バナンザさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

フォーカス(2015年製作の映画)

2.5

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12分からのミスディレクションが芸術的。アポロ・ロビンズが犯罪者だったら、お金に困らないなと感じた。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

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役所のデジタル化された対応とダニエルの人間味のある優しさが対比的で印象深い。

融通が利かず本当に必要としている国の支援が届いていない現実はイギリスだけに限ったことでない。映画に登場する、シングルマザ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.2

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映像に断片性が感じられるのが面白かった。無人島から大きな島に流された場面では話の区切れが感じられたり、フンを踏んで斜面を転げ落ちた前と後、熊を発見して好きな女性の家の裏庭に到着した前と後の大きな展開の>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

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ヒトラーの発言に言葉の重さが感じられて、立ち振る舞いや話のトーンにリーダー性が感じられた。
モーツァルトはピアノを演奏して、ヒトラーは国民を演奏するという相似を示したことをユニークだなと感じた。

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画全体にわたってwhoという言葉が多用されていた。大物として登場する表現者は輝きをもって内面に迫ってくるアシュレーに魅力を感じたんだと思う。

アシュレーがマンハッタンでインタビューできるとギャツビ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.8

水に落ちて過去にすり替わるシーン、違う形で表現して欲しかった。マッチカットで現在から過去に衝撃を伴って一瞬ですり替わるように。

精神的距離、物理的距離、心理的距離が離れた人にあって現在の自分を再認識
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