リアルに考えるとヤクザがあんなに優しいのは恐怖でしかないけど、ファンタジーと思うと最高に面白い。綾野剛の上手さを堪能した。難点はテンポ。中学校部活の各エピソードは中弛みした。バッサリ切って短い尺だった>>続きを読む
再現Vのないドキュメンタリーだと最初に銘打ってあったのでそれを踏まえて見たけど…首の皮一枚繋がってる状態での脱北は息が詰まる展開だった。
もちろんこの映画はアメリカなり日本なりのバイアスもあるんだと思>>続きを読む
北野武が秀吉？と疑問符だったけど、百姓出身の説得感があり、なるほどと思った。俳優陣が豪華で一人ひとりの演技は半端なく良いのだが…なんかまとまらない感じ。すごく笑ったもののコメディも中途半端な気がする。>>続きを読む
女性たちの映像が美しいので映画館で観た甲斐はあるのだけど、ツッコミどころが多すぎる…。
山田孝之の鬼畜っぷりはすごい。竹野内豊の情けない胡散臭い職業感もよく出てる。役者陣はいい演技なんだけど、如何せん>>続きを読む
単純に面白い！タイムリープの映画と思いきや意外にも、仲間とは、仕事とは、と思いを巡らしてしまう内容だった。あの嫌な電話かけてくる崎山のテンションが腹立たしくて笑える。
『リバー、流れないでよ』、最高に面白い！
隣の人も前の人も、みんな笑いを堪えられないという雰囲気が充満してた。タイムループするだけでなく、その間の記憶があって連続しているのが肝。テンポが良くて楽しいま>>続きを読む
登場人物の視点によって見えるものが異なる映画。お母さん視点から見た事象を、教師視点で再構築する。お母さんも先生も一生懸命ないい人で… やるせなくなる。さらに子供ふたりの視点から見るとお母さんと先生のダ>>続きを読む
これでもかと自分の身体を痛めつけて自分を罰する気持ち、心が耐えられなくなった時に食べることに逃げる気持ちが、わかりすぎて胸が苦しくなった。
主人公の話し方や態度は、理知的で穏やか、素敵な人なのだろうと>>続きを読む
情熱あふれたお仕事映画。面白かった！エア・ジョーダンに焦点をあてて、それ以外を潔く切っているので、すっきりまとまっている。それだけにもっと長尺で見たかったという気持ちとこれでよかったという気持ちと半々>>続きを読む
予定調和だし、ベタな話だし、トム・ハンクスなんだけど…、それを差し引いても良い映画だと思う。「やっぱりそうなるよね…」と思いながら涙止まらず。
人との繋がりを作るのも維持するのも苦手、なんのコミュニテ>>続きを読む
最初30分くらいは正直何を見せられているのかと思った。途中で、もしやこれは愛の映画？考えるな、感じろ！的な映画？と理解。結局何だかわからないまま泣いてしまい、あっという間に終了。すごいなこれ。
9.11の遺族補償基金の補償額を決めた弁護士の話。理屈ではそりゃ早期に解決して補償金を受け取った方がいいのだけど…まだ決めたくない、お金じゃないという遺族たちには、良かれと思って提案してるのに…という>>続きを読む
『お嬢さん』が大好きなのでパク・チャヌク監督『別れる決心』試写会に行ってきた。
いやこれ…もう一回観ないとだめかもしれない。もっと気を配って観たらもっと深みを覗けそう。
刑事ヘジュンのひとり暮らしの家>>続きを読む
借金で投獄されているのに拾った大金を返した、という美談にメディアの寵児となる主人公。借金で投獄とか、拾ったものを返してそこまで騒ぐ？というイランとの文化の違いが面白い。
登場人物どの立場で見ていいかわ>>続きを読む
映画『アムステルダム』、面白かった。
アムステルダムは彼らにとってのユートピア、自由で平等で、愛と芸術を愛する者の化身なんだね。
ミステリなストーリーも面白いんだけど、部屋のインテリア、壁紙が特に素敵>>続きを読む
何十年ぶりに映画館で観た。当時も好きだった赤いカーテンがはためく廊下、雨降る街角、キサス、キサス、キサス。ほんとに素敵。
改めて大きなスクリーンで観るとチャイナドレスの艶やかさと、布地に映る華に釘付け>>続きを読む
知識なんてなくても充分伝わる。政治ドキュメンタリーと構える必要なんてない。ノンフィクションなのにそこらの映画よりサスペンス。これは絶対観てほしい。ナワリヌイ氏がどんな逆境でもユーモアがあってキュートな>>続きを読む
このままこの擬似家族で『やり直し』てほしい…と思ってしまった。ヘジンがお兄ちゃんぶるのが可愛くてね。このままお兄ちゃんにさせてあげたくなってしまった。
いつか全員が顔を合わせる日が来ればいいのだが、ラ>>続きを読む
実話なのにきっちりエンタメに仕上げているのはさすが韓国。
ソマリアでも、そして母国でも、いつ戦争が起きるかわからないってほんとに怖いね。
結末に肩透かし…。途中まではいろんな伏線が張られててどきどきするのだけど、結果全部ミスリードなんだよなあ。原作はどうなんだろう。
とにかく阿部サダヲの演技がすごい。主人公はもう少し抑えない演技だった>>続きを読む
イラン映画は2回目だけど女性の生きづらさが気になって仕方がない。女性が1人で生きることが非常に困難。胸が苦しくなる。
そして神の問題。こんなに女性を生きづらくして、そして冤罪を肯定する言い訳にも使われ>>続きを読む
黒幕だと思いきや違う、の繰り返しで主人公のことまで疑ってしまった。監督の思うがままに転がされた感じ。
音がテーマというから『ギルティ』みたいな映画かと想像していたけど、いい意味で裏切られた。怖かったら>>続きを読む
『コンプリシティ/優しい共犯』試写。
言葉が通じない異国で、ひとりで。でも不法滞在だから日本の警察には頼れない。主人公のリュウくんの目からこの心細さがひしひしと伝わってきた。だからこそ住み込みで働い>>続きを読む
『セールスマン』試写。
妻が不注意で開けてしまったドア。侵入した男に襲われ怪我を負うが、イスラム文化故か警察には届けない。そこで夫は犯人を「妻の為に」探し、罰するが…それは妻の希望だったのか。頼もしい>>続きを読む
『はじまりへの旅』試写にて鑑賞。感想をtweetするにあたり、映画内で父が子に言う「本の粗筋はいいから君の考察は？」が心に刺さる(笑)。
彼らの生活を見て「当たり前」と考えていた社会、生活、教育への考>>続きを読む
