Sakuritaさんの映画レビュー・感想・評価

Sakurita

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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.7

だらだらした物語なのですが、全体的なコンセプトもあってそれで良かったと思います。湖のランスロ等に比べれば進みの遅い映画に感じました。
いろいろなユース系の映画があると思いますが、ロベールブレッソン監督
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湖のランスロ(1974年製作の映画)

3.6

主体で動いているものの手先や足のみ描写しつなげ、重要な場面等の表情は一切見えない不思議な映画でした。いつも目線が手・足先の行動に行くため、行動しているゾンぶつの表情が読み取ることができず、観客が表情・>>続きを読む

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

3.6

あのロバは、きっと何かを比喩しているのかと思いました。
それは無垢で無条件に愛情を与えれる存在です。
「神」をロバに比喩しているとも考えられるかもしれません。
周りの人間ではなく、そのようなロバに不思
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少女ムシェット(1967年製作の映画)

3.6

きっと、変にませてしまった女の子だったんだな、となんとなく気持ちがわかりました。同時に、みんながそのような女の子を嫌う性質にある社会は変わらない気がしています。
一番、女らしい気持ちを持ったのがムシェ
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

2.9

なんやねんこのクソ映画。
ベンジャミンバトン並みの時間の無駄遣いだった!

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.3

シンデレラストーリーですよね。
最初から彼女を飯炊き女のように描いているので、それがあからさまにわかります。
若干腹が立ちます。
「私、家族のこともいろいろやるけど、本当は頭もいいのよ、私をもっと見て
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.9

正直、ヤバイ映画だな、と思いました。
「ホーホケキョ隣の山田くん」を見た後で連続して見たからか、宮崎さんも高畑さんも何らかのドラック・幻覚を経験したことがあるんだろうな〜と思いました。そんなことを考え
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

想像よりは面白い映画でした。
私は社会人なので少し子供っぽく見えましたが、主人公の様に周りとは少し違う性格・趣味を持った女子にとっては、世の中はこれくらい否定的に見えると思います。
ただ、それを正当化
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

3.7

監督がいかに女性・男性を隔てずに尊重しているかがわかる。
いまだ、世の中の女性は”淑女である”ことがよしとされており、彼女の今まであった経験や心の動きなどはないもののようにされてしまう。
彼女と結婚す
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

”偶然”と”必然”の境目、”想像”と”実際”の境目を考えさせられる物語群だった。だが、どの物語にも、偶然と想像の素晴らしさが必ず含まれていた。
最終的な登場人物の感情がポジティブ・ネガティブどちらにせ
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デュエル(1976年製作の映画)

3.7

だんだんと異世界な映画になっていくのが面白い。
最初はミステリーで、生々しい人間関係のもつれを解こうと物語が進んでいく。だが本当はもっと神秘的なものに魅せられた人間たちの話で、人間離れした存在もコミュ
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ノロワ(1976年製作の映画)

3.4

一人の人物を中心に描いているのだが、その一人の中心人物に順番に関わる人々をうまく見せてコミュニティのもつれを描いていた。最初は点と点がバラバラに感じられたが、最後に向けて整っていく(それでもカオスでは>>続きを読む

ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

4.7

監督はナチュラルに思考がハイですよね。

こんな家族映画見たことない。。
ビデオアート系で流行った交換ビデオ日記形式の映像がふとよぎりました。誰かの一定の時間のお話の音声の上に別の映像が流れていく感覚
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北の橋(1981年製作の映画)

4.0

二本立てで鑑賞。

最後の空手のシーンに監督映画の醍醐味が全て詰まっていた。皆と同様、びっくりしました。

でも「騙された」「やられた」という感覚より、「確かにこれ面白い、このまま見せて欲しい」と子供
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メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

3.4

監督作品二本立てで鑑賞。
レオの人間像がとてもはまっていて好きだった。
レオの性格や目的がはっきりしてる上に、お姉さんリサやロン毛男のキャラクターがふわふわしてるようにも感じた。
感情の表現で追う追わ
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修道女(1966年製作の映画)

3.8

学生時代に観ました。
長くて胸糞が悪くなる内容ですが、要するに、面白かったです。
それは、上映禁止になるよ、、笑 って思いました。

あまりにも一つの正義に囚われる某宗教にとって、このような映画が存在
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.4

「行為の美しさ」。
「俳優」という職業をメタ的に表現しているのだと感じた。
友達が言ってたが、時たま役のキャラクターが自分から抜けなくなることがあるらしい。
そんな何人も自分の中に自分がいて、ノイロー
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

戦争の中の日常生活を淡々と描いている。
”淡々”といっても嫁ぎ先に行くことになったり、その環境が厳しかったり、爆弾で片腕をなくしたり、家族を亡くしたり、近所の誰かの親族が亡くなったりする。
そんな部分
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じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

4.0

現実的に見るとチエちゃんの状況って本当に辛い。現代社会なら問題になるはず。めちゃくちゃ溌剌としている主人公のチエちゃんがいて、それが通常運転で物語が進むから最初は驚いてしまった。

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

4.8

最初から泣いてしまう、どうしても悲しい都市開発のテーマがどれだけ明るく描かれていても伝わってくる。あれだけ変化して動きのあるアニメーションで、常に120%で進む勢いのある映画で、だが同時に重いテーマが>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

3.7

ぱっとみただのおしゃれ映画に見えるだろうなって思った。中身はとても良い。セリーヌ・シアマに絶大な信頼をおいています。東京でいう新大久保みたいな場所なのかな、もっと土地感がわかると楽しいんだろうな。トラ>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.4

美術などとてもきれいで、いつものグロテスクな生き物をアイコンとしていたのも彼の作品らしくて良かったが、主人公がサーカスでギークを見に行った瞬間、物語の結末がわかってしまった。それをフィルム・ノワール的>>続きを読む

親密さ(2012年製作の映画)

3.6

ポレポレ東中野のオールナイトで鑑賞。
彼の大学自体の新鮮な映画だった。
机の横にレオスカラックスとかウォンカーウァイの映画の切り抜き写真があるのが、大学生っぽくって好きだった。
このころから時事問題に
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

先に「親密さ」を見てからの鑑賞で、それでよかったな、と思いました。監督が映画で突き詰めている趣旨がわかって、しかも監督が大学時代に作ったものから現在の映画が完成するまでの成長が感じられた。
女性の描き
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アネット(2021年製作の映画)

3.6

始まりはかっこよくて震えました、どんな映画がはじまるんだろう、、と思いました。

アダムドライバーはどんどんこの方向性になってきているのですが、私生活で正気を保っていられてるのなら安心です。

やりな
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

2回目鑑賞 202/3/27
↓とか言ってたけど、面白かった。すごい作り込まれてる。自分が子供だったね。紅の豚を見た後と同じ気持ちになった。私はまだそんな年寄りじゃないけど。あんなにお年寄りの面倒はみ
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

いつ以来かの2回目鑑賞。
マーゴーは『俺たちに明日はない』の女の子にしか見えない。可愛い。ずっと闇の中にいて欲しい。
ウェスアンダーソンがベンスティラーをつかうとちょっとフランクで優等生感が抜けてこっ
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.6

2回目ですが全く覚えてなかった。ビルマーレーでてたのかw
みんなこれくらい正直に生きれるなら世界は平和だなぁって思う。まさかの蜂クラブがいい感じにフューチャーされるのウケる。
私も事故装って好きな人に
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.6

とにかくギタリストの音楽が良いですね。でもストーリーちゃんとしてるし、フレンチディスパッチを見た後に見ると新鮮で気づく事も多かった。
アンニュイなのに感動するのなんか腹立つ。

この映画を見て2日経ち
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怒りの日(1943年製作の映画)

4.4

もしかしたら男女でこの映画の印象が変わってしまうかもしれないと思った。私は最初自分と同性の歴史にこんなことがあったという恐怖感で感情がいっぱいになってしまったが、冷静にみると夫婦お互いの苦しみがあり、>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.9

彼のアジアが舞台の映画とはすこしちがう、新鮮な映画だと感じた。よりミニマルで国籍のないものに近づいていたし、それがコンセプトでもあったと思う。より宇宙言語できな、言語を超えたコミュニケーションにフォー>>続きを読む

アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.0

ブルーノガンツかっこいい…
悪事の始まりがアートというのが、少し皮肉で面白いです。最後の、謎の画家が道路を歩くシーン…

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミカエルがぼーっとしている瞬間とか、それと思い悩んでいる狭間の時間がとても魅力的な映画でした。妹ちゃんもとってもチャーミング。ジェンダーマイノリティの本人の兄弟姉妹の心情はあまり描かれる事がなかったと>>続きを読む

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