作品の好きなところです。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.4

普通にいいひと。
奥深いとかはないけど、
いろんな料理とか、トラクターの改装とか、
綺麗なお姉さんとか純粋に楽しみました。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.3

なんか、この監督、女子のこと分かってるのかなって感じた記憶がある。

奇跡(1954年製作の映画)

4.1

本当に頭がおかしい。面白すぎる。

最初インガーが登場するシーンから、彼女だけライトの当て方が妙だったので、この女性がキーなのかとなんとなく感じさせられた。

何本か鑑賞してわかったが、監督の女性の描
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

んー個人的な悩みにパワー使いすぎて、トムホーランドもうちょっと頭よく見えるから繋がらない。この作品を機に色々なシリーズを作りたいんだろうなぁ〜っていうのが見え見え。
悪者はみんなかっこよい…

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.9

ユーロスペースの映画祭で見ました。3-4年前くらい。
貴重なフィルムでしたし学生の私は大変ショックを受けた作品です。

焼けていくシーンはどう撮られたのか…なぜあんな圧巻なシーンに見えるのか、編集なの
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ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.9

「裁かるるジャンヌ」を見てクレイジーな監督だと思って、この作品を観て、別のクレイジーな作品に仕上がっており大変驚きました。

最初はゲアトルーズが人に目を合わせないしずっと下を向いてるので盲者かと思っ
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.1

子供の頃に見たけど、今見ても映画評論的に面白いって思える(はず) 。
ちょっともう一回見てから感想書く。