べらしさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

愛のメモリー(1976年製作の映画)

4.8

教えてくれ
なぜあなたが愛を得たときに愛を喪う恐ろしさにここまで打ち震えるようになったのか

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.5

明確なプロパガンダとして作られている映画が「現代」の意匠を纏わねばならぬという難しさ

あと『マイ・バック・ページ』の頃からそうだけど、最後に主人公が泣くのはおれは好きではないんだよ……感情を奪われた
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.8

ヨーロッパの映画は人生においてそこだけ永遠に続いていたかに思えるような、特別な瞬間を切り取るのが巧くてねえ
いつもアメさんの映画を観ていると人生そのものという巨大な物語に心動かされていると思いがちだも
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銃殺(1964年製作の映画)

3.5

以下、映画の感想↓
この監督、意外性はないが常に手堅く面白い

以下、2.26事件の感想↓
高校紛争で教室にバリケード作った生徒ってこんな感じだったのかねと思うほどの幼稚さ
ネゴシエイトという発想がな
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クロムウェル(1970年製作の映画)

3.3

顔はめちゃくちゃ見覚えあるのに名前が出てこないことが多いここら辺の英国の名脇役達

コーマ(1978年製作の映画)

3.9

こんにちは、リチャード・ウィドマークの顔推しです

原作を兼任していないのが意外なくらい、世間に蔓延る陰謀論にこの人は相当な責任がある
陰謀論ほど愉しいものはないからな

駆逐艦ベッドフォード作戦(1965年製作の映画)

4.5

だ、大傑作だ……
まだまだ知らない映画がこの世には沢山ある……
😨😨😨😨😨😨




パワハラは世界を滅ぼす

ラ★バンバ(1987年製作の映画)

3.7

そういや2/3だったね
もう65年も経ってしまったとは
合掌

マン・ハント(1941年製作の映画)

3.2

チェックしてあったので昔観てたらしい、まったく覚えていない

自発的に選び取ったものでなく上から強制されたイデオロギーによって作られた映画は、それが反ファシズムであってもどこか歪な感じを残しているもの
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.2

悪いが、苦手な監督だ
これがシュテファン・ツヴァイクと何か関係があるの?? 本当に?????
皆ツヴァイクを読んだ上でそう言ってるのか??

あまり鵜呑みにするのもどうかと思うぜ

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.9

なんと哀しい話であることか😢😢

分かる人だけに分かるように言うと「満州の候補者」ですよ
勝ち目のない、しかしやらねばならない戦いに臨む漢は何もワイルドバンチのように振る舞わなくてもいい、頬を涙で光ら
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つぐない(2007年製作の映画)

4.5

😭😭😭😭😭😭

映画とはもうそこにいない人を焼き付けること
そこにあるはずだった未来を描くことでいわば墓碑銘とできるのかもしれない

😭

アッシャー家の惨劇(1960年製作の映画)

3.7

なるほど
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なるほどなるほど

『ヘル・レイザー』って堂々たる伝統に則ったゴシックホラーなんですね
後世に残るわけですよ

教養の欠落ですネ

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.6

あー楽しかった
『ポゼッション』の次くらいに楽しかった

人間なんてのは文字通り一皮剥けばグチャドロなんだから殺し合いとかしちゃダメですよ

(1963年製作の映画)

3.4

映画黎明期にメリエスであるいはポーターで、観客が画面に恐れ慄いたという逸話は本当だと思うね

なぜならわたしがカモメを避けたので

放射能X(1954年製作の映画)

3.6

『ガメラ 大怪獣空中決戦』が幼少期のバイブルであったのには理由がある
怪奇SFの古典の必要条件を完全に満たしていたのである

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

ジョナス・メカスの映画を思い出したよ
フィルムに焼き付けたその瞬間から過去になっていくという残虐さにおいて、表面上の映画の形式などそう大した違いではないのだ

(1951年製作の映画)

2.8

下手なハリウッドのスタジオで撮った辺境冒険活劇や、モンド映画なんかよりずっといやらしく見える
なぜだろうね

おそらくサイードさん辺りが100回ほど言ってると思うが、植民地主義の核は相手を自分たちに理
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黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960年製作の映画)

4.4

およそ10年ぶりに観た
どんな人類の時間の悠久さ、愛の儚さを説く外国映画を経ても、この極東の島国の小市民の悲劇には有無を言わせぬ迫力がある

実は文学でいうところのエミール・ゾラなんかに近いんだと思う
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