Satokoさんの映画レビュー・感想・評価

Satoko

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

「原爆の父」と呼ばれているオッペンハイマーの栄光と凋落の半生が描かれた作品。

太平洋戦争末期、アメリカ政府は核開発を急いでいた。
天才物理学者ロバート・オッペンハイマーは核開発プロジェクト「マンハッ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

戦後の混乱期が舞台。
特攻隊員の生き残り「敷島」が主人公。

「ゴジラって子供が見る怪獣映画じゃないの?」と少々バカにしていたけれど、この作品は戦後の絶望や喪失感から立ち上がる人間ドラマだった。

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(2023年製作の映画)

4.0

荒木村重が信長に謀反を起こしたところから本能寺の変までが舞台。ほぼ原作と同じ流れで話が進んでいく。

登場人物の狂いっぷりやバイオレンス描写が色濃く、「アウトレイジ」戦国時代Ver.プラスBL要素多め
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.3

原作は30年ほど前にヒットした同名漫画。
秘密裏に日本初の原子力潜水艦の艦長となった海江田(大沢たかお)は
潜水艦に核ミサイルを密かに搭載し逃亡し、独立国宣言してしまう。
法の縛りが効かなくなった核を
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.3

えっここで終わり?と思わずつぷやいてしまいましたが、面白かったです。

漫画やアニメは全く観ていないですが、普通に楽しめます。
ちょっとしか出てない人が主役級の俳優さんだったり、キャストも豪華!

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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.1

やっと観に行けた!
インディ・ジョーンズも5作目にして最終章。
1作目の「レイダース 失われたアーク」はなんと1981年だったそうで…

子供の時から見ていた映画シリーズが終わっちゃうのは、ちょっと寂
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.2

前作の王宮内での戦いとは違い、ほとんど全編通して蛇甘平原での戦いを描く。

主人公「信」の初陣でもある今作、大沢たかおはじめ、佐藤浩市、豊川悦司、小沢征悦など将軍や高官たちも主役級の豪華キャストたち。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

36年ぶり待ちに待ったトップガン続編。
トップガンの教官として戻ってきた伝説のパイロット、マーヴェリックが再び困難なミッションに身を投じていく。
オープニングであの懐かしいテーマソング「デンジャー・ゾ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

話題の「シン・ウルトラマン」
実は私はウルトラマンを断片的にしかテレビで見たことがなく、そのストーリーもよく知らない。知っているのは「気の優しい正義の味方。僕らのヒーローウルトラマン」ということだけ。
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

4.2

原作は司馬遼太郎の同名小説
越後長岡藩家老河井継之助の生き様を描いた作品。

継之助は幼い頃より読書、学問に熱心に取り組み、青年期には藩士の身分でありながら江戸、西国に遊学を許され、その後その知見を買
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9


村上春樹の短編集「女のいない男たち」の中の同名小説が原作。
舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくな
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.8

50歳になる自閉症の忠さんと年老いた母親の日常を切り取った作品。

温かく見守ってくれる人がいる一方、残念ながら地域の人たち全員が、知的障害等を抱える人たちのことを温かく見守っているわけではない。
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

好きだったドラマが映画化
あのシロさんとケンジが帰ってきた!

同性カップルゆえの壁、家族との関係など、難しい問題も多々あれど、時にぶつかりながらも二人で乗り越え、美味しいご飯を食べながら笑い合う。
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.1

原作は司馬遼太郎の同名小説。
少し省いている部分もあるが、かなり原作を忠実に映像化していた。

幕末わずか6年しか存在しない「新撰組」の成り立ちから終わりまで、同郷の近藤勇や沖田総司との絆の深さを五稜
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

クレイグ版ボンドの集大成

コロナの影響で何度も何度も公開延期になり約1年半お預け状態だった本作。やっと観れました〜♫

お約束のド派手なカーアクションも健在でハラハラドキドキの展開。
物語の中心とな
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.8

あまり期待せずに観に行った作品だったが、久しぶりに心揺さぶられるものだった。

「うちらみたいのんは、一人で生きていかないけんのんじゃ!強うならんといかんで!」

トランスジェンダーの凪沙と育児放棄さ
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AI崩壊(2020年製作の映画)

4.5

Filmarksさんの試写会で鑑賞させて頂きました。

「AIは人類を幸せにできるのか?」
舞台は2030年 突然AIが暴走し、人類を選別し始め日本中がパニックに陥る。
身近になりつつあるAIと私たち
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.6

うーん…
人生で初めて「寅さん」映画を観る。

この令和の時代に寅さんがいたら…というテーマのはずなのだが、なぜか登場人物の設定や住居の空気感などがどれもこれも「昭和」を抜け出していない感じ。
「今時
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

40年あまり続いたスターウォーズシリーズもとうとう最終話。
おなじみのテーマソングが鳴り響き、「遠い昔…遥か彼方の銀河系で…」とオープニングが流れていくのを観るだけで「おお〜っ!」とワクワク感高まりま
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.6

討入り に必要な予算は9500万円!赤穂浪士達は無事に一大プロジェクトである「仇討ち」を「予算内」で決行することができるのか?
忠臣蔵を「金銭面」に特化して描いた作品。
「討ち入りシーン」がない忠臣蔵
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.2

バラバラになった家族の再生の物語。
子供達を暴力から守るために夫を殺した母親。その母親が刑期を終え、各地を転々とし15年ぶりに子供達の元へ帰ってきた。
「殺人犯の子」と謗られ辛い思いをしながら生きてき
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

シュワちゃんのターミネーターが帰ってきた〜!
序盤は誰が味方で誰が敵なのか分からず、ハラハラドキドキ。
敵が送ってきたターミネーターREV9の進化が「コレ何やってもくたばらないのでは?>_<」と思うほ
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.5

10年ほど前のハリウッド映画のリメイク版。

人生の大半を家庭に捧げてきた地味で真面目な主婦と人生を仕事に捧げてきた成金女社長。
余命宣告された2人がひょんなことから出会い、あることから手に入れた1人
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

誰も救われないストーリー。重々しい空気感。
バットマンの宿敵ジョーカーの誕生秘話。

アメリカではこの映画を適切に受け取れず、リアルにジョーカーになってしまい凄惨な事件を起こす人間が出てくるのでは?と
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The King and I 王様と私(2018年製作の映画)

4.5

物語の舞台は、1860年代初頭のシャム(現在のタイ王国)。英国女性アンナ(ケリーオハラ)は、シャム王の夫人達と子供達の家庭教師をするために、息子を連れてバンコクにやって来る。すぐに子供たちと仲良くなる>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.6

テロの恐ろしさを嫌というくらい実感できる作品。
2008年に起きたムンバイ同時多発テロの実話。本作品では主にタージマハルホテルでの人質脱出事件が描かれている。

ホテルの宿泊客を無事に逃がすため、脱出
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.2

とにかく笑える!
久々に映画館でゲラゲラ笑ったかも🤣
国民にも家族にも嫌われている総理大臣が、ある事件で記憶喪失になってしまい、自分が総理大臣であることも、家族の名前さえも、なにもかも忘れてしまい、秘
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空母いぶき(2019年製作の映画)

4.0

20XX年、日本最南端の海域で国籍不明の軍事勢力に突然発砲され、日本領土の一部が占領され、海保隊員が拘束された…。
(原作では実在する国に尖閣諸島を占領されたという設定らしい)。
専守防衛の難しさ、戦
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

原作未読だし、正直全く期待せず観ましたが、いい意味で完全に予想を裏切られました。
ど迫力の映像美と殺陣の格好良さ。
大ヒット作品なのも頷ける。
楊端和役の長澤まさみがとにかく美しく、今回役作りためトレ
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

久々のクリント・イーストウッド主演映画。犯罪サスペンスでありながら、家族とは?人生とは?を考えさせられる作品。
2時間の間、イーストウッド演じるお爺さんが運転しているシーンがほとんどだけど、全く退屈せ
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.7

世界的作家ジョゼフとその妻ジョーンの元にノーベル文学賞受賞の知らせが届く。息子を伴い授賞式に出席する夫妻。しかし…実はジョーンは夫の“ゴーストライター”として、世界的作家となる彼の成功を支え続けていた>>続きを読む

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.4

1945年4⽉ 敗⾊濃厚なドイツでは兵⼠の軍規違反が相次いでいた。脱⾛兵ヘロルトは、乗り捨てられた⾞両の中で大尉の軍服を発⾒。それを⾝に纏って⼤尉に成りすました彼は…。
まさかの実話。借り物の権力、そ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.4

話題の作品
ストーリー自体はそんなに新鮮なものではないが、フレディの心情やバンドの状況がそれぞれのシーンで登場するQueenの曲と非常にマッチしていて、Queenのドキュメント映画としてとても楽しめた
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.4

初めてのロシア映画。
ニコライ2世の名誉を傷つけるとしてロシア国内では上映禁止、賛否両論、安全上の理由で出演俳優がプレミア上映会を欠席する事態にまでなった問題作…らしい。ロシア帝国のラストエンペラー
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

4.3

初めて観るイスラエル映画
ドイツ ベルリンのケーキ職人トーマスは、イスラエルから出張で来る妻帯者オーレンと恋人関係に発展。ところが突然連絡が途絶え、やがてオーレンがイスラエルで事故死したことを知る。一
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

「寂しいからこそ忘れない」
「見た目に騙されないで」
母を亡くし寂しい思いをしている少女が、クリスマスの夜に森に迷い込む…そしてその先に待っていたものは…
ディズニーの世界観満載。
花の国、お菓子の国
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